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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●「syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 (28-①用) その4」の配信です。
●今回の難易度:やや易(一)読み(音・訓)(九)故事成語 やや難:(四)語選択 (五)四字熟語 (八)類義語
●制限時間 60分以内を厳守のこと *時間内でやることに意味・意義があります。また、問題を多く解くことが勘や閃きを養成することにつながります。
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<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(28-①用) その4>
(一) 次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30
1.注文と涓埃も違わぬ出来である
2.秕稗な輩は相手にせず
3.すでに擣碪の音も絶えた
4.蓖麻を栽培して油をとる
5.砦柵で敵を邀撃する
6.石碑の搨本をつくる
7.獺祭忌は正岡子規の忌日だ
8.美女のことを繭眉という
9.朝猿甍棟に響き、夜水帷薄に声す
10.譬類を多用して講演を行う
11.鞴靫に矢を入れておく
12.徐に摺扇を開き、うちあおいだ
13.辺塞で于役を務める
14.親の喪で躄踊する
15.戦場で、兵士たちの鴇羽の嗟を聞く
16.饐瓜を食して嘔吐した
17.風を含みて翠篠は娟娟として浄し
18.花下、一禾を生ず
19.囚人の足の鎖として、鐐靠が使われた
20.裁縫や刺繡などの針仕事を鍼黹という
21.その快挙に、みな、懌ぶ
22.事、ここに曁び、如何ともし難し
23.鹿の韋で鞄を誂える
24.君は桴の如く、臣は鼓の如し
25.村里の閧で旧友に遭う
26.咸く正士を求めよ
27.人々の願望が神話を孚んだ
28.袖を扣えて引きとめる
29.軈て、学頭に陞せられた
30.蘭は野蒜の古名とも櫟の別称とも云われる
(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。(30)2×15
1.身を清めてミソギ祓えをする
2.トリモチで鳥を獲る
3.スコブる元気な若者だ
4.味噌汁にゼンマイを入れる
5.刑場でタクケイに処された
6.舞台のドンチョウが巻き上がった
7.七輪に火をオコす
8.ワザワザ集会に出向く
9.この疑問を解消するにコウコの人物だ
10.コウコの大惨事が出来した
11.コウコの喝采を博す
12.実にコウケイに中った見解である
13.興味シンシンな事件だ
14.身分の高いシンシンの士だ
15.シンシンたる上達ぶりだ
(三)次の傍線部分のカタカナを国字で記せ。(10)2×5
1.年齢をサバ読みする
2.乳をシボる
3.土のヘイを築く
4.マロは男女問わず使われた自称のことばだ
5.目方をモンメ単位で量る
(四)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.よどみなく論説するさまの喩え
2.日と月。日月
3.平等に恩恵・利益を受けること
4.ふさぐこと、また、ふさがること
5.法律・制度などがすたれゆるむこと、行われなくなること
<語群>
(しかん、ようそく、きんてん、きょせつ、きょうじゅ、へいけい、しはい、せんじょ)
(五)次の四字熟語について、問1と問2に答えよ。 (30)
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
1.ア 夢幻( ) 2.イ 迦陵( ) 3.ウ 小廉( ) 4.エ 蠹居( ) 5.オ 翹足( )
6.カ ( )剔抉 7.キ ( )筆墨 8.ク ( )玉釵 9.ケ ( )之明 10.コ ( )一擲
<語群>
(ねんさい、とどく、いんりょう、きょくきん、ほうよう、こちゅう、ほうでん、はら、きしょ、びんが)
問2 次の11~15の解説・意味にあてはまるものを、問1のア~コの四字熟語から一つ選び、記号(ア~コ)で記せ。(10)2×5
11.つまらぬことを一所懸命行うこと
12.のるかそるかの大勝負をすること
13.ものの本質を見抜く知恵
