スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

後日談

2010-10-10 | 趣味のSA・PAめぐり
 収録が終わってからの事を追加しておきます。

 タレントの方と交流できる時間みたいな物は、一切ありませんでした。
 そりゃ、そうでしょうね。一般参加者にすればハレの日ですけど、タレント陣からすれば、日常のケの日に過ぎないんですから。
 極端な事を言えば、一般参加者なんてのは、舞台装置の一部。という感覚でしょうから、関心すら持ってないと思います。いや、文章で書くと、すごい批判的に見えますけど、そんな意図は無いですよ。当然の事だと思いますし。

 番組中に参加者が持ってきた私物が、上手く撮影できてない可能性があるので、その方達だけ残って撮影する事になり、他の参加者は控え室に戻る事になったのですが、実はここで一大事が発生。
 参加者の一人の方が、セットの上、つまり椅子が並べてある最上部から、後方へ転落してしまったのです。
 しばらくの時間が経ってから、起き上がってこられましたが、大丈夫だったのでしょうか?
 僕には医療の知識も無けりゃ、その場での権限もありませんから、全くの無力な傍観者になっていました。
 何も出来ない素人が、現場に残っていても、邪魔になるだけですので、控え室に戻り、準備が出来た人から、解散と言う流れになりました。
 その後が判らないので、心配していたのですが、しばらくして、スタッフの方からメールを頂きました。特に大事には至らなかったようで、なによりです。

 田舎者で、貧乏暇なしで翌日仕事の僕としましては、飲み会があれば参加したかったのですが、そんな時間も無く(あっても一時間ほどしかない)、そそくさと帰宅の途につきました。
 建物の外に出るまで、出口までスタッフの方が誘導してくださいました。恐縮です。
 が、素人にウロウロされたら困るって言うのも、正直、有るんでしょうね。
 渋谷から品川で乗り換え、帰りの新幹線でビールととんかつ弁当(品川駅で購入)を頂きながら帰宅したのでした。


 収録が終わって一ヶ月、ネットで「熱中スタジアム」を検索してみて意外だったのは、MCの中田敦彦さんの評価が、非常に低いと言う事でした。
 大体の主な理由が「出演者を上から見てる」「醒めた目で司会している」と言う様なものでした。
 確かに、収録をしていても、ゲスト陣と一般参加者の間に、明確な見えない線が感じられた事は事実ですが、それが低い評価に結びつくのがどうかな? とは思います。
 これは、熱中スタジアムの、前身番組「熱中夜話」の、びびる大木さんと比べられるのが不幸ですよね。
 びびる大木さんは、「相手の立場になってみよう」「趣味を理解しよう」というスタンスが見えましたから(もちろん、これは素晴らしいスタンスです)、どうしても、これと比べられてしまうのは、仕方が無い事かもしれません。
 でもねぇ、他人の趣味の話を聞く時って、普通の人は、大体、こんな空気になりますよ。本放送からのガンダムファンとしては、こんな空気、何度も触れてきましたから、慣れが入ってますよ(笑)。
 2時間やそこらで、理解してもらおうなんてのは、虫のいい話。 
 もっとも、僕自身としては、そんなに「高速道路に夢中!」には、なってないと思うんだけどなあ(笑)。

 TVを見ているのは、大部分の人が「わりとどうでもいい」というスタンスで見ていると思いますので、その代表である司会者が、一歩退いた立場にいるというのは、決して間違いじゃないと思うのですが…。
 その上で、中田さんは、ちゃんとプロとしての仕事をしてましたので、そういったスタンスも有りだと思いますし、その辺は評価できると思うんです。
 確かに、見る側が自由に物を言えない方が問題なので、低い評価される方にも、一理あるとは思いますが。
  
 なにより、ちょっと触れましたが、参加者を見渡す視界の広さや、意見に対して、ちゃんと考えて物を言う頭の回転の良さ。
 実際のその場にいると、そういったプロとしての仕事が伝わって、中田さんに対して、好感が持てましたので、低い評価が残念に思えます。
 もちろん、こういうのは結果が全てですので、ちゃんと仕事をしたから、それで良し。と言う物でもないとは、理解はしているつもりなのですが・・・。


 と言う事で、以上です。


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