阪神間で暮らす

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   秋葉原、安倍登壇に「辞めろ」「帰れ」コール

2017-07-01 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれは、もう私は総理大臣も、そりゃもう、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということは、はっきりと申し上げておきたい」


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 07/01(土)

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細田派が自民をダメにしている  【日刊スポーツ】

 ★自民党はまた1つ判断を誤ったといえる。防衛相・稲田朋美の発言を「撤回したから問題ない」としたのだ。無論「問題ない」はずがない。司令官が自衛隊を私兵化したといえる発言は防衛相が一番気にしなくてはならないけじめであり、公職選挙法違反、自衛隊法違反に問われても仕方がない。逆に官房長官・菅義偉が言う「誤解を招きかねない」箇所などなく、明確に間違っている。それでも官邸はかわいい自民党幹部候補生で細田派の稲田を守ると宣言した。

 ★面白くないのは幹事長・二階俊博だろう。自分の派閥の復興相・今村雅弘は有無を言わさず更迭しておいて稲田は官邸が守ったことになる。後任の復興相も総裁派閥・細田派に取られた。稲田が辞めたがらないなら罷免すべき案件。守られたことは如実に好き嫌いがあるということになる。

 ★しかし罷免相当の稲田を筆頭に加計学園疑惑の渦中の官房副長官・萩生田光一、当該大臣の文科相・松野博一、加計学園からの闇献金疑惑の幹事長代行・下村博文、秘書への暴行や暴言が暴露された元文科政務官・豊田真由子ら、いずれも総裁派閥・細田派だ。

 ★「あからさまな優遇や、何があっても守るという意味では派閥も結構だが、どいつもこいつも首相の陰に逃げ込み助けてもらっている。ただ、今の自民党への批判や評価低下はすべて細田派のせいと言ってもいいぐらい問題議員は細田派ばかりだ。教育は出来ていないし、首相もさることながら首相の留守を預かる総務会長・細田博之の責任はないのか。細田派が自民党をダメにしているのではないか」(自民党中堅議員)。政権末期なのは細田派主犯説。自民党が壊れ始めた。
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 結局今の自民は「今だけ、金だけ、自分だけ」なんだな。
 


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管官房長官の陰湿人事(西川伸一)  【週刊 金曜日】

 外務省は森本康敬・在釜山日本総領事を6月1日付で退任させた。森本氏は昨年5月1日付の発令なので、在任は1年1カ月でしかなかった。前任者が3年、さらにその前任者が2年勤務してそのポストで定年退職している。つまり、在釜山日本総領事はノンキャリ外交官のいわば「上がり」ポストなのである。森本氏もここで定年を迎えるはずだった。

 なぜそうならなかったのか。昨年12月に釜山の日本総領事館前に「慰安婦」問題を象徴する少女像が設置された。日本政府は対抗措置として、森本氏と長嶺安政駐韓大使を今年1月から4月まで一時帰国させた。その帰国中、森本氏は知人との私的な会食の際に政府の対応を批判した。それが官邸に伝わって、事実上更迭される事態となった。

 ではなぜ私的な会話を官邸は知り得たのか。これについて『週刊文春』6月15日号は、「森本氏は『政権寄りの新聞社が取材メモを官邸に持ち込んだようだ』と漏らしていました」との「外務省関係者」の発言を紹介している。新聞社が政権にご注進に及ぶとは。事実ならば癒着もきわまれりだ。加えて、私的会話にまで目くじらを立てる政権の陰湿さには驚く。

 菅義偉官房長官は6月1日午前の記者会見でこの人事を問われ、「(政権の対応への批判は)承知していない。通常の人事だ」と口を拭った(6月1日付『朝日新聞』夕刊)。何をもって「通常」というのか。森本氏の次のポストはまだ決まっていないではないか。

