goo blog サービス終了のお知らせ 

漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その43:準1以下):梗

2017年03月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●梗:中学…コウ 準1…キョウ、ふさ(がる)、おおむ(ね)、でく、かた(い)、つよ(い)
<漢検2>
・意味:①おおむね。あらまし。だいたい。「梗概」 ②ふさぐ。ふさがる。「梗塞(コウソク)」 ③かたい。つよい。「頑梗」 類)硬・剛  ④やまにれ。ニレ科の落葉高木。 ⑤でく(木偶)。人形。 ⑥秋の七草の一つ「桔梗(ケッコウ)・(キキョウ)」に用いられる字。
・下つき:桔梗(ケッコウ)・(キキョウ)・生梗(セイコウ)・土梗(ドコウ)
・大見出し:梗概(コウガイ) 梗塞(コウソク)

*なぜか、大字源には“キョウ”音ナシ。(ただし、「桔梗」は“ケッコウ”“キッコウ”“キキョウ”の3つの読みが掲載されている)
*デジタル大辞泉や新漢語林では、コウ(漢音)、キョウ(呉音)となっている。

*「漢検漢字辞典第2版から ㊿  掲載されている熟語の読み&意味」2016年03月21日 | 熟語の読み(音・訓)」で、以下、説明済み。
<梗(コウ、キョウ)>:
 「生梗(セイコウ)」=しんがかたい(漢字源) *「梗(かた)い」
 「土梗(ドコウ)」=にんぎょう(大漢和) *「梗(でく)」

(補足)
生梗(セイコウ)」:(大字源)生硬。未熟でぎこちないこと。(広辞苑)(「生硬」で)①世情に通じないで頑固なこと ②表現などが未熟でごつごつしていること。

頑梗(ガンコウ)」:(大辞林)(「頑硬」で)かたくなで融通がきかない・こと(さま)。
 *大字源、新漢語林、広辞苑には「頑梗」「頑硬」の熟語掲載ナシ。

<大辞林>(その他の熟語)

梗梗(コウコウ):正しいさま
梗渋(コウジュウ):道路が滞り、ふさがって通じない。ぎこちない。梗塞。
梗正(コウセイ):強くて正しい。
梗直(コウチョク):まっすぐで強い。正直。
梗林(コウリン):とげのある木の林。 *「梗」に“とげのある木”の意あり。“やまにれ”とは別。

榛梗(シンコウ):①群がり茂ってふさがる ②転じて、へだて。また、すきまをいう。
蕪梗(ブコウ) :あれはてる。荒梗。

“にんぎょう、でく”関連の熟語: 土梗、桃梗、木梗・・・

👍👍👍 🐔 👍👍👍

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 熟語の読み・一字訓読(その... | トップ | 手賀沼 セッカ(雪下・雪加) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-」カテゴリの最新記事