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週刊 日本の100人 第98号 本居宣長

2019-10-17 05:24:09 | 歴史関連情報
週刊日本の100人 本居宣長

シリーズ第98号は本居宣長です。




 享保15(1730)年、伊勢松坂の木綿商小津定利の子として生まれました。

 母勝のすすめで京都に出て、堀景山に儒学をまなび、荻生徂徠の学風や契沖の古典研究に啓発されます。
 やはり、偉人には、偉大な師がいるのです。

 また武川幸順らに医学をまなび郷里で開業します。
 そのかたわらで国学を研究し、賀茂真淵に入門。古語の実証的分析をすすめ、日本独自の「古道」をとなえました。


 こう書くとすごく薄っぺらいのですが、『万葉集』や『古事記』などを現代の我々が読むことができるのは、彼のおかげです。

 もちろん、契沖や賀茂真淵、富士谷成章らの研究の上に立っており、それら先陣の研究をまとめた代表格として本居宣長がいるのです。

 それ以上に、本来の純粋な日本人とは何なのか?を追究し、そのために古典を研究し、それを読み解く手段として古語を研究したのが、彼が名を残した所以なのでしょう。
 

■特集
本居宣長
 師の説になづまざること

■ライフ&タイム
日本の原点を探究した伊勢の国学者の71年
 学芸にのめり込んだ少年時代/医者としての人生の幕開け
 広がる同志のネットワーク/各地で行ったPR活動
 悲願の『古事記伝』ついに完成

■ヒューマンエピソード
学問と美意識を極めた超こだわりのマニア

■クローズアップ
一大プロジェクトの実現!『古事記伝』出版までの道

■人物スクランブル
本居宣長?人物相関図
 契沖/上田秋成/平田篤胤/帆足長秋

■後世への遺産
神社、鈴屋学会……変容し発展する宣長学

■評伝アラカルト
本居宣長考
 橘 曙覧 /小林秀雄/加藤周一
 司馬遼太郎/石川 淳/丸谷才一

■ビジュアル人物事典
 与謝野鉄幹/与謝蕪村/吉井 勇/吉川英治
 吉田兼倶/吉田兼好/吉田 茂/吉田松陰

■日本の100人ミュージアム

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