 同様の強引な人事は過去にもあった。6月3日付『毎日新聞』によれば、2015年夏の総務省人事で、ある幹部の昇格を菅官房長官が「それだけは許さない」と阻止したという。この幹部には、菅氏の「手柄」であるふるさと納税創設にかかわる規制緩和に異を唱えた「前」があった。高市早苗総務大臣は面目をつぶされた。菅氏による人事介入の制度的根拠となったのが、内閣人事局である。

 14年5月に内閣官房に設置された同局により、政権は各省庁の事務次官と局長・審議官級の約600人の幹部人事を一元管理することを目指した。首相に委任された官房長官が幹部候補者名簿を作り、各省の大臣は首相と官房長官と協議して、名簿登載者の中から適任者を任命する。したがって、官房長官が強い影響力を発揮できる。当時、菅氏は「公務員には省益ではなく国益を考えて活動してほしい」と語っていた(14年5月20日付『毎日新聞』夕刊)。

 とはいえ、内閣人事局が発足して3年が経過したいま目立つのは、「国益を考えて活動」するのではなく、政権の意向を忖度して動く官僚たちだ。「モリカケ問題」はまさにそれを実証している。小沢一郎自由党代表は、内閣人事局は「ゴマスリ役人製造機」になっていると喝破した(3月20日付ツイート@ozawa_jimusho)。

 批判的な発言は私的なものさえ封じ込め、忖度官僚を侍らせる。菅氏のいう「通常の人事」とは、この3年間でそうした人事が「通常」化したことを意味していたのか。菅氏の次の発言はその点で参考になる。「慣例のみに従って人事はやるべきではない。私は当たり前のことをやっているんです」(2月27日付『朝日新聞』)。

 その代償こそ公正な行政の崩壊である。

 (にしかわ しんいち・明治大学教授。6月16日号)
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 私的な会食中に「こんな時だからこそ釜山に居ないと」とか言った話が官邸批判として官邸に密告される、共謀罪の先取り。
 共謀罪は今月の11日から施行される、普通よりダントツに速い、これは共謀罪をフルに使って政府に反対する人間をしょっ引いて壊憲に反対させないため。
 


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若者ら怒り NHKが“テレビなし世帯”から受信料徴収を画策  【日刊ゲンダイ】

 NHKが「TVなし世帯」から“ネット受信料”を徴収しようとしている。NHKは今年2月、2019年のネット同時配信開始を見据えて「NHK受信料制度等検討委員会」を設置。今月27日、その中間答申案がまとまり、テレビがない世帯を対象とする別の受信料契約を新設することが盛り込まれた。

「すでにNHKはワンセグ機能付き携帯電話もテレビ受信機と見なして、受信料契約を求める訴訟を起こしています。“テレビ離れ”でスマホしか持たない若い世代に受信料を払わせようとしているのは明らかです。検討委ではネット視聴用アプリをダウンロードした人を受信料徴収の対象にする案が出ているようですが、“過去のNHK番組見放題”といったキャンペーンを打てば、思わずアプリをダウンロードしてしまう若者も出てくるでしょう。“テレビなし世帯”の囲い込みに成功したら、次は受信料の支払い義務化に踏み切ると思います」(放送ジャーナリストの小田桐誠氏)

 料金については、現行の地上波放送と同額(口座振替2カ月払いで2520円)とする案が浮上。スマホを持っているだけで毎月1260円の支払いは若者にとってかなりの負担。これに対し、ネットでは怒りの声が続出。「ネットまで対象にするのか」「い・や・で・す」「早くスクランブル放送を導入しろ」といった声が相次いでいる。

 市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」の共同代表で東大名誉教授の醍醐聰氏がこう言う。

「NHKは徴収対象を広げる前に、なぜ受信料を払いたくない人がいるのか、胸に手を当ててしっかり考えるべきです。文科省の前川前次官をNHKが最初にインタビューしたとされるにもかかわらず、いまだに報じないのはなぜか。国会中継を満足に放送しないことに不満を感じている視聴者もたくさんいます。まず視聴者の要望と疑問にしっかり応え、その上で、なぜ“ネット受信料”が必要なのかをきちんと説明すべきです。ゴールデンタイムに討論番組を用意し、賛成派と反対派が議論を戦わせてもいいでしょう」