14.読んだ人に害を及ぼす 書物のこと。
15.声が美しいもののたとえ
(六)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.茅蜩 2.酸漿 3.朱鷺 4.石斑魚 5.八仙花 6.燕子花 7.野木瓜 8.仙人掌 9.蘭草 10.沙蚕
(七)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
ア.1.餉給( ) ― 2.餉( )る
イ.3.嶄嵌( ) ― 4.嵌( )しい
ウ.5.駘籍( ) ― 6.駘( )む
エ.7.搶奪( ) ― 8.搶( )める
オ.9.銷夏( ) ― 10.銷( )す
(八)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
<対義語>
1.恭謙 2.払暁 3.仕官 4.扶掖 5.耄耋
<類義語>
6.鮸膠 7.弔辞 8.優劣 9.辺鄙 10.邪悪
<語群>
(るいし、すうえん、ちょうしん、そんしょく、きょうごう、あいそう、かんとく、こんせき、けんち、せいちゅう)
(九)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.シも舌に及ばず
2.志士はコウガクに在るを忘れず
3.衆愚の諤諤たるは一賢のイイに如かず
4.オコの高名はせぬに如かず
5.良心を放つ所以のものは、猶、フキンの木に於けるがごとし
6.凱風南よりして彼のキョクシンを吹く
7.キョウランを既倒にかえす
8.センイツの価に当たる
9.丈夫は玉砕するもセンゼンを恥ず
10.ハクケイの欠けたるは、尚、磨くべし
(十)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10
(A) 「・・・嗚呼、此故(このよし)は、我身だに知らざりしを、(ア)怎でか人に知らるべき。わが心はかの合歓といふ木の葉に似て、物触れば縮みて避けんとす。我心は処女に似たり。余が幼き頃より長者の教を守りて、学びの道をたどりしも、仕への道をあゆみしも、皆な勇気ありて能くしたるにあらず、耐忍勉強の力と見えしも、皆な自ら欺き、人をさへ欺きつるにて、人のたどらせたる道を、唯ただ一条にたどりしのみ。余所に心の乱れざりしは、外物を棄てゝ顧みぬ程の勇気ありしにあらず、唯だ外物に恐れて自らわが手足を縛せしのみ。故郷を立ちいづる前にも、我が有為の人物なることを疑はず、又我心の能く耐へんことをも深く信じたりき。嗚呼、彼も一時。舟の横浜を離るるまでは、天晴(あっぱれ)豪傑と思ひし身も、せきあへぬ涙に(1)シュキンを濡らしつるを我れ(イ)乍ら怪しと思ひしが、これぞなかなかに我本性なりける。此心は生れながらにやありけん、又早く父を失ひて母の手に育てられしによりてや生じけん。
彼の人々の嘲るはさることなり。されど嫉むはおろかならずや。この弱くふびんなる心を。
赤く白く面を塗りて、赫然たる色の衣を纏ひ、珈琲店(カツフエエ)に坐して客を延く女を見ては、往きてこれに就かん勇気なく、高き帽を戴き、眼鏡に鼻を挾ませて、普魯西(プロシヤ)にては貴族めきたる鼻音にて物言ふ「レエベマン」を見ては、往きてこれと遊ばん勇気なし。此等の勇気なければ、彼活溌なる同郷の人々と交らんやうもなし。この交際の疎きがために、彼人々は唯余を嘲り、余を嫉むのみならで、又余を(2)サイギすることゝなりぬ。これぞ余が(3)エンザイを身に負ひて、暫時の間に無量の(4)カンナンを閲し尽す(ウ)媒なりける。
或る日の夕暮なりしが、余は獣苑を漫歩して、ウンテル、デン、リンデンを過ぎ、我がモンビシユウ街の僑居に帰らんと、クロステル巷の古寺の前に来ぬ。余は彼の燈火(ともしび)の海を渡り来て、この狭く薄暗き巷に入り、楼上の木欄(おばしま)に干したる敷布、襦袢(はだぎ)などまだ取入れぬ人家、頬髭長き猶太(ユダヤ)教徒の翁が戸前に佇みたる居酒屋、一つの梯は直ちに楼に達し、他の梯は(エ)窖住まひの鍛冶が家に通じたる貸家などに向ひて、凹字の形に引籠みて立てられたる、此三百年前の遺跡を望む毎に、心の(5)コウコツとなりて暫し佇みしこと幾度なるを知らず。・・・」「舞姫」(森鴎外)
