以前、職場が引っ越す前の駅前で
良く買っていたビッグイシュー。
新宿に移ったんだから、販売員さんもいるでしょう、と思っていたら
案外見つからず、
たまたま見かけてもそのまま素通りすること幾年月。
出先(関西)で見かけた時は
なるべく買うようにしていましたけど、
定期購入は年単位でしてませんでした、
昨日、久方ぶりに帰り道で販売員さんを見つけましたので
1冊、お持ち帰りしました。
ビッグイシューのシステムについては、
以前(といってもすごく昔)このblogでもご紹介してますので
詳細は省きます。
ご興味をお持ちになった方はこちらをご覧下さい。
すごーく久しぶりに手に取った本誌は
想像以上に進化していて、興味深い記事が増えてました。
月2で発行されてる本誌、
通販申し込めばストレスなく読めるわけですが、
(出資者になるという手もあるわけですが)
それだと意味がないのよ、
販売員さんから直に購入しなくては。
ビッグイシューはそういう経済活動が必要なメディアです。
私は、身内にはまったく優しくなく、
病人がいようとかまわず
(死に瀕しているというのに……)
自分本位の生活を送るところがあります。
ま、利己的なんです。
でも、たとえば、ホームレスの方が
雨の日も暑い日も、寒さに凍えそうな日も
本誌を掲げて街角に立ってるのを見るのが辛い。
募金活動をしてる学生さんを見るのが切ない。
本買ったり募金したりする時、
まるで免罪符を買ってるようだなあ、と
自嘲したくなるんです。
変な奴だと、自分でも思います。
ま、とりあえず。
昨日の1冊は、再開の一歩。
ビッグイシューはこれから
見かけた時には可能な限り協力することにします。
そういえば、もうすぐ公開が終わってしまう、
(見に行けるかなあ! 無理だったらDVD買うけど)
ネコが出て来る映画、
しあわせのハイタッチ。
この原作者もビッグイシューのシステムを使って
社会復帰を果たし、
作家として生活を立て直したそうです。
すべてのホームレスさんが
独り立ちできるわけではないんでしょうが……
何かすることに意味があるんだと思います。
きっと。
よく頑張っておられるんだなあ、と感じていました。
ずいぶんお洒落な表紙なんですね。
シャーリーズ・セロンだなんて。
t-catさんが仰る「免罪符」の件は自分にも思い当たる節があるので
お気持ち分かりますねえ(~_~;)
それを『変な奴』というならば、
私も『変な奴』のひとりです(笑)
でも、思っていても何もしないでいるよりは
そのように行動することはいいことと思いますよ。
その映画のCM少し観たことあります。
そうなんですか、その原作者がねえ・・。
「行動する勇気」今、私に一番必要なものかも知れません(^_^;)
TVで紹介されてましたか!
もしかしたら、映画の影響なのかな?
ビッグイシューは、
セレブたちも記事を書いてる人も
取材を受ける側も
無償で提供してるんですって。
少しでも手にとってもらいやすいように、って
ことなんでしょうね。
著名人の影響力は大きいですから。
ハリウッドスターやミュージシャンたちの表紙は割とみるけど
日本の俳優さんは……
あんまり見ないような気がします……
無償ってところがだめなのかなあ……
で、免罪符(大笑)活動、再開しましたので
可能な限り買うことにしました。
少しでも懐が潤いますように。
人間らしい生活が送れますように……