ピントがぼけていなければ(苦笑)
そろそろベランダのバラも冬じまいの季節のようで、
早い株は半分以上落葉しています。
異様に緑生き生きの株もありますが、
時期的に今から蕾をつけるような芽は出ないと思うのです。
ゆっくりのんびり
寒さとつきあいながら丸みを帯びた花がやっと咲きました。
これは、半分以上見放していて全然期待していなかった
ワイフ・オブ・バースです。
…ごめんよ。私が悪かった。
そう言いたくなるくらい、
カップ咲きの花は美しく、
これは形に残さなければ! と、
朝の時計を横目で見ながら急いでパチリ。
ピンぼけなのは、あせっていたから、
というのもあるんですが、
ハイブリット・ティと違って
細い茎に見合わないくらい大きな
花をつけ、風にゆらゆらそよぐ風情が優しげな、
イングリッシュローズならではの
特性に因む点が大きすぎる。
蕾の重みに茎が耐えかねて、
みーんな花が下向いちゃうんです!!!
カメラを下向きにして、「このあたりかな?」
でパチリ、なので、仕方ないのです。
手で持って首を上に向けると不自然ですし…
イングリッシュローズが切り花として
流通できないのは仕方ないよな、と思った朝でした。
花瓶に活けてもみんな下向きじゃ、
テーブルの下にしゃがまないとご尊顔を拝めませんからね。