「NHK受信料制度等検討委員会」は座長の安藤英義専修大学大学院教授をはじめ、委員はわずか5人。しかも、どうやってNHKが委員を決めたのか「選考過程については公表しない」(NHK広報部)という。不透明なことが多く、このままだと、受信料を払わされることになるネット民から猛反発を招きそうだ。
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 この間も書いたがNHKはスクランブルをかけ契約者にスクランブル解除機を支給すればいいだけ。
 最近の若者はTVを持たず新聞も買わずスマートホンあるいはPCでニュースをチェックするものが多い、スマートフォン利用は値高だけど彼らは決して金持ちではない、ブーイングが出るのは当然。
 


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東海再処理施設廃止に1兆円 70年計画を申請  【朝日新聞】

 日本原子力研究開発機構は30日、原発の使用済み燃料からプルトニウムなどを取り出す「東海再処理施設」(茨城県)の廃止計画を、原子力規制委員会に申請した。廃止完了までに約70年かかり、投じられる国費は約1兆円にのぼる。施設には放射能が強い大量の廃液のほか、約7万1千トンに及ぶ放射性廃棄物があり、極めて困難な作業が予想される。作業が予定通り進むかは不透明だ。

 計画によると、最初の10年間は汚染状況の調査や設備の除染、耐震補強など安全対策工事が中心。並行して、再処理で出た高レベル放射性廃液約400立方メートルをガラスで固める作業を続ける。この間の総費用は約2170億円としている。

 その後、約60年間で施設の解体や建物の除染を進める。放射性廃棄物の処理に約2500億円、その処分に約3800億円、施設の解体に約1400億円の計約7700億円がかかるとしている。

 規制委は今後、安全対策などを審査し、計画が認可されると廃止作業が始まる。再処理施設の解体はフランスなど海外で実施されているが、国内では今回が初めて。

 東海再処理施設は、使用済み燃料の再処理技術を得るために、約1900億円かけて建設された。1981年に本格運転を始め、原発約10基分にあたる1140トンの燃料を処理。97年に廃棄物のアスファルト固化施設で爆発事故が起きた。2014年に廃止が決まった。
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 やっぱる原発はいらない、原発の廃炉費用が300億円?もっとかかるだろう。
 
 

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廃棄物の山 ツケは国民に 東海再処理施設 廃上計画  【朝日新聞】

 日本原子力研究開発機構が30日、核燃料サイクルを研究開発してきた東海再処理施設(茨城県)の廃上に70年と約1兆円の費用がかかると発表した。

 原発の廃炉にかかる費用は1基あたり300億円前後、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)でも3750億円以上とされ、東海再処理の高さは際立つ。

 原発では、放射能レベルが高いのは原子炉とその周りの設備だけだ。 一方、再処理施設は使用済み燃料をバラバラにして薬液で溶かし、プルトニウムやウランを取り出すいわば化学プラントだ。体育館よりはるかに巨大なビルのほぼ全域が激しく汚染されている。とても人が近づけない線量で、施設の除染や解体は遠隔操作頼みになる。

 東海再処理施設では廃棄物の管理もずさんだ「中身の状態がよくわからない廃棄物の容器が多数ある。使用済み燃料の被覆管が入ったドラム缶は貯蔵プールの底に整理されずに山積みになっている。

 廃上が70年で終わるというのはあまりにも楽観的だ。想定外の事態が続いて遅れるのは目に見えている。投じられる1兆円は国民の税金で、ツケはまだ生まれていない子どもたちにまわる。

