漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

手賀沼散歩0911(難読・当て字中心)

2014年09月11日 | 手賀沼散歩(難読・当て字中心)
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<「松」>
松江魚(すずき)、松毟鳥(まつむしり)、松明(たいまつ)=炬・炬火・続松・苣、 松茸(まつたけ)、松脂(まつやに)、松陰囊(まつぼっくり)、松毬(まつかさ、まつぼっくり)、松魚(かつお)=鰹、松楊(ちしゃ)=萵苣、苣
松濤(しょうとう):松に吹く風の音(松の梢を渡る風の音を波の音にたとえていう語。 松籟。)
松籟(しょうらい):松に吹く風の音(松の梢に吹く風。また、その音。松韻。松濤 。)
松羅(さつおがせ)=猿麻桛
<以下の漢字は当て字でなく、読みとしてありますので注意>
:キョ、コ、たいまつ、かがりび、ともしび、や(く)  :キョ、たいまつ、ちさ、ちしゃ
:中学…シ、あぶら 準1…やに、べに

細流(せせらぎ) *三省堂にはありませんが、「潺(せせらぎ)」と読ませている場合があります。でも、主に地名とか店名とかです。
潺:サン、セン *訓なし」は熟語としては「潺々(せんせん)」「潺湲(せんかん、せんえん)」ぐらいしょうか・・・。
禅語で「雲悠々水潺々(くもゆうゆう みずせんせん)」てなんだかとても良い響きですね・・・。潺々:水の流れる音
潺湲(せんかん):①さらさらと水の流れるさま 。せんえん。②涙がしきりに 流れるさま。せんえん。「―と咽び泣いているのです」
<細>
細(こま)やかな配慮、細(ささ)やかな贈り物、細小魚(いさな)=小魚(いさな):ちいさな魚、細石(さざれいし)=小石、細布(さいみ)=目の粗い麻織物=貲布(さいみ) (注)貲:シ、あがな(う)、たから、みのしろ
細枝(しもと):枝の茂った若い木立、細波(さざなみ)=漣、細瓮(ささべ):小さい壺細魚(さより)=針魚、水針魚、細細(こまごま)した要件・・・、細細(ほそぼそ)と暮らす・・・、細雪(ささめゆき)、細蜷(さざえ)=栄螺・拳螺、細語(ささやき)=私語(ささやき)、細螺(きさご)=扁螺、細蟹(ささがに):クモ( 蜘蛛(くも)の古名。また、蜘蛛の糸。)
細鱗魚(あゆ)=鮎・記月魚銀口魚香魚・年魚


👋👋👋👋👋
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漢字のブログ「ボクちゃん日記」

2014年09月11日 | 日記
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「漢字のブログ「ボクちゃん日記」」さんに紹介されちゃいましたね・・・嬉しいような、こそばゆいような(^^)
まだまだ漢検歴も浅く、新米ブロガーなので、ネット上の皆さんのブログなどで勉強しつつ、精進しないと・・・。

さて、以前にも「手賀沼散歩」のどこかで高田郁の「みおつくし料理帖」完結の話を書いた時に、「暖竹(ダンチク、あせ)」のことを載せました(ダンチク(暖竹、Arundo donax):暖地の海岸近くに生育するイネ科の多年草。別名アセまたはヨシタケ。ヨシに似ているがはるかに大型で、高さは2-4メートルになり、茎も太くて竹のようになる。地下茎は短く横に這い、大きな株立ちになる。葉は幅広い線形で、先端は細く伸びる。花序はヨシのものに似て、茎の先端から夏-秋に出る。)が、同本を読み返していたら、またまた、見逃していた漢字を発見しました・・・。

<先笄(さっこう)>
ウィキペデイアでは「先笄(さっこ、さきこうがい)」で、「江戸時代後期に上方を中心に西日本の町家の若い既婚女性によく結われた髷。 一般には明治の末頃まで結われたという。 現代では舞妓が衿替え(舞妓から芸妓になること)直前の挨拶回りに結う(町家のものとはやや形が異なっている)。」(一部略)
との事。
「さっこう」なのか「さっこ」なのか、よくわかりませんが、ネット上ではほかに、置き屋さん?のHPで「先笄(さっこう)という髷を結わせても(ろ)うてます・・・」とか、祇園のバーの名前で(BAR サッコウ)とかありましたから、「さっこう」でも・・・というか、「さっこう」の方で読んだほうが良いのかも・・・・。高田郁さんも関西出身だろうし、この読みなんでしょうね・・・。

👋👋👋
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故事成語類(実践問題その40)