(B)「・・・苦しんだり、怒ったり、騒いだり、泣いたりは人の世につきものだ。余も三十年の間それを仕通して、飽々した。飽飽した上に芝居や小説で同じ刺激を繰り返しては大変だ。余が欲する詩はそんな世間的の人情を鼓舞するようなものではない。俗念を放棄して、しばらくでも(6)ジンカイを離れた心持ちになれる詩である。いくら傑作でも人情を離れた芝居はない、理非を絶した小説は少かろう。どこまでも世間を出る事が出来ぬのが彼らの特色である。ことに西洋の詩になると、人事が根本になるからいわゆる詩歌の純粋なるものもこの境を解脱する事を知らぬ。・・・
・・・うれしい事に東洋の詩歌はそこを解脱したのがある。・・・垣の向うに隣りの娘が覗いてる訳でもなければ、南山に親友が奉職している次第でもない。超然と出世間的に利害損得の汗を流し去った心持ちになれる。「独り幽篁のうちに坐し、琴を弾じて、復、(7)チョウショウす、深林人知らず、明月来りて相照らす。」ただ二十字のうちに優に別乾坤を建立している。この乾坤の功徳は「不如帰」や「金色夜叉」の功徳ではない。汽船、汽車、権利、義務、道徳、礼義で疲れ果てた後のちに、すべてを忘却してぐっすり寝込むような功徳である。
・・・二十世紀に睡眠が必要ならば、二十世紀にこの出世間的の詩味は大切である。惜しい事に今の詩を作る人も、詩を読む人もみんな、西洋人にかぶれているから、わざわざ呑気な扁舟を泛べてこの(8)トウゲンに溯るものはないようだ。余は固より詩人を職業にしておらんから、王維や淵明の境界を今の世に布教して広げようと云う心掛けも何もない。ただ自分にはこう云う(9)カンキョウが演芸会よりも舞踏会よりも薬になるように思われる。ファウストよりも、ハムレットよりもありがたく考えられる。こうやって、ただ一人絵の具箱と三脚几を担いで春の山路をのそのそあるくのも全くこれがためである。淵明、王維の詩境を直接に自然から吸収して、すこしの間までも非人情の天地に(10)ショウヨウしたいからの願い。一つの酔興だ。・・・」「草枕」(夏目漱石)
(C)「・・・小勢な人数には広過ぎる古い家がひっそりしている中に、私は(オ)行李を解いて書物を(カ)繙き始めた。なぜか私は気が落ち付かなかった。あの目眩(めまぐる)しい東京の下宿の二階で、遠く走る電車の音を耳にしながら、(キ)頁を一枚一枚にまくって行く方が、気に張りがあって心持よく勉強ができた。
・・・
私は筆を執って友達のだれかれに短い端書または長い手紙を書いた。その友達のあるものは東京に残っていた。あるものは遠い故郷に帰っていた。返事の来るのも、音信の届かないのもあった。私は(ク)固より先生を忘れなかった。原稿紙へ細字で三枚ばかり国へ帰ってから以後の自分というようなものを題目にして書き綴つづったのを送る事にした。私はそれを封じる時、先生ははたしてまだ東京にいるだろうかと疑った。先生が奥さんといっしょに(ケ)宅を空ける場合には、五十恰好の切下げの女の人がどこからか来て、留守番をするのが例になっていた。私がかつて先生にあの人は何ですかと尋ねたら、先生は何と見えますかと聞き返した。私はその人を先生の親類と思い違えていた。先生は「私には親類はありませんよ」と答えた。先生の郷里にいる続きあいの人々と、先生は一向音信の取り遣りをしていなかった。私の疑問にしたその留守番の女の人は、先生とは縁のない奥さんの方の親戚であった。私は先生に郵便を出す時、ふと幅の細い帯を楽に後ろで結んでいるその人の姿を思い出した。もし先生夫婦がどこかへ避暑にでも行ったあとへこの郵便が届いたら、あの切下げのお婆さんは、それをすぐ転地先へ送ってくれるだけの気転と親切があるだろうかなどと考えた。そのくせその手紙のうちにはこれというほどの必要の事も書いてないのを、私は能く承知していた。ただ私は淋しかった。そうして先生から返事の来るのを予期してかかった。しかしその返事はついに来なかった。
父はこの前の冬に帰って来た時ほど将棋を差したがらなくなった。将棋盤はほこりの溜ったまま、床の間の隅に片寄せられてあった。ことに陛下のご病気以後父は凝(じ)っと考え込んでいるように見えた。毎日新聞の来るのを待ち受けて、自分が一番先へ読んだ。それからその読みがらをわざわざ私のいる所へ持って来てくれた。
「おいご覧、今日も天子さまの事が詳しく出ている」
父は陛下のことを、つねに天子さまといっていた。
「勿体ない話だが、天子さまのご病気も、お父さんのとまあ似たものだろうな」
こういう父の顔には深い掛念の曇りがかかっていた。こういわれる私の胸にはまた父がいつ(コ)斃れるか分らないという心配がひらめいた。