 さらに、青森県では日本原燃の六ケ所再処理工場の建設が進む。処理能力は東海再処理施設の4倍あり、はるかに規模が大きい。将来、廃止にかかる費用は東海再処理施設の比ではない。ウランは枯渇しないと分かった今、使用済み燃料を再処理する意味はなくなった。再処理が本当に必要なのか、問い直す時期だ。
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 国策で進めている原子力、すべてしりぬぐいは国民。
 だから電力会社はいくらでも大きなものを作れる。
 

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都議選惨敗が号砲 内閣改造どころか“安倍降ろし”に発展も  【日刊ゲンダイ】

 歴史的な大惨敗になりそうだ。7月2日投開票の都議選で、自民党が現有57議席から大幅に減らすのは確実。民主党旋風が吹き荒れた2009年に記録した過去最低の38議席を割り込む可能性が高くなってきた。

■一気に党内政局へ

 「加計学園問題で有権者が安倍政権に対する疑念を募らせ、内閣支持率が急落している中での都議選です。ただでさえ苦戦を強いられているのに、稲田防衛相の大失言と『週刊文春』の下村都連会長のヤミ献金報道がトドメを刺した。これで自民党に投票しろという方が無理ですよ。候補者自身に問題がなくても、自民党の公認というだけで落選の憂き目に遭うケースが続出し、壊滅状態になる。怒りの矛先が安倍官邸に向かって党内はガタガタになるし、支持率もますます低迷していくでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)

 党内からは「都議選が終わったら、すぐに内閣を改造すべきだ」という声も上がっている。8月に予定されている内閣改造を7月に前倒しして、稲田などの問題大臣をごっそり交代させる。同時に目玉人事でイメージアップを狙うしか政権浮揚の材料がないからだ。だが、いまの安倍首相に内閣改造なんてやれるのか。都議選で38議席を割り込んだら、一気に政局だ。

 「従来、都議選で負けて責任を問われるのは都連会長や党幹事長クラスでした。しかし、今回は安倍首相の責任問題になってくる。加計疑惑は安倍首相自身の問題だし、惨敗ムードを決定づけた稲田防衛相と下村都連会長は首相の側近中の側近です。都議選で惨敗すれば、内閣改造どころか安倍降ろしですよ。ポスト安倍の最右翼とみられている麻生副総理がナリを潜めているのも、都議選後の安倍降ろしに備え、意図的に距離を置いているように見えます」(本澤二郎氏)

 麻生は告示日には千代田区、中野区、足立区の3カ所を回ったが、その後はほとんど応援に入っていない。くしくも都議選投開票の翌日には、麻生派と山東派などが合流し総裁派閥の細田派に次ぐ新派閥を旗揚げする。その準備で忙しいのか。

 4年前、前回の都議選では25カ所で街頭に立ち選挙の顔を自ら買って出た安倍首相も、批判ヤジを恐れているのか、今回は一度も街頭演説をしていない。党トップが堂々と街頭に立てないなんて異常事態だが、ついに出てくる気になったようだ。

 「『逃げている』という批判があまりに多いことに総理がブチ切れ、最終日の7月1日の夕方、秋葉原駅前で街頭演説する方向で調整を始めました。『ぜひ麻生さんも一緒に』と言って、日程を組んでいるそうです。麻生さんと一緒に秋葉原に立つと、聴衆の反応が違うんだとか。これまで大勝してきた国政選挙で、最終日は秋葉原に立つのが総理の恒例パターンになっています。日の丸を掲げた支持者で埋め尽くされ、非常に盛り上がる。総理にとって縁起のいい場所なのです」(官邸関係者)

 ブチ切れて街頭演説をやるというのも大人げない話だが、都議選で安倍首相が街頭に立つとしても、“ホームグラウンド”の秋葉原で一度きり。自分に好意的な支持者の前でしか演説できないのは、それだけ政権が弱体化している証拠だ。

 もっとも、安倍首相が最終日の街頭演説に麻生財務相を引っ張り出そうとしているのは、「都議選敗退の連帯責任を負わせて党内政局を封じるための深謀遠慮」(自民党ベテラン議員)という見方もある。

