11/30(日)
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「カブ主」快走 仕事前には早朝ツーリング
「カブ主」が走り回っている。景気の動向に踊らされて……ではない。紅葉が見ごろだと聞けば山へ、カキが揚がり始めると海へ。風を切って走る楽しさに目覚めたおじさんたちが愛車の小型オートバイ「スーパーカブ」に乗り、あちこちに出没している。
■「注目されるのも快感」
岡山県瀬戸内市の「牛窓(うしまど)カブ主走会(ぬしそうかい)」は結成して約10年になる。リーダー格の柴田健志さん(48)によると、スーパーカブの所有者の「カブ主」は20~60代の約20人。会則はないが、交通秩序を守って爆音走行や違法な改造をしないことを守れる近隣の愛好者が集まっている。
きっかけは寝具とカーテンの専門店を営む柴田さんが10年前、地元商工会からもらった中古のカブを修理して仕事用に乗り始めたことだ。軽快な走りが気に入り、友人と3人で小豆島や四国へ出かけてうどん店巡りをするようになった。
「カブは壊れにくく、燃費も抜群。ガソリン1千円分もあれば岡山県北部の蒜山(ひるぜん)高原を往復できる。ツーリングすると笑われながらも注目される、というのも快感」と柴田さんは話す。
柴田さんらが楽しげに走り回っていると聞きつけた牛窓地区のカブ主が「仲間に入れてほしい」と頼んできた。それならば「走会」をつくろう――。会社員、公務員、自営業と仲間の職業はさまざまだが、「そろそろ走りたくなったね」と声をかけあい、月に1、2度は遠出する。会に入りたい一心でカブを買った30代のサラリーマンもいる。
牛窓カブ主走会がよくやるのは平日朝6時から約3時間の「カップ麺ツーリング」。兵庫県赤穂市の海岸はお気に入りの目的地だ。海岸でカップ麺を作り、ゆったりとコーヒーを飲み、仕事に間に合うよう9時前に戻る。柴田さんは「しょうもない楽しみだけど、やめられません」と言う。
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ラジオでも言っていた、「カブ」主走会、おじんが多いんだそうだ、一団が走ってきたら手を振りたくなる。
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カネの行方、不透明 組織対策費などに計17億円 議員個人に記載義務なし
政治団体ではなく、政治家本人に支払われるため、その後の使い道がわからない「組織対策費(組対費)」や「政策活動費」などが、再び増えている。28日に公表された2013年の政治資金収支報告書を朝日新聞が分析した。「不透明」との批判が絶えない。
「政治とカネ」の問題が絶えないため、政治家の・・・・・
使途報告義務なし…石破幹事長に渡った“脱法マネー”10億円
昨年1年間で当時の石破幹事長に10億円もの「脱法的裏金」が渡っていた――。28日公表された13年分の政治資金収支報告書から、安倍自民党の政治資金の不透明な実態がまたひとつ、明らかになった。
13年分の自民党本部の収支報告書には、石破氏個人に計38回に分けて総額10億2710万円を支出したことが記されている。支出名目は「政策活動費」――。聞きなれない言葉だが、受け取った議員は個人の領収書1枚を渡せばオッケー。あとは何に使おうがウヤムヤ。詳細な使途報告の義務はない。いわば「政党版官房機密費」のような“つかみ金”である。
昨年の自民党本部の総収入は約233億円。うち「政党交付金」と「立法事務費」は約177億円に達する。実に収入の75%を税金に頼っているのにケタ違いのカネが闇に消えているとすれば、許しがたい。
政治資金の専門家も「厳しく言えば脱法的な裏金のようなもの。億単位の資金の最終的な使い道を見えなくするのは、政治資金を国民の不断の監視下に置こうとした規正法の趣旨に反する」(神戸学院大学法科大学院教授・上脇博之氏)と厳しく批判するが、安倍自民党はお構いなし。他の党幹部にも〈別表〉の通り、不透明な政策活動費が大量にバラまかれている。
注目すべきは昨年の参院選直前に石破氏への支出が突出していること。公示1カ月前の6月7日から3日前の7月1日にかけ、1回につき1000万~5000万円に分けて計9回、ポンと3億3000万円ものカネが渡っていた。
恐らく選挙対策に使ったのだろうが、実は2年前の総選挙の直前にも同様に自民党総裁の安倍首相に計2億5000万円の政策活動費が支出された。今も安倍首相は党本部からの不透明な資金をフトコロに収めているのではないか。そう疑いたくなるような自民党の「政治とカネ」のデタラメぶりである。
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こう言う金って税金はどうなってるんだろうね、選挙対策に使ったって、えっ買収費用?