「しかし大丈夫だろう。おれのような下らないものでも、まだこうしていられるくらいだから」
父は自分の達者な保証を自分で与えながら、今にも己おのれに落ちかかって来そうな危険を予感しているらしかった。
「お父さんは本当に病気を怖がってるんですよ。お母さんのおっしゃるように、十年も二十年も生きる気じゃなさそうですぜ」
母は私の言葉を聞いて当惑そうな顔をした。
「ちょっとまた将棋でも差すように勧めてご覧な」
私は床の間から将棋盤を取りおろして、ほこりを拭いた。・・・・」「こころ」(夏目漱石)
👍👍👍 🐒 👍👍👍
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(28-①用) その4 標準解答>
(一)
1.けんあい 2.ひはい*しいなとひえ(転じて、つまらぬもの) 3.とうちん 4.ひま 5.ようげき 6.とうほん 7.だっさい 8.けんび 9.ぼうとう 10.ひるい 11.ほさい 12.しょうせん 13.うえき 14.へきよう 15.ほうう 16.いか 17.すいしょう 18.いっか 19.りょうこう 20.しんち
21.よろこ 22.およ 23.なめしがわ 24.ばち 25.ちまた 26.ことごと 27.はぐく 28.ひか(える)*ひかえる=ひきとめる・おさえる意あり 29.のぼ 30.あららぎ
(二)
1.禊 2.鳥黐・黐 3.頗 4.薇・紫萁 5.磔刑 6.緞帳 7.熾(*過去問では「煽」でも可らしい) 8.態態 9.好個 10.曠古 11.江湖 12.肯綮 13.津津 14.縉紳 15.駸駸
(三)
1.魚惠 2.搾 3.塀 4.麿 5.匁
(四)
1.鋸屑 2.萍桂 3.均沾・均霑 4.壅塞 5.弛廃
(五)
問1
1.泡影 2.頻伽 3.曲謹 4.棊処 5.引領 6.爬羅 7.屠毒 *“人をほふり毒する”という意味だから、「蠹毒」や「荼毒」という熟語では適切でないのか・・・。 8.宝鈿 9.燃犀 10.孤注(*ばくちで有り金を全部かけること)
問2
11.ウ 12.コ 13.ケ 14.キ 15.イ
(六)
1.ひぐらし 2.ほおずき 3.とき 4.うぐい 5.あじさい 6.かきつばた 7.むべ 8.さぼてん 9.ふじばかま 10.ごかい
(七)
1.しょうきゅう 2.おく(る) 3.ざんかん 4.けわ(しい) 5.たいせき 6.ふ(む) 7.しょうだつ 8.かす(める)*訓読み掲載はナシ 9.しょうか 10.け(す)
(八)
1.驕傲 2.昏夕 3.遜職 4.掣肘 5.髫齔 6.愛想 7.誄詞 8.軒輊 9.陬遠 10.奸慝
(九)
1.駟 2.溝壑 3.唯唯 4.烏滸・痴・尾籠 5.斧斤 6.棘心 7.狂瀾 8.千鎰 9.甎全 10.白圭
(十)
(1)手巾 (2)猜疑 (3)冤罪 (4)艱難 (5)恍惚 (6)塵界 (7) 長嘯 (8)桃源 (9)感興 (10)逍遥
(ア)いか (イ)なが (ウ)なかだち (エ)あなぐら (オ)こうり (カ)ひもと (キ)ぺーじ (ク)もと (ケ)いえ (コ)たお
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●「syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 (28-①用) その4」の配信です。
●今回の難易度:やや易(一)読み(音・訓)(九)故事成語 やや難:(四)語選択 (五)四字熟語 (八)類義語
●制限時間 60分以内を厳守のこと *時間内でやることに意味・意義があります。また、問題を多く解くことが勘や閃きを養成することにつながります。
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<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(28-①用) その4>
(一) 次の傍線部分の読みをひらがなで記せ。1~20は音読み、21~30は訓読みである。(30)1×30
1.注文と涓埃も違わぬ出来である
2.秕稗な輩は相手にせず
3.すでに擣碪の音も絶えた
4.蓖麻を栽培して油をとる
5.砦柵で敵を邀撃する
6.石碑の搨本をつくる
7.獺祭忌は正岡子規の忌日だ
8.美女のことを繭眉という
9.朝猿甍棟に響き、夜水帷薄に声す
10.譬類を多用して講演を行う
11.鞴靫に矢を入れておく
