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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

田中英道  「天孫降臨とは何だったのか」(勉誠選書)

2018年11月22日 | 読書
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●本年4月の新刊・・・図書館からやっと借り出した・・・
●古代史は好きなので、古田武彦氏亡き後、興味深そうなタイトルだったので津々と読んでみた・・・買わなくてよかった・・・

●ネットのコピーによれば、
 『天孫降臨とは何だったのか(勉誠選書)』 出版社: 勉誠出版 (2018/3/31)
縄文時代、圧倒的に人口の多かった関東・東北は、日高見国という太陽信仰の祭祀国を形成、鹿島神宮の祭神タカミムスビからアマテラスヘの一族が率いていた。大陸からの脅威に対抗するため、関東の鹿島から九州の鹿児島へ、香取(柁取り神宮)と息栖神社(天の鳥船神社)の率いる船団が鹿島立ちして、鹿児島の天降り川に到着した。そこで準備して、イワレヒコ(神武天皇)が東遷して大和を征服した。最近の考古学と科学分析の成果は神話の新たな読み解きを導いた。
・・・ということのようだけど、実証も論証もどうも腑に落ちないことが多すぎ・・・
・・・前著『日本の起源は日高見国にあった: 縄文・弥生時代の歴史的復元(勉誠選書)』『「高い太陽を見る国=日高見国」は実在した!』などを読んでないので、なんとも言えないけど、著者は高名な方らしいのに、こんなものも著しているんだ・・・

●批判したいことは多々あるけど、ここに書いても仕方なし・・・“常識を覆す歴史解釈から鮮明に浮上する縄文・弥生時代、日本の原郷・原風景。・・・”て、常識を覆すのは(実証・論証がしっかりしていれば)良いけれども、納得のいく、説得力のある内容を期待していた者にとってはちょっと期待外れだったかな・・・

 *巻末に参考文献などの表記ナシ
 *独りよがりの論法、“いいとこどり”の文献解釈などなど
が気になった・・・

●又云うけど、いいのかなあ・・・高名で実績のある方がこんな本書いて・・・

👍👍👍 🐕 👍👍👍
コメント
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