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衆院選、1150人超が立候補へ 2日公示、2年ぶりの審判
第47回衆院選は12月2日に公示される。与野党9党は14日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入り、安倍晋三首相(自民党総裁)の経済政策「アベノミクス」継続の是非のほか、安全保障政策や原発再稼働などをめぐり論戦を繰り広げる。小選挙区295、比例代表180の計475議席に対し、1150人超が立候補を予定している。2012年12月の前回選挙以来、2年ぶりの審判となる。
「1票の格差」是正のため、定数が5減る小選挙区の出馬予定者は約960人。
比例代表の候補予定者は810人超。
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中選挙区に戻さないとだめだね、それに選挙区で落選した人間が比例で当選なんてナンセンスだよ。
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改憲勢力2/3焦点に 平和憲法の行方左右
十二月二日公示の衆院選は、将来の改憲が現実味を帯びるかどうかをめぐり、大きな意味を持つ。今年七月、安倍内閣は他国を武力で守る道を開く集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更を閣議決定。
今は平和憲法の根本が問われている。改憲を発議するには衆参両院で三分の二以上の賛成が必要だ。今回、改憲勢力が三分の二(三百十七議席)を確保すると二〇一六年夏の参院選の結果次第では、いつ発議されるか分からない状況になる。 (中根政人)
戦争放棄を掲げる憲法九条に関して、全面的書き換えを党の政策に掲げ、改憲勢力と明確に定義できるのは自民党と次世代の党。自民は党の改憲草案で国防軍創設などを掲げ、次世代の党は「自主憲法制定」を主要政策に位置付ける。
一方、九条改憲についてあいまいな立場の党もある。日本維新の会はこれまで改憲勢力とされてきたが、今年、維新の党と次世代の党に分裂。維新は公約で首相公選制の実現など統治機構改革のための改憲を主張するが、九条に関する記述はない。自民と連立を組む公明党は、環境権などの条文を加える「加憲」を掲げる。民主党は改憲に前向きな勢力と護憲派が混在している。どの党が改憲勢力かの結論は、公示後の各党の主張を見守る必要がある。
集団的自衛権の行使を容認した政府の憲法解釈変更については、各党の賛否がはっきり割れる。与党の自民、公明と次世代は賛成。維新は行使を限定容認する立場だ。民主、生活、共産、社民は解釈変更に反対だ。
一二年の衆院選では、自民、維新、みんなの改憲勢力が三分の二(当時三百二十議席)を超える三百六十六議席を占めた。
昨年の参院選では三党の議席が三分の二(百六十二議席)を超え発議要件をクリアするか注目されたが、非改選と合わせて百四十二議席にとどまった。ただし改選議席(百二十一議席)だけを見れば八十一議席を獲得して三分の二を超えた。
一六年参院選でも改憲勢力が前回並みの議席を確保すれば、三分の二に達する可能性がある。それだけに、今回の衆院選は改憲の行方を左右する。
自民は衆院選公約で「憲法改正原案の国会提出」を明記した。
今年六月には投票年齢を十八歳以上とする改正国民投票法が成立し、改憲手続きに必要な制度が初めて整っている。
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選挙民の意識が問われているわけだ、完全に戦前の日本に戻るか、平和国家でいるか。
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イスラム国に支持表明 東南アジア過激派創設者
日本人を含む202人が犠牲になった02年のバリ島テロを起こした東南アジアのイスラム過激派「ジェマ・イスラミア(JI)」の創設者、アブ・バカル・バシル受刑者(76)=収監中=が30日までに共同通信の書面インタビューに応じた。中東の過激派「イスラム国」への支持を表明、イスラム国問題で欧米と連携する日本の権益も「聖戦」の攻撃対象になる可能性があるとの認識を示した。
インドネシア過激派の中で強い影響力を維持する同受刑者は獄中から支持者らにイスラム国への協力も呼びかけており、イスラム国への共鳴者が一層増える恐れがある。
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はっきりと欧米と連携する日本は「聖戦の対象」と、両面で考える必要がある。
今日の神戸
最低気温 12.0度(07:00 平年差+4.3度 前日差-3.5度)
最高気温 19.5度(12:56 平年差+5.1度 前日差-1.9度)
日の出 6時47分 (昨日 6時46分)
日の入り 16時49分 (昨日16時49分)
今日の最低気温は11月上旬並、最高気温は11月上旬並。
今日は6時ごろに過ぎる、6時過ぎ新聞を買いに、空は少し明るくなっている。
午前中はいい天気だったが午後から雲が、まだまだ気温はたかい。
散歩は爺マフをして出かけたが途中からとった、空模様が怪しくなったのでショートカットして帰った。
前線がダブルで本州上空に、明日の朝まで雨(大した降りでもない)の予報。
大陸の等圧線が混んでタテタテになってきた。
台風21号(シンラコウ)は15時現在でカンボジアに到達する前に熱帯低気圧に。