12.徐に摺扇を開き、うちあおいだ
13.辺塞で于役を務める
14.親の喪で躄踊する
15.戦場で、兵士たちの鴇羽の嗟を聞く
16.饐瓜を食して嘔吐した
17.風を含みて翠篠は娟娟として浄し
18.花下、一禾を生ず
19.囚人の足の鎖として、鐐靠が使われた
20.裁縫や刺繡などの針仕事を鍼黹という
21.その快挙に、みな、懌ぶ
22.事、ここに曁び、如何ともし難し
23.鹿の韋で鞄を誂える
24.君は桴の如く、臣は鼓の如し
25.村里の閧で旧友に遭う
26.咸く正士を求めよ
27.人々の願望が神話を孚んだ
28.袖を扣えて引きとめる
29.軈て、学頭に陞せられた
30.蘭は野蒜の古名とも櫟の別称とも云われる
(二)次の傍線部分のカタカナを漢字で記せ。(30)2×15
1.身を清めてミソギ祓えをする
2.トリモチで鳥を獲る
3.スコブる元気な若者だ
4.味噌汁にゼンマイを入れる
5.刑場でタクケイに処された
6.舞台のドンチョウが巻き上がった
7.七輪に火をオコす
8.ワザワザ集会に出向く
9.この疑問を解消するにコウコの人物だ
10.コウコの大惨事が出来した
11.コウコの喝采を博す
12.実にコウケイに中った見解である
13.興味シンシンな事件だ
14.身分の高いシンシンの士だ
15.シンシンたる上達ぶりだ
(三)次の傍線部分のカタカナを国字で記せ。(10)2×5
1.年齢をサバ読みする
2.乳をシボる
3.土のヘイを築く
4.マロは男女問わず使われた自称のことばだ
5.目方をモンメ単位で量る
(四)次の1~5の意味を的確に表す語を下の語群から選び、漢字で記せ。(10)2×5
1.よどみなく論説するさまの喩え
2.日と月。日月
3.平等に恩恵・利益を受けること
4.ふさぐこと、また、ふさがること
5.法律・制度などがすたれゆるむこと、行われなくなること
<語群>
(しかん、ようそく、きんてん、きょせつ、きょうじゅ、へいけい、しはい、せんじょ)
(五)次の四字熟語について、問1と問2に答えよ。 (30)
問1 次の四字熟語の(1~10)に入る適切な語を下の語群から選び漢字二字で示せ。
(20) 2×10
1.ア 夢幻( ) 2.イ 迦陵( ) 3.ウ 小廉( ) 4.エ 蠹居( ) 5.オ 翹足( )
6.カ ( )剔抉 7.キ ( )筆墨 8.ク ( )玉釵 9.ケ ( )之明 10.コ ( )一擲
<語群>
(ねんさい、とどく、いんりょう、きょくきん、ほうよう、こちゅう、ほうでん、はら、きしょ、びんが)
問2 次の11~15の解説・意味にあてはまるものを、問1のア~コの四字熟語から一つ選び、記号(ア~コ)で記せ。(10)2×5
11.つまらぬことを一所懸命行うこと
12.のるかそるかの大勝負をすること
13.ものの本質を見抜く知恵
14.読んだ人に害を及ぼす 書物のこと。
15.声が美しいもののたとえ
(六)次の熟字訓・当て字の読みを記せ。(10) 1×10
1.茅蜩 2.酸漿 3.朱鷺 4.石斑魚 5.八仙花 6.燕子花 7.野木瓜 8.仙人掌 9.蘭草 10.沙蚕
(七)次の熟語の読み(音読み)と、その語義にふさわしい訓読みを(送りがなに注意して)ひらがなで記せ。 (10)1×10
ア.1.餉給( ) ― 2.餉( )る
イ.3.嶄嵌( ) ― 4.嵌( )しい
ウ.5.駘籍( ) ― 6.駘( )む
エ.7.搶奪( ) ― 8.搶( )める
オ.9.銷夏( ) ― 10.銷( )す
(八)次の1~5の対義語、6~10の類義語を下の語群から選び、漢字で記せ。語群の語は一度だけ使うこと。(20)2×10
<対義語>
1.恭謙 2.払暁 3.仕官 4.扶掖 5.耄耋
<類義語>
6.鮸膠 7.弔辞 8.優劣 9.辺鄙 10.邪悪
<語群>
(るいし、すうえん、ちょうしん、そんしょく、きょうごう、あいそう、かんとく、こんせき、けんち、せいちゅう)
(九)次の故事・成語・諺のカタカナの部分を漢字で記せ。 (20)2×10
1.シも舌に及ばず
2.志士はコウガクに在るを忘れず
3.衆愚の諤諤たるは一賢のイイに如かず
4.オコの高名はせぬに如かず
5.良心を放つ所以のものは、猶、フキンの木に於けるがごとし
6.凱風南よりして彼のキョクシンを吹く
7.キョウランを既倒にかえす
8.センイツの価に当たる
9.丈夫は玉砕するもセンゼンを恥ず
10.ハクケイの欠けたるは、尚、磨くべし