2014年09月11日 | 故事成語類
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故事成語類(実践問題その40)です。今回で「世説新語」はおわりです・・・。参考書籍:「世説新語(1~5)」(井波律子 訳注 東洋文庫・平凡社)  前回よりはちょっと難かも・・・👋👋👋  
難易度:よみ=  かき=きわめて難
(よみ)
①「下官は才能の経る所、悉く諸賢に如かず。時宜を斟酌し、当世を (籠罩) するに至っては、亦た及ばざる所多し・・・」
②「文学 (鏃鏃) として、能く新ならざる無し・・・」 *鏃鏃:矢先を指す、転じて先端的の意。
③「・・・祖曰く、「昨夜復た南塘に一出す」と。祖は時に恒に自ら健児をして鼓行して(劫鈔)せしむ。・・・」
④~⑤「許允は吏部郎となり、多く其の鄉里を用う。魏の明帝は ④(虎賁) を遣わし之れを収(とら)えしむ。・・・帝は ⑤(覈) しく之れに問う。允対えて曰く・・・」
(かき)
①「嘗て井上に水を取るを見るに、挙動容止、常を失わず、未だ嘗て (ゴカン) せず。此れを以て之れを知る。」 ゴカン:よそ見のこと。
②王曰く、「裴僕射は善く名理を談じ、混混として雅致あり。張茂先は史・漢を論じ、靡靡として聴く可し。我れと王安豊とは延陵・子房を説き、亦た超超として (ゲンチョ) なり」と。
③「奔走するに臨んで猶お (ギョクチョウ) の鐙を求む・・・」(注) 「ギョクチョウの鐙」:玉をはめ込んだ鐙
④「時人は王右軍を目す、「飄として遊雲の如く、 (キョウ) として驚竜の若し」と。」
⑤「劉尹は (メイカ) にして実理有り・・・」*お茶の木のように実質的な真理を有している。
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)

<回答・解説>
(読み問題)
① (ろうとう) :とりまとめる。中日関連ネットでは「籠罩」:覆う 、包む、蒸れる、霞む、などの意味のようです。これもあまり見ない語句ですね
② (そくそく) :ソク、ゾク、やじり、するど(い)
③ (きょうしょう) :劫鈔=おびやかし奪い取る:劫:コウ、ゴウ、キョウ、おびや(かす)、かす(める) 鈔:ショウ、ソウ、かす(める)、うつ(す)、うつ(し)、さつ  *「劫」:今回は「コウ」や「ゴウ」ではなく、「キョウ」です。 「おびやかす」意のときは「キョウ」なのかな?ちょっと、大漢和あたりに当たらないと、使い分け方がよくわかりません・・・参考書籍では「キョウショウ」と振ってます。・・・(慣用音)コウ(コフ)(呉音) キョウ(ケフ)(漢音)〈ゴウ〉のようですが・・・。この場面は呉越方面だから「キョウ」で読むのかな?
④ (こほん) :賁:ヒ、フン、ホン、かざ(る)、かざ(り)、あや、つわもの  *「 虎賁の士」とか「虎賁中郎」とか「虎賁侍郎」とか・・・「虎賁((こほん)」は、前漢代に設立された皇帝直属の部隊名のこと。他に、関連する熟語等は、「賁育之勇(ほんいくのゆう)」非常に気力が盛んで強いこと。「賁」は孟賁(もうほん)、「育」は夏育のことで、ともに秦の武王に仕えた有名な大力の勇士。 孟賁や夏育の様な勇のこと。「ヒ」と読む場合は、「賁来(ひらい):他人が自分の家に訪れてくることを敬っていう言葉。おいでになる。御光来。御来臨。 「賁臨(ひりん)」:客の来訪を敬っていう語。「来訪」の尊敬語。光臨。・・・四字熟語「連璧賁臨」もありますね。
⑤ (きび) :覈:カク、しら(べる)、かんが(える)、あき(らかにする)、きび(しい) *通常は「カク」や「しらべる」「かんがえる」意の熟語関連の出題が多いですが、この場合は「きび・しい」・・・。
(書き問題)
① (忤觀) :忤:ゴ、さから(う)、もと(る) *なんとなく分かりますが、ほとんど使われない語句のようですね・・・。
② (玄著) :あまり使われない熟語なんでしょう・・・中日辞典関連のネットでは「超超玄著」(成語らしい)でいくつかヒットしますが・・・ 超超=形容高超 玄=微妙 著=明显(?)。言论(?) 参考書籍でも「超超」は「超然たるさまの形容であろう」との事。「玄著」は奥深い趣のあること。
③ (玉帖) :問題(注)のとおり。帖:チョウ、ジョウ、かきもの、た(れる)、やす(める) なお、他に、株式トレードの記録帳のことを「玉帖・玉帳」というらしいです。
 (矯) :「矯然:高く舞い上がるさま、転じて俗世から超越したさまをいう」との説明ですが・・・。ふつうはこれだけでは書けませんね。
⑤ (茗柯) :茗:メイ、ミョウ、ちゃ、ちゃのめ、よ(う) 柯:カ、え、えだ、くき


如何でしたか?これで「世説新語」はマスターしましたね(^^)
ではごきげんよう👋👋👋👋👋(^.^)/~~~



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