 水面下では、都議選後を見据えたつばぜり合いが激しくなってきた。内閣改造に着手する前に安倍退陣という展開も十分あり得る。都議選惨敗が安倍降ろしの号砲になるのか。
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 国民からは安倍自身の人柄が悪いと言われている、ちょっとやそっとでは下落した支持率は戻らない。
 お友達新聞の産経が「安倍晋三首相演説予定の秋葉原 「森友学園」籠池泰典前理事長が現る 首相退陣求めるグループが「安倍、やめろ」コールで騒然」と書いている。
 この記事時点ではまだ安倍首相は来ていないが安倍が登壇したら「安倍辞めろ」コールがきつくなり安倍の声は聞こえなくなったらしい。
 明日の投票結果が注目。いずれにしろ投票率がどれだけ上がるかと言う事。


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稲田氏、改めて辞任否定 自衛隊発言 不満高まる自民  【朝日新聞】

 東京都議選の応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛大臣としてもお願いしたい」などと発言した稲田朋美防衛相は30日の閣議後会見で、「誤解を招きかねない発言」と改めて認めた上で自らの辞任は否定した。防衛相としての資質が問われるなか、十分な説明をせずに幕引きを図るかのような姿勢に、与党内では安倍晋三首相の任命責任を問う声も出始めている。

「かばっているのは首相だけ」

 稲田氏は会見冒頭で自らの発言を改めて撤回し、陳謝した。 一方、「誤解を招きかねない発言があった」とも強調。「誤解」という言葉を約1時間の会見中、30回以上も繰り返した。

 稲田氏の発言は、公務員の地位を利用した選挙活動を禁じる公職選挙法に抵触する可能性が指摘されている。民主党政権だった2012年2月の沖縄県宜野湾市長選で、当時の沖縄防衛局長が職員に投票を呼びかける「講話」を行い、「沖縄県民に誤解を与えかねない」として国会などで問われた。この際、防衛省はこの局長を訓戒処分にし、次の人事異動で交代させた。

 会見で、稲田氏は「地位を利用した選挙活動の意図はない」と繰り返し、公選法に抵触する可能性を否定した。進退を問われても、「緊張感を持って防衛相としての職責を果たしていきたい」などと訴えた。

 こうした姿勢に与党内では不満がくすぶる。自民党の村上誠一郎衆院議員は30日、民放テレビの番組収録で「反省が弱すぎる」と批判。今年4月、東日本大震災をめぐり「東北で良かった」などと発言した今村雅弘元復興相が事実上更迭されたことを取り上げ、「任命権者は大所高所から判断すべきだと思うが、安倍さんは友達を大事にするあまり厚遇しすぎている。(今村氏と)平等でないんじゃないか」と疑間を呈した。

 同党関係者によると、地方の自民党国会議員の事務所には、稲田氏の対応に抗議する電話が相次いでいるという。こうした雰囲気を察知してか、稲田氏は1日に予定していた東京都議選の応援演説をとりやめた。党関係者は語る。「稲田氏をかばっているのは結局、安倍首相だけだ」


「なぜ辞任しない」

維新・松井氏 首相責任は否定

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は30日、稲田防衛相の発言をめぐり、「なぜ辞任しないのか不思議。今回の発言は間違いでしたで済む話ではない」と、自ら辞任すべきだとの考えを示した。都議選の応援演説後、都内で記者団に語った。

 松井氏は「即辞めると思っていたら、辞めないと言われる。それは違う」と述べた。一方、野党が求める罷免や安倍晋三首相の任命責任については「個人の資質の話で、政局にする必要はない」と否定した。

 また、都議選の維新候補者の個人演説会では「今回はレッドカード。イェローカードもあの人、だいぶたまってる」とも指摘した。


「任命責任ある」

愛知・大村知事

 愛知県の大村秀章知事は29日夜、自身のツイッターに「稲田氏の政治家としての資質が問われている。一刻も早く大臣の職を辞するべきだ」と書き込んだ。30日には「首相の任命責任も問われる」と記者団に語った。