(十)文章中の傍線(1~10)のカタカナを漢字に直し、傍線(ア~コ)の漢字の読みをひらがなで記せ。 (30)書き2×10 読み1×10
(A) 「・・・嗚呼、此故(このよし)は、我身だに知らざりしを、(ア)怎でか人に知らるべき。わが心はかの合歓といふ木の葉に似て、物触れば縮みて避けんとす。我心は処女に似たり。余が幼き頃より長者の教を守りて、学びの道をたどりしも、仕への道をあゆみしも、皆な勇気ありて能くしたるにあらず、耐忍勉強の力と見えしも、皆な自ら欺き、人をさへ欺きつるにて、人のたどらせたる道を、唯ただ一条にたどりしのみ。余所に心の乱れざりしは、外物を棄てゝ顧みぬ程の勇気ありしにあらず、唯だ外物に恐れて自らわが手足を縛せしのみ。故郷を立ちいづる前にも、我が有為の人物なることを疑はず、又我心の能く耐へんことをも深く信じたりき。嗚呼、彼も一時。舟の横浜を離るるまでは、天晴(あっぱれ)豪傑と思ひし身も、せきあへぬ涙に(1)シュキンを濡らしつるを我れ(イ)乍ら怪しと思ひしが、これぞなかなかに我本性なりける。此心は生れながらにやありけん、又早く父を失ひて母の手に育てられしによりてや生じけん。
彼の人々の嘲るはさることなり。されど嫉むはおろかならずや。この弱くふびんなる心を。
赤く白く面を塗りて、赫然たる色の衣を纏ひ、珈琲店(カツフエエ)に坐して客を延く女を見ては、往きてこれに就かん勇気なく、高き帽を戴き、眼鏡に鼻を挾ませて、普魯西(プロシヤ)にては貴族めきたる鼻音にて物言ふ「レエベマン」を見ては、往きてこれと遊ばん勇気なし。此等の勇気なければ、彼活溌なる同郷の人々と交らんやうもなし。この交際の疎きがために、彼人々は唯余を嘲り、余を嫉むのみならで、又余を(2)サイギすることゝなりぬ。これぞ余が(3)エンザイを身に負ひて、暫時の間に無量の(4)カンナンを閲し尽す(ウ)媒なりける。
或る日の夕暮なりしが、余は獣苑を漫歩して、ウンテル、デン、リンデンを過ぎ、我がモンビシユウ街の僑居に帰らんと、クロステル巷の古寺の前に来ぬ。余は彼の燈火(ともしび)の海を渡り来て、この狭く薄暗き巷に入り、楼上の木欄(おばしま)に干したる敷布、襦袢(はだぎ)などまだ取入れぬ人家、頬髭長き猶太(ユダヤ)教徒の翁が戸前に佇みたる居酒屋、一つの梯は直ちに楼に達し、他の梯は(エ)窖住まひの鍛冶が家に通じたる貸家などに向ひて、凹字の形に引籠みて立てられたる、此三百年前の遺跡を望む毎に、心の(5)コウコツとなりて暫し佇みしこと幾度なるを知らず。・・・」「舞姫」(森鴎外)
(B)「・・・苦しんだり、怒ったり、騒いだり、泣いたりは人の世につきものだ。余も三十年の間それを仕通して、飽々した。飽飽した上に芝居や小説で同じ刺激を繰り返しては大変だ。余が欲する詩はそんな世間的の人情を鼓舞するようなものではない。俗念を放棄して、しばらくでも(6)ジンカイを離れた心持ちになれる詩である。いくら傑作でも人情を離れた芝居はない、理非を絶した小説は少かろう。どこまでも世間を出る事が出来ぬのが彼らの特色である。ことに西洋の詩になると、人事が根本になるからいわゆる詩歌の純粋なるものもこの境を解脱する事を知らぬ。・・・
・・・うれしい事に東洋の詩歌はそこを解脱したのがある。・・・垣の向うに隣りの娘が覗いてる訳でもなければ、南山に親友が奉職している次第でもない。超然と出世間的に利害損得の汗を流し去った心持ちになれる。「独り幽篁のうちに坐し、琴を弾じて、復、(7)チョウショウす、深林人知らず、明月来りて相照らす。」ただ二十字のうちに優に別乾坤を建立している。この乾坤の功徳は「不如帰」や「金色夜叉」の功徳ではない。汽船、汽車、権利、義務、道徳、礼義で疲れ果てた後のちに、すべてを忘却してぐっすり寝込むような功徳である。
・・・二十世紀に睡眠が必要ならば、二十世紀にこの出世間的の詩味は大切である。惜しい事に今の詩を作る人も、詩を読む人もみんな、西洋人にかぶれているから、わざわざ呑気な扁舟を泛べてこの(8)トウゲンに溯るものはないようだ。余は固より詩人を職業にしておらんから、王維や淵明の境界を今の世に布教して広げようと云う心掛けも何もない。ただ自分にはこう云う(9)カンキョウが演芸会よりも舞踏会よりも薬になるように思われる。ファウストよりも、ハムレットよりもありがたく考えられる。こうやって、ただ一人絵の具箱と三脚几を担いで春の山路をのそのそあるくのも全くこれがためである。淵明、王維の詩境を直接に自然から吸収して、すこしの間までも非人情の天地に(10)ショウヨウしたいからの願い。一つの酔興だ。・・・」「草枕」(夏目漱石)
