猫 周公のコラム

スケッチとエッセイ

ゆったりと流れている町を訪れる

2008年03月01日 | Weblog

先日、前から気になっていた、江南市の「報光寺」に行ってきました。

 

報光寺の山門は実に立派なもので、お寺の前を通るたびに気持ちが癒されていました。報光寺はもと天台宗で、薬王寺と呼んでいましたが、現在は真宗大谷派の宗門で、親鸞上人の相続をうけた性信坊が安政2年に寺を再建し、高雲山報光寺と改号したとのことです。

 

この辺は寺町と呼ばれており、立派なお寺がたくさんあるところです。

街自体がゆったりしており、昭和30年~40年代の中に入り込んだような感じがしました。

報光寺の前にはスーパーマーケットがありますが、近隣のなじみの人たちが利用している様子で、とてもいい雰囲気でした。

 

このような雰囲気の町は、地方に行くとまだたくさん残されているので、たまには訪れてゆったりとした流れの中に身を置いてみるのもいいと思います。

あまりにも殺伐としてきた今の世の中では、こういう場所が益々必要となってきているように思えてなりません。