
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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<漢検2辞典・悉皆調査 完了>A4一冊分のノートをWP化中・・・昨日も午前中、手賀沼・手賀川沿いの田園地帯で遊んだ・・・ここのところ、初物を見つけたり撮ったりできているので、とても楽しい・・・悉皆調査も一段落したので、漢字学習もついつい脱線・・・
●2016年12月04日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記) 「手賀沼 初! アトリ(花鶏・獦子鳥)」で紹介したアトリ・・・現物は初めて見たかも(いままでも見ていたかもしれないが、見逃していたのかもしれない)・・・
●ネットで説明抔をみていたら、「アトリ(花鶏・獦子鳥)」となっていた・・・<花鶏>は、漢検2巻末にもある当て字・熟字訓で知っていたが、<獦子鳥>のほうが気になったので調べた・・・なお、「獦」は漢検1級対象外漢字。*大字源によれば、この「獦」は別体字で本字は「猲」。以下、「猲」で説明・・・。
●「猲」(ケツ、カツ *他の音もあるが省略)“カツ”も“ケツ”も漢音。
<大字源>
“ケツ”音:口もとの短い犬。「獦+(ケモノへんに喬)」(ケッキョウ)」 「猲驕」(ケッキョウ) 同)歇(ケツ)
“カツ”音:①おどす。「恐猲」 同)喝・愒 ②恐れあえぐさま 「恫疑虚猲」
●読んでて、とても気になった「口の短い犬・・・「ケッキョウ・・・猲驕」」・・・似たような音読み熟語で、この“口もとの短い犬”って熟語、どこかで見た記憶が・・・確か、漢検2にもあった・・・
<↓こちらは漢検1級対象漢字・熟語となる↓>
・漢検2「歇驕(カッキョウ)」は口の短い犬」・・・当ブログ模試か何かでも出題したか案内したか、しているもの・・・とそっくりだった。
*大字源では、上記で「同)歇(ケツ)」としておきながら、「歇」の項では、漢検2と同じく、「歇驕(カッキョウ)」となっていた。
・「恫疑虚“猲”」ってのも、面白いね・・・こんな四字熟語もあるんだ。 *漢検四字熟語では「恫疑虚喝」。
(参考)
・アトリの語源:語源についてはいろいろあるよう・・・「アトリが大群をつくることから、その動きを狩猟の勢子に見立てて、「獦(または猟)子鳥」と当てられたよう・・・」との説明がネット上にあった。
・また、「猲」に「リョウ」音や「狩り」の意味がある旨、説明しているものもあった(大字源には“リョウ”音なし、“狩り”の意味もなし)
・万葉集にもこの字が使われている事や、藤原仲麻呂の三男の名前が「藤原朝獦(あさかり)」ということ・・・等の説明も、ネット上にあった。
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拙ブログに復習用として、チャレンジャー用模試(1〜12回)あたりから問題を使わせていただきました。
模擬試験も繰り返して練習させていただいております。
ありがとうございました。
私も貴ブログで復習してみます(笑)