マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

八ヶ岳jazz Festival in 小淵沢という

2009-08-03 19:48:42 | Weblog
 甲府にあるJazzを聴かせるお店「Alone」のマスター野口氏が主宰する野外ライブにおじゃましました。

今年の八ヶ岳はご多分に漏れずあいにくの曇り空。

ミュージシャン演奏中はどうにか雨に降られなかったみたいだ。
(PM3時頃に駆けつけたので・・・・・)

僕が聴けたのは和泉宏隆トリオ+鳥山雄司さん達からだった。

和泉さんのソロピアノからスタート、美しい曲でした。
ピアノとエレベ、ドラムというトリオでのオリジナル曲もベースがフューチャーされたり、
ドラムがフューチャーされたりと飽きのこない選曲でした。

 鳥山さんが加りGeorge Bensonのアルバム「Beezin'」で有名な「Affirmation」が演奏され、
その後ソロでEarth Wind Fireの名曲「宇宙のファンタジー」とGrover Washington Jr.の
これまた名曲「Just the two of us」が演奏されたOvationはバンドサウンドと混ざるよりも
ソロの方が美しい音色が際立つようだ。

 僕はソロギターのあらたなあり方をこの演奏で知らされたような・・・・・。

 当然アルバム購入。サインまでしていただきましたがな。

その後、情念のSaxプレイヤー川嶋哲郎グループの演奏とあいなりました。
このグループはストレートなJAZZを熱奏。の最中Alone野口さんが「このバンドで最後です!!」
みんな前に出て来い」と酒の勢いにまかせて観客を呼び込みました。
 そうしたらバンドのリズムに合わせて踊りだす人たちも!!

 その曲が終わると川嶋哲郎さんも「いろんなコンサートに出たけどこんなのは初めてだ」
と言い、よりいっそうテンションも高まったようです。
 ラテンっぽい曲では20人くらいの人たちが踊っていましたが
ノリは女性の方が良かったように思います。

 数曲演奏後、Alone野口さんが「ミュージシャンみんな帰っちゃったから今日は
ジャムセッションは無ェ!!!」とマイクで業務連絡。

 そして川嶋哲郎グループのセットリストなんて知ったことじゃない。
「テッちゃん達の演奏は次の曲で終わり!!」と勝手に仕切って
コンサートは終わりを告げた。

 豪放磊落。自分勝手な男であるが、誰も文句を言わない。言わさない。言えない。
野口さんの独り舞台のようなコンサートだったような気が・・・・・

 むちゃくちゃだけどおもしろ~いコンサートには間違いなかった。