 大村氏は「自衛隊の政治的中立をここまで軽々しく扱う方が防衛相であってはならない」と記者団に強調した。「稲田氏は第2次安倍内閣になって要職を歴任している。防衛相に任命した首相の任命責任は当然問われる」とも語った。


稲田氏会見 主なやり取り

 稲田防衛相と記者団との30日の閣議後会見での主なやりとりは次の通り。

    ◇

 「(応援演説では)誤解を招きかねない発言があったため、この場で改めて『防衛省、自衛隊、防衛大臣』の部分は撤回し、おわび申し上げる」

――発言は(公務員らの地位利用による選挙運動を禁じた)公職選挙法違反ではないか。

 「地位を利用した選挙運動を行う意図は全くなかったが、誤解を招きかねない発言であり、撤回した」

――発言を撤回しても「既遂」(犯罪が完成している状態)にあたる。撤回しても意味がない。

 「そういうご指摘があることは報道で承知しているが、私としては公選法は政治家として基本的に順守するべきことで、その地位を利用した選挙運動を行う意図は全くない」

――公選法に違反するか、明確に答えを。

 【私は公選法を順守し、政治的地位を利用する意図は全くなかった」

――失言を繰り返す原因はどう考えるのか。

 「政治の言葉は重いので、しっかりと緊張感をもって職務を全うしたい」

――このまま防衛相を続けたいと考えるか。

 「人事は総理が決めることであり、申し上げる立場にない。私としてはしっかり緊張感をもち、我が国を取り巻く厳しい安全保障下において、防衛相としての職責を果たしていきたい」
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 法律やぶってもお友達なら許される?
 菅官房長官が言っているがどこが法治国家なんだ、完全にやりたい放題国家、放置国家だね。





 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 




昨日の神戸
 最低気温  23.1度(01:51) 前日差+0.4度)
 最高気温  28.3度(14:43) 前日差+2.1度)

  今朝の神戸最低気温  24.5度 (05:11)  7月中旬並み 平年より2.0度高かった
   、

今日の神戸の
   日の出     4時50分 (昨日 4時49分)
   日の入り   19時16分 (昨日19時16分)

       日の出は昨日より一分遅く、日の入りは昨日と同じ
   
       

 北へ上がっていた前線がまた少し南下、太平洋側には熱帯低気圧、雨になりそうな配置だが午後からは晴れ、東日本は雨から曇りに。
     
     
 明日の朝、前線はまたまた北上、西日本は曇りに、北陸から福島にかけ雨に、北海道は雨。
     
     
 今朝は曇り、その後雨、山は中腹から上が雨雲、午後からは太陽が出て暑くなるが風がありまし、熱帯夜になるかも。
 今日の神戸の最高気温は28.6度、昨日より0.3度高く、平年より0.7度高かった。
 明日は雨のち曇り、朝の最低気温は24.6度、最高気温は31.6度、夜の気温は25.7度の予報。

 来週の天気
    
 
 




政治の不条理を糺すのは、選挙しかない。

2017-07-01 | いろいろ

白川勝彦氏の「永田町徒然草」より

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政治の不条理を糺すのは、選挙しかない。

17年06月30日

No.1916


 前号の永田町徒然草No.1915「安倍首相、一寸おかしいぞ!」が、ある掲示板で爆発した。いま考えてみると「おい、一寸変だよ、安倍首相 !」の方が良かったのではないか、という気がする。私が指摘したのは、産経新聞社主催の「正論講演会」での、安倍首相の発言だった。あれは、明らかに政治的錯乱状態にあることを証明する発言だった。

