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週刊 日本の100人 第32号 土方歳三

2019-08-12 05:06:55 | 歴史関連情報
週刊日本の100人 土方歳三

シリーズ第32号は土方歳三です。



歴史の偉人の中でも、人気上位に食い込むのが土方歳三。

まずは簡単に紹介しましょう。

土方歳三は、幕末維新期の新選組副長です。箱館五稜郭政権では、陸軍奉行並。
1835年、武蔵国多摩郡石田村(東京都日野市石田)に生まれました。
幼いときに両親を亡くし、兄夫婦に育てられるます。
これが、彼の人生に影響を与えたのではと思います。
文久3(1863)年の上洛浪士組に参じ、近藤勇、沖田総司らと共に京都に残留し、新選組副長となります。
池田屋騒動では、黙秘を通す古高俊太郎の拷問で、逆さ吊りにし、足の甲に五寸釘を打ちつけ、ろうそくを立てて白状させます。
土方は違反者は即切腹という局中法度を徹底し、大幹部の山南敬助、河合耆三郎らを切腹させるなど内部を粛清します。
鳥羽・伏見の戦以後は、新選組の戦闘指揮をとし、宇都宮、会津若松と転戦したのち榎本武揚らと五稜郭に渡ります。
翌年、回天艦に搭乗して宮古湾の海戦に参じ、その後、箱館戦争の激戦で壮烈な戦死を遂げました。

 ただ、多くの土方歳三ファンには申し訳ないのですが、若干の違和感を感じています。
 偉人というのは、歴史に大きな足跡を残した人のことです。
 土方歳三の生き方は魅力的ですし、歴史の1ページを飾った人ですが、例えば織田信長のように「大きな足跡」を残したといえるのでしょうか。

 本誌の中で、司馬遼太郎は「所詮は喧嘩屋」と称しています。言い得て妙です。


◆特集
 土方歳三
  われ壮年武人となって名を天下に上げん

◆ライフ&タイム
 天下に大倫を貫いた新選組副長の34年
  修羅の魂を宿す少年/突如開く夢への扉
  鬼面に隠された純潔の士道/不屈の闘志で北へ……
  死に場所を求めて

◆ヒューマンエピソード
 厳しさと甘さを備えた幕末一のダンディー

◆クローズアップ
 歳三最後の戦い! 幻の「蝦夷共和国」散華

◆人物スクランブル
 土方歳三 人物相関図
  斎藤 一/渋沢栄一/榎本武揚/ジュール・ブリュネ

◆後世への遺産
 孤高の副長が遺した現代人へのメッセージ

◆評伝アラカルト
 土方歳三考
  小島鹿之助/中島 登/早乙女貢
  司馬遼太郎/加藤弘之/望月光蔵

◆ビジュアル人物事典
 金原明善/空海/空也/九鬼嘉隆
 久坂玄瑞/九条兼実/九条良経/楠木正成

◆日本の100人ミュージアム


土方歳三資料館
http://www.hijikata-toshizo.jp/

土方歳三函館記念館
http://www.romankan.com/hizikata/

このシリーズでの100人は・・・
織田信長
徳川家康
豊臣秀吉
坂本竜馬
伊達政宗
平清盛
勝海舟
真田幸村
源 義経
武田信玄
西郷隆盛
明智光秀
上杉謙信
石田三成
徳川家光
前田利家
高杉晋作
徳川慶喜
聖徳太子
徳川吉宗
近藤勇
黒田官兵衛
足利尊氏
吉田松陰
空海
大久保利通
東郷平八郎
徳川光圀
東条英機
北条早雲
山内一豊
土方歳三
田中角栄
福沢諭吉
宮本武蔵
加藤清正
毛利元就
吉田茂
源頼朝
山本五十六
直江兼続
平賀源内
伊藤博文
松尾芭蕉
白州次郎
徳川綱吉
千利休
細川幽斎
大石内蔵助
木戸孝允
島津義弘
足利義満
渋沢栄一
井伊直弼
大友宗麟
福島正則
松下幸之助
伊能忠敬
板垣退助
後醍醐天皇
平将門
乃木希典
南方熊楠
大隈重信
日蓮
ジョン万次郎
野口英世
大村益次郎
山本勘助
田沼意次
松平容保
菅原道真
北条時宗
藤堂高虎
榎本武揚
島津斉彬
二宮金次郎
後藤新平
手塚治虫
岩崎弥太郎
本田宗一郎
親鸞
津田梅子
藤原道長
山田長政
上杉鷹山
原敬
森鴎外
葛飾北斎
岩倉具視
芥川龍之
新渡戸稲造
犬養毅
黒澤明
日野富子
豊臣秀長
今川義元
本居宣長
高橋是清
夏目漱石

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