いわゆる”俗化”していない、風情のある温泉宿を検索していたら、福島県でヒット。湯治にはちょうどいいかもとGW休暇で行ってきた。
雑誌情報は確か99年時だったが、大内宿が近くにあるので、此処も同じ様な街並みかな?と思っていたが、流石に21世紀に入ると共同浴場はコンクリート本館に代わり、藁葺家屋も減っていた。しかし、ここの本館の方は立派な藁ぶき屋根に太い梁が組み合わされたイメージどおり由緒ありげな古民家。食事は囲炉裏を囲んでの地元食材の宴と、あとお湯は湯冷めしにくく文句なしで、気分良く滞在できた。ちと残念だったのは、部屋がその本館でなく隣の別館だったことだが。(元・郵便局の建物で、昔は旅館の主が地元の郵便局長も務めていたとか?。現在渡り廊下で連結されている。)