マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

フラメンコ道はきびしいので

2012-03-21 11:58:39 | Weblog
気持ちを切り替えてみよう。
オークションに3週間売りに出していたジョージ・ベンソンモデルを
取り下げて、より自分だけのジャジーな漢の(おとこの)一本にしょうと思い立ちました。
そもそも、オークションに出したのはフロントピックアップの音色が箱の音色っぽくなかったため。
どう逆立ちしても、自分のもとめるジャズの音色にならなかったワケ。
エレキギターのフロントピックアップの音色が好きでエレキを弾いてるのに
それが使えなければアウトという判定になったですよ。

最近はRomy's Lambというギター工房を構えているベーシストのロミー木下氏に
「ボディにハンバッキングピックアップの穴を空けてくださらないあかなァ」と相談したら、
いろんな弦とボディの間にはいりそうなピックアップを試した後の、最終手段にしてみたらどうかな・・・
というご回答をいただきました。

ヒストリーのセミアコのフロントピックアップが1個手もとにありまして
ポールピースのネジやネジ受けも、でっかいニッパーで切っぱらい、ピックアップのカバーに
ハンダでステイをくっつけた。

アイバニーズの欠点と言われているピックガードもはずして
新たにローズ・ウッドを削ってくっつけました。
木を切って削って磨くという作業はとても楽しかった。
家具職人Claft Voiceの西部くんからもらった、端切れの
ローズウッドの幅がこの長さしか無かったからしょうがないけれど
ピックガードの横幅はもう少し広い方が格好良かったかもね。


リアピックアップは取り外したままね。(使わんからイランのだよ)

音色を確かめるには、プロツールスにダイレクト・インプットして録音してみた。
なかなか良い音がする。ノイズ無いしね。

久々にピック右手に持って気分はJazzギタリストになれました。
しかし、冬の間に右指に汗をかかなくなってしまい、すぐにはピックがなじまず驚いた。