相棒シーズン８が終わりまして

　亀山退場、神戸加入という大きな転換期を迎えての「相棒シーズン８」が終わりました。
　何と言うか、番組のテイスト自体が変わって、「切れ者達の意味深な会話が連発」ドラマとなってる感じでした。
　亀山の「それは的外れな推理だよ」と、画面のこちら側から突っ込むような場面が無く、互いに推理を考察していくような、神戸が勉強しているような。そんな感じ。
　まあ、そうでなくては、メインキャストを変える理由がないのですが…。

　そして、最後に、神戸が特命係に配属された本当の理由が明らかになり、一年前からの仕込みが判った時には、「よく考えられてるなあ」と思わざるを得ませんでした。
　そして、「本当に特命係に入った」という所でシーズン終了。と実に手堅い造りだったと思います。

　ネットで見ると、今回の交代劇はかなり批判が多いようですけど、僕は、かなり好感を持って見てます。
　批判対象となった及川光博さんも大変だったと思いますが、僕自身は、今シーズンのテイスト好きです。
　はっきり言ってシーズン９が、もう楽しみです。

　それにしても、視聴者側は１年経ってるけど、ドラマの中では半年となってたのには意外だった。
　夏はどこに…？