 それからというもの、都議会議員選挙の最終盤だというのに、まぁ、出るは出るは!? 政治や選挙を長く見てきた者に言わせれば、まさに、“自爆”そのものである。これは、都議会議員選挙に必ず影響を与えるであろう。安倍首相や官邸が“とんでもない”政権運営をやって来たのも、国会で圧倒的な議席を持っているからだ。国会の不条理を糺すには、選挙で余分な議席を与えないことだ。

 国会と都議会は、場面が違う。しかし、あらゆる選挙は連動している。特に、都議会の選挙が国政に与える影響は大きい。正直に言って、自公“合体”政権に代わる受け皿は、まだ都議会議員選挙で形成されていない。しかし、どの選挙区で、誰を勝たせれば次に繋がるのかを考えて、それぞれの有権者が投票する候補を決めるしかない。日曜日の開票結果を、楽しみにしている。

 今日は、このくらいにしておこう。それでは、また。
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第1次政権と酷似 政権ぶん投げカウントダウンが始まるぞ

2017-07-01 | いろいろ

より

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第1次政権と酷似 政権ぶん投げカウントダウンが始まるぞ

 臭いモノにいくらフタをしても、とめどなくあふれ出してくる。安倍自民を取り巻く状況は、誰もが呆れた10年前の政権ぶん投げを彷彿させる展開だ。舌禍や醜聞が次々と飛び出し、政権中枢が火ダルマになっている。

 挙党態勢で臨む都議選の応援演説で「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてお願いしたい」と口にした稲田防衛相にはア然ボー然だ。弁護士出身で、当選4回。行革相や党政調会長などを歴任し、23万人を擁する実力組織のトップだ。それが、憲法、自衛隊法、公選法を蹂躙するトンデモ発言を堂々と言い放ったのだから、言葉を失う。

 政治評論家の森田実氏は言う。

 「南スーダンPKO派遣部隊の日報問題ではデタラメ解釈を並べ立て、森友学園疑惑では教育勅語を礼賛し、顧問弁護士ではなかったとウソをついた。どれを取っても大臣の資格なしですが、今回はケタ違いのひどさ。本人が辞任を拒むのであれば、罷免が筋です。東日本大震災をめぐる問題発言で辞任した今村前復興相はどうでしたか。安倍政権は弁明の機会さえ与えずに容赦なく排除したのに、仲間とあれば憲法に背こうが法令に違反しようが頬かむり。そんなエコヒイキが許されるわけがないでしょう」

■釈明まで同じフレーズ

 演説後、報道陣に真意を問われた稲田は「あくまで自民党として応援している」と釈明。憲法記念日に読売新聞と日本会議の集会で「2020改憲」をブチ上げた安倍首相が国会で追及され、「自民党総裁としての考え」と取り繕ったのとソックリだ。

 ベストセラー「サイコパス」(文春新書)などの著書がある脳科学者の中野信子氏が28日、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)で稲田の本質をこう分析していた。

 「司法試験に受かってはいるものの、その基準で動いてこられなかったんでしょう。キーパーソンさえ押さえておけば生き延びられるという戦略だと思うんですね。言い方は良くないかもしれませんけど、〈プラトニック枕営業〉という言い方があって、そういう感じなのかなと」

 妙に胸にストンと落ちる解説である。

 結局、菅官房長官に叱責された稲田は深夜の発言撤回に追い込まれたのだが、そこに至るまでもグダグダだったという。

 「官邸に情報が入ったのは、問題発言から1時間も経ってから。現場であれだけ騒ぎになれば、秘書官あたりが報告を入れるものですが、マスコミ各社の取材でようやく事態を把握したといいます。危機管理体制に相当な綻びが生じているのでしょう」(永田町関係者)

下村、萩生田、豊田と騒動連発、麻生は火に油

 「これで辞任となったら、続けられる人は誰もいなくなるんじゃないか」

 お膝元を大荒れさせた稲田のトンデモ発言をこう擁護した下村博文幹事長代行には驚いたが、党都連会長で、都議選責任者のこの男もまた渦中の人である。安倍が“腹心の友”と呼ぶ学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長との家族ぐるみの親密関係が取り沙汰される中、文科相時代に後援会主催のパーティー券を加計学園が購入した疑惑を報じられた。その額、3年間で220万円に上るという。

