スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

今週のガリレオと相棒

2007-11-23 | 映画、ドラマ、テレビ
 まず、「ガリレオ」第六話「夢想る」ですが、原作がどうであるのか知りませんが、作品の流れとしては、ちょっと違ってますねえ。
 「さっぱりわからない」とか事件解決のために、数式を書くという場面を必ず入れたいという思惑があるため、今回の数式、何のために書いたのかさっぱりわからない(笑)。
 いや、世の中には、物事を整理するのに数式に置き換えなければ進まない、という人もいらっしゃるとは思いますが、いくらなんでも、それには無理がある。
 というか、今回、物理学ほとんど関係ないんじゃ?
 むしろ、この脚本と言うかストーリーは、「相棒」の流れですよ。

 まず、犯人が捕まって、右京と亀山が登場。例の口調で、
「怪しい物音がしたから、猟銃を持って、お嬢さんの部屋に向かった…。
 …ずいぶん、準備がいいと思いますがねえぇ」
 とかいう疑問が「出発点」となって、捜査がスタートする。
 ・・・目に浮かぶようだ・・・。というか、物語を見ていて、即座に「いきなり猟銃取り出す!?」と突っ込みましたからね。僕自身。

 まあ、確かにガリレオこと、湯川の存在は微妙でしたが、内海が特別な存在として絡んでいた、という件は、なかなかよく出来ていたと思います。

 一方、その「相棒」第五話、「裸婦は語る」ですが、なんか、こう、スッキリしない話が続くように思います。(僕だけか?)
 今回も、「画集を出す出版社に行く」と言ってたのに、いきなり喫茶店(?)で話が始まり。「たまたま」、泥棒の話が耳に入る。
 「打ち合わせをここでするんです」とか説明がありましたが、やっぱり、なんとなく無理がある。
 ちょっと偶然が重なりすぎるので、「相棒」らしくない。そこが引っかかるのか?
 プラス、ワンカットだけ登場した山中捜索のシーンですが、あれ、前のシーズンで杉下と亀山が取り残され、山荘に雨宿りして、事件に巻き込まれる話の絵じゃなかったか? 気のせいか?
 これが気になってしょうがなかった。

 しかし、全く別の殺人事件にたどり着いたというのは、唐突ではあるけれど、意外性のある結末でもありました。

 ま、「相棒」に関しては、先週、今週と、その前番組の「サッカー」で精神を消耗したというのが大きいかも。
 オリンピック最終予選は、かなりしびれた。
 
 それにしても「今週のガリレオと相棒」って、恒例にするつもりか(苦笑)。