(C)「・・・小勢な人数には広過ぎる古い家がひっそりしている中に、私は(オ)行李を解いて書物を(カ)繙き始めた。なぜか私は気が落ち付かなかった。あの目眩(めまぐる)しい東京の下宿の二階で、遠く走る電車の音を耳にしながら、(キ)頁を一枚一枚にまくって行く方が、気に張りがあって心持よく勉強ができた。
・・・
私は筆を執って友達のだれかれに短い端書または長い手紙を書いた。その友達のあるものは東京に残っていた。あるものは遠い故郷に帰っていた。返事の来るのも、音信の届かないのもあった。私は(ク)固より先生を忘れなかった。原稿紙へ細字で三枚ばかり国へ帰ってから以後の自分というようなものを題目にして書き綴つづったのを送る事にした。私はそれを封じる時、先生ははたしてまだ東京にいるだろうかと疑った。先生が奥さんといっしょに(ケ)宅を空ける場合には、五十恰好の切下げの女の人がどこからか来て、留守番をするのが例になっていた。私がかつて先生にあの人は何ですかと尋ねたら、先生は何と見えますかと聞き返した。私はその人を先生の親類と思い違えていた。先生は「私には親類はありませんよ」と答えた。先生の郷里にいる続きあいの人々と、先生は一向音信の取り遣りをしていなかった。私の疑問にしたその留守番の女の人は、先生とは縁のない奥さんの方の親戚であった。私は先生に郵便を出す時、ふと幅の細い帯を楽に後ろで結んでいるその人の姿を思い出した。もし先生夫婦がどこかへ避暑にでも行ったあとへこの郵便が届いたら、あの切下げのお婆さんは、それをすぐ転地先へ送ってくれるだけの気転と親切があるだろうかなどと考えた。そのくせその手紙のうちにはこれというほどの必要の事も書いてないのを、私は能く承知していた。ただ私は淋しかった。そうして先生から返事の来るのを予期してかかった。しかしその返事はついに来なかった。
父はこの前の冬に帰って来た時ほど将棋を差したがらなくなった。将棋盤はほこりの溜ったまま、床の間の隅に片寄せられてあった。ことに陛下のご病気以後父は凝(じ)っと考え込んでいるように見えた。毎日新聞の来るのを待ち受けて、自分が一番先へ読んだ。それからその読みがらをわざわざ私のいる所へ持って来てくれた。
「おいご覧、今日も天子さまの事が詳しく出ている」
父は陛下のことを、つねに天子さまといっていた。
「勿体ない話だが、天子さまのご病気も、お父さんのとまあ似たものだろうな」
こういう父の顔には深い掛念の曇りがかかっていた。こういわれる私の胸にはまた父がいつ(コ)斃れるか分らないという心配がひらめいた。
「しかし大丈夫だろう。おれのような下らないものでも、まだこうしていられるくらいだから」
父は自分の達者な保証を自分で与えながら、今にも己おのれに落ちかかって来そうな危険を予感しているらしかった。
「お父さんは本当に病気を怖がってるんですよ。お母さんのおっしゃるように、十年も二十年も生きる気じゃなさそうですぜ」
母は私の言葉を聞いて当惑そうな顔をした。
「ちょっとまた将棋でも差すように勧めてご覧な」
私は床の間から将棋盤を取りおろして、ほこりを拭いた。・・・・」「こころ」(夏目漱石)
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<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題(28-①用) その4 標準解答>
(一)
1.けんあい 2.ひはい*しいなとひえ(転じて、つまらぬもの) 3.とうちん 4.ひま 5.ようげき 6.とうほん 7.だっさい 8.けんび 9.ぼうとう 10.ひるい 11.ほさい 12.しょうせん 13.うえき 14.へきよう 15.ほうう 16.いか 17.すいしょう 18.いっか 19.りょうこう 20.しんち
21.よろこ 22.およ 23.なめしがわ 24.ばち 25.ちまた 26.ことごと 27.はぐく 28.ひか(える)*ひかえる=ひきとめる・おさえる意あり 29.のぼ 30.あららぎ
(二)
1.禊 2.鳥黐・黐 3.頗 4.薇・紫萁 5.磔刑 6.緞帳 7.熾(*過去問では「煽」でも可らしい) 8.態態 9.好個 10.曠古 11.江湖 12.肯綮 13.津津 14.縉紳 15.駸駸
(三)
