好奇心全開!!遊行期を遊ぶ

 遊行期も今から上り坂、やっと命の不思議に目覚めたような感じです。
 玄牝の門を敲きます。

『 月のみの友にありせど月の君 』めぐり逢い良寛さん151-01zbp0301tp0901

2014-10-14 15:57:37 | 良寛さんを遊ぶ


★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★










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★ めぐり逢い良寛さん151-01zbp0301tp0901

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月のみの友にありせど月の君

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 雪呼さんより、 『 萩の夜の萩の匂いを吹き寄せよ 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
 雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。





 > 良寛0326 月よみの 光を待ちて 帰りませ 君が家路は 遠からなくに



★★★ 良寛の歌0324zbp14『 月よみの光を待ちて帰りませ山路は栗の毬のおほきに 』 へどうぞ!!! ★★★




 久しぶりに遊びに来た定珍さんを帰そうとしない良寛さんがいます。
 定珍さんは、良寛さんより20才くらい若いようです。けれど、詩歌を詠む風雅の友人です。歌集も出しています。心に溜まりに溜まった詩歌の思いを語り明かしたいのでしょうね。一番深く、長くつき合った人なのでしょうか。


 何より、定珍さんは酒屋だったから、良寛さんは定珍さんの所に寄って、酒をよく馳走になっていたようです。定珍さんが遊びに来るときはお酒を下げてくる。良寛さんはお酒好きだったんですね。


 酔った心地よさが、いっそう良寛さんを甘えん坊にするのでしょうね。



 > 良寛0986 さすたけの君が勧むるうま酒に我酔いにけりそのうま酒に


 > 良寛028 かきつばた 我れこの亭に 酔ひにけり



 葷酒山門を入るを許さず、で修業した良寛さんでしたけれど、
 すぱっと、一切の戒律から脱落してしまうんですね。
 酒も飲み、肉魚も食べ、煙草も吸う。
 女ばかりは、エピソードが残っていないようです。常識を逸脱した良寛さんですから、恋しないはずはないのでしょうけれどね・・・



 月あかり心のままに生きめやも   仁


 月影や良寛にも香忍び寄る





 。。。 ≪ 雪呼さん、おはようございます。
 いい季候になりましたね。
 月明かりの美しい夜になります。
 良寛さんは、本当に月が大好きなんですね。月が友だち、いいえ、恋人なのでしょう。
 独り草庵住まいですから、語りかけるものは、風か、お月さんですよね。


 月よみの 光を待ちて 帰りませ 君が家路は 遠からなくに   良寛


 そんな時、珍しく詩歌を語れる友だちが遊びに来たら、もう、嬉しくて、嬉しくて、帰そうともしないんでしょうね。
 ここにも無邪気な良寛さんがいますね。
 そして。やっぱり、寂しい良寛さんですね。


 とてもとてもやさしい心配りですけれど、
 もっと語ろうよ、あなたが帰ると、どっと寂しさに襲われるよ。あなたのお家は、すぐそこなんだから、帰るには、まだ、早すぎますよ。月明かりがあなたの足元を照らしてくれるほど高く昇ってからお帰りなさいな。
 それまで、月を眺めて、詩歌を詠んで、語りましょう。



 月のみの友にありせど月の君   仁 ≫ 。。。





★★★ 交心俳句150-02『 萩の夜の萩の匂いを吹き寄せよ 』  へどうぞ!!! ♪♪♪






 十六夜を待ちつつ歩く稲穂道   旅仁


 良寛黙しただ前を行く





 昨夜は久しぶりの皆既月食でした。
 黙って独りで眺めるのがいいのでしょうけれど、いつもの朝夕歩き道に待って写真を撮ることにしました。若い頃から写真はじめているのに相変わらずのオート派です。色々工夫していい写真を撮りたいという向上心はついに生まれませんでした。写真だって575だって熱中して楽しむのに、上手になりたいと熟練道を歩くことはなく、いつまでたってもズブシロのままです。セミプロくらいにはなっていて当たり前のことでしょうけれど・・・
 満月はオートで少しは手ぶれもありますけれど、何とか撮れるのですけれど、月が欠けてくるともう手ぶれが激しくなってもう写真になりません。
 諦めて家に戻り、部屋から三脚立てて撮ってみましたが、オートじゃやっぱり無理でした。
 何事も中途半端のままで終わった半生でしたが、残る余命ももう中途半端を楽しむしかありませんので、真似良寛さんも真似にもならないまま相変わらず真似良寛を独り善がりに楽しんでいる凡愚老仁がいます。
 そんな唐変木のまま言葉あそびが大好きで笑って楽しんでいる自分がまた大好きなんだからほんとうにおめでたいものです。
 次の皆既月食は来年の四月だそうですけれど、生き存えていれば恐らく同じような呟きをしているのでしょうね・・・



 月食を眺めつころり逝かんかな   旅仁


 その望月の月食の下





★ めぐり逢い良寛さんtp0902

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十六夜を待ちつつ歩く稲穂道

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