 中間報告という禁じ手を使って「共謀罪」法を成立させ、安倍が力ずくで国会を閉じたのは、森友学園や加計学園をめぐる疑惑の追及から逃げるためだ。

 ところが、その直後に最側近の萩生田官房副長官の「総理は『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」「官邸は絶対やると言っている」などの発言録が表沙汰になり、安倍チルドレンの豊田真由子衆院議員が「このハゲーーー!」と絶叫しながら元政策秘書に暴行をはたらいた騒動が発覚。政権ナンバー2の麻生財務相はフォローするどころか、「あれ女性ですよ、女性」と火に油を注いでいるからあきれるほかない。

 不都合な事実は手前勝手にルールを変更し、平然と闇に葬り去ろうとまでする。権力をはき違えているアベ友で固めた歪な政権だけに、蟻の一穴で崩れていくのである。

“安倍ノート”で導き出した人事と監視

 戦後3位の在職期間を数え、総裁任期延長に手を掛けた安倍だが、小泉元首相から禅譲された第1次政権は「ひ弱」「ボンボン」のそしりを受け、わずか366日で幕を下ろした。

 「美しい国」というスローガンを掲げ、「戦後レジームからの脱却」を訴えたが、事務所費問題を「ナントカ還元水」でウヤムヤにしようとした松岡利勝元農相が自殺。後任の赤城徳彦元農相は「バンソウコウ大臣」とあだ名され、またも事務所費問題などで辞任した。閣僚の不祥事や失言が相次ぎ、参院選で大敗。結党以来初の参院第2党に転落し、安倍降ろしが急加速した。それでも安倍は秋の臨時国会を召集したが、代表質問の直前に突如、政権を放り投げ、逃げ込むように緊急入院。昭恵夫人が「私たちの人生において挫折というか、とてもつらい時期だった」と振り返っている。

 退陣後の安倍は反省ノートを書きため、「決断の瞬間に繰り返し読んでいる」なんて美談調で語られているが、過去の失敗から一体、何を学んだというのか。やったことといえば、内閣人事局を発足させ、官邸が部長・審議官級以上の約600人の人事権を掌握。公安警察をフル活用して、公権力による監視体制を強化し、権力機構の運営を意のままに操ることである。アベ友で周りを固め、仲間内だけで利権の甘い汁を吸う。そうして、国家の私物化を深めているのである。しかし、それももう限界だ。政権復帰させたこと自体が間違いだったことに多くの国民が気づいている。

 「野党の要求はことごとく突っぱね、議会運営はデタラメで強権的。衆参で3分の2以上の勢力を盾にした安倍政権の驕り、たるみ、緩みは度を越えています。国民をバカにし、舐め切っているからにほかなりません。内閣支持率の急降下も、都議選の情勢が日に日に悪化しているのも、有権者が安倍政権とその周辺の政治家としての資質を問題視しているからです」(政治学者の五十嵐仁氏)

 野党4党首は共同声明を発表し、安倍に稲田の罷免を要求したが、菅が拒否。29日、安倍に臨時国会召集を促すよう大島理森衆院議長に要請する。野党4党はすでに憲法53条に基づき、衆参それぞれで総議員の4分の1以上の賛同者を集め、臨時国会召集を求める要求書を提出している。

 都議選へのダメージを食い止めたい安倍は街頭演説を避け、支援者相手のハコモノ集会をコソコソ回っているが、28日は「自民党に厳しいお叱りをいただき、党総裁としておわびしたい」とゴニョゴニョ言っただけで、稲田の一件には触れずじまい。都議選で鉄槌を下せば、憲法を踏みにじりながら改憲を狙う無知無教養な男も、その仲間も持たない。政権ぶん投げカウントダウンは始まっている。
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