1.魚惠 2.搾 3.塀 4.麿 5.匁
(四)
1.鋸屑 2.萍桂 3.均沾・均霑 4.壅塞 5.弛廃
(五)
問1
1.泡影 2.頻伽 3.曲謹 4.棊処 5.引領 6.爬羅 7.屠毒 *“人をほふり毒する”という意味だから、「蠹毒」や「荼毒」という熟語では適切でないのか・・・。 8.宝鈿 9.燃犀 10.孤注(*ばくちで有り金を全部かけること)
問2
11.ウ 12.コ 13.ケ 14.キ 15.イ
(六)
1.ひぐらし 2.ほおずき 3.とき 4.うぐい 5.あじさい 6.かきつばた 7.むべ 8.さぼてん 9.ふじばかま 10.ごかい
(七)
1.しょうきゅう 2.おく(る) 3.ざんかん 4.けわ(しい) 5.たいせき 6.ふ(む) 7.しょうだつ 8.かす(める)*訓読み掲載はナシ 9.しょうか 10.け(す)
(八)
1.驕傲 2.昏夕 3.遜職 4.掣肘 5.髫齔 6.愛想 7.誄詞 8.軒輊 9.陬遠 10.奸慝
(九)
1.駟 2.溝壑 3.唯唯 4.烏滸・痴・尾籠 5.斧斤 6.棘心 7.狂瀾 8.千鎰 9.甎全 10.白圭
(十)
(1)手巾 (2)猜疑 (3)冤罪 (4)艱難 (5)恍惚 (6)塵界 (7) 長嘯 (8)桃源 (9)感興 (10)逍遥
(ア)いか (イ)なが (ウ)なかだち (エ)あなぐら (オ)こうり (カ)ひもと (キ)ぺーじ (ク)もと (ケ)いえ (コ)たお
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文章題、今の漢検のレベルからしたら、もっとレベルを上げて作らないとイケンかも知れんね(笑)
復習していたらこの回にあったよ~
弛廃
烏滸の高名はせぬに如かず
両方できた~
ありがとう!!
ちなみに今回の復習は
文章題9.「感興」だけ誤答でした。
わ~いわ~い
まだ1か月ありますので、弛まぬご精進を期待しています。spaceplusさんのブログでも、コメント拝見していますよ・・・(笑)
模擬試験に挑戦させていただきました。
四字熟語に苦しみましたが、結果171点でした。
大変勉強になりました。ありがとうございました。
解答の(一)10の次に19とあったのでご確認おねがいいたします。
四字熟語についえは“やや難”としたとおり・・・でも、四字熟語辞典で大見出しでないものと漢検2辞典掲載のものを出題しました。
第5回は、すでにできているのですが、1週間ほど空けて、配信しようと思います。・・・四字熟語については、第4回同様、漢検の四字熟語辞典の大見出し項目でないものや漢検2辞典掲載熟語の中からの出題がありますので、四字熟語の更なる学習深化をおすすめします・・・弊ブログでもすでに案内済みのものではありますが・・・。
第4回よりも、若干ではありますが、少し難度を上げているとおもいます・・・が、ぜひ、更なる得点アップを期待しています
153点でした。
私が挑戦したsyuusyuu様の模擬試験では最高点だと思います。出題が易化していて、しかも合格点ではないのですが、素直に嬉しいです。
熟字訓はかなり易しくしていただいたようで助かりました。それに比べて四字熟語は、全くわからない語が2つあった以外にも、思い出せない漢字があった結果、20点。ところで故事の問5は解答が問題に出ていませんか?誤答した扱いで採点しました。
前回、rikuroku様には温かい励ましの言葉をいただき、知識欲がより強くなりました。そのとき私がリピーター扱いしたことでrikuroku様には変なプレッシャーを与えてしまったかもしれませんね。この場をお借りしてお詫びするとともに感謝申しあげます。
さて28-1に向けて模擬試験はとうとう1回を残すのみなのですね。前日に予告記事が出たときのあのワクワクドキドキ感。模試とはいえ、前日から短期の追い込みをしている自分がまた滑稽で。でもこの時間に一番力が付いている気がします。何とも寂しいですが、次回も楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
詳細は参考になるとのご意見がありましたの、お伝えさせていただきます。
合計177点
1-26点
2-28点
3-8点 まんまと国字で無い方を…
4-10点
5-24点
6-8点
7-9点
8-20点
9-16点
10-28点 芥にしてしまった
最後のその5は180点を越えたいです!
ありがとうございました!