山中湖を含めた富士五湖地方のお買い物や電車、バスなど発着の中心となるところは
5.3万人くらいの人が住む富士吉田市。うどん屋さんが多いところで、TV、雑誌などでの紹介も多い。
僕たちサウンドビレッジ・スタッフもよく出かける街です。
よしだ生まれの白須敏功さんと東京育ちの佳代子さんが、jazz in Nowというジャズ・スナックをオープンしたのは38年前。
jazzをもっと身近で楽しく聴いてもらいたい、そしてライブができる場所をつくりたいという気持ちでスタートした。
7時頃からオープンし、夜が白む頃までもお客さんがいれば営業してくれるお店。
マスターの敏功さんはオーディオにもこだわりがあって、アンプは真空管からデジタル・アンプまでいろいろ取り揃え、
ターンテーブルはリム・ドライブのガラード。カートリッジもシュアーを始めいろいろと持っている。
そしてスピーカーはプロユースのTADモニター(38cmウーファー×2、ウッドスコーカー)がお店の壁に埋め込まれている。
こういったオーディオで再生されると、スタジオのコントロールルームで聴くラージモニターと同じで
録音の善し悪しがはっきりと分かる。
そして大きな棚の中にはjazzの名盤レコードや新譜CDが数千枚入ってる。
ジャズライフなどで取り上げられる新人jazzミュージシャンの新譜もここで聴いてから購入することが僕は多い。
当たり外れが少なくなるからとてもありがたい。
大好きな歌手ディーディーブリッジウォーターの「ジャスト ファミリー」もここでしか聴きません。
A面最後の曲で声を張り上げて歌ってるディーディーがこれでもかと最後のところでもっと伸びやかに歌い上げ、
ストリングスもからんできて一気に登りつめるさまはここでしか味わえない醍醐味なのだ。
バーボンはフォー・ローゼズのブラックラベルをロックで飲み、
つまみはサラミ・ソーセージかオイル・サーデンを熱っため、しょうゆと七味を少々まぶしたものをいつも頼む。
おなかが空いたら、ナウピザ。
20年くらい前、今では立派に成長した娘さんたちが足でこねた生地だから
美味しいんだと自慢してたっけ。
音楽好きの老若男女が夜な夜なここに集まっては酒を酌み交わし、音楽を語り合い、、
時には恋人たちが愛も語っている憩いの場。
お酒も回り、興ずればチャス・ユンケルの「愛のコリーダ」をマスターがチョイス、
ソウルフルなBGMをバックにディスコも踊った。
敏功さんはオープンマインドな人だ。ビレッジで練習して11時を過ぎた頃に出かけていっては
深夜の出前ライブを演らせてもらった。
僕らの演奏に対してもらえるコメントに一喜一憂したものだ。
僕が山中湖のジャズペンション「3361BLACK」でピアニストのデュークジョーダンとウッド・ベースでセッション
してもらった時なんか興奮覚めやらないまま、すぐお店に報告に出かけた時など、
ニールペデルセンとのデュオ・アルバム「フライト トウ デンマーク」でしか彼を知らなかった僕に
「マイルスと共演してる偉大なピアニストと演奏できてすごいね!」などとそんな御大とも知らず逆に驚かされたりもした。
もう1件の敏功さんのお店コンブリオでも、たくさんライブの機会をいただきました。
そしていろんなアーティストのライブも聴かせてもらいました。
そんな富士五湖地方にjazzをはじめ音楽文化を築いた敏功さんが亡くなられた。
いつまでも音楽を聴いていたいであろうマスターの気持ちと、演奏を聴いてもらいたい僕らの気持ちと
喪主佳代子さんの思いがかさなってマスターの旅立ちはジャズ葬ということになりました。
お通夜も本葬もマスターを慕っていたミュージシャン達が集まりみんなで入れ替わっては
スタンダード・ナンバーを中心に演奏しました。
セレモニーの終わりはもちろん「Now's The Time」。
いままで僕らを見守り、育ててくれた白須敏功さんに、今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうナウマス。
5.3万人くらいの人が住む富士吉田市。うどん屋さんが多いところで、TV、雑誌などでの紹介も多い。
僕たちサウンドビレッジ・スタッフもよく出かける街です。
よしだ生まれの白須敏功さんと東京育ちの佳代子さんが、jazz in Nowというジャズ・スナックをオープンしたのは38年前。
jazzをもっと身近で楽しく聴いてもらいたい、そしてライブができる場所をつくりたいという気持ちでスタートした。
7時頃からオープンし、夜が白む頃までもお客さんがいれば営業してくれるお店。
マスターの敏功さんはオーディオにもこだわりがあって、アンプは真空管からデジタル・アンプまでいろいろ取り揃え、
ターンテーブルはリム・ドライブのガラード。カートリッジもシュアーを始めいろいろと持っている。
そしてスピーカーはプロユースのTADモニター(38cmウーファー×2、ウッドスコーカー)がお店の壁に埋め込まれている。
こういったオーディオで再生されると、スタジオのコントロールルームで聴くラージモニターと同じで
録音の善し悪しがはっきりと分かる。
そして大きな棚の中にはjazzの名盤レコードや新譜CDが数千枚入ってる。
ジャズライフなどで取り上げられる新人jazzミュージシャンの新譜もここで聴いてから購入することが僕は多い。
当たり外れが少なくなるからとてもありがたい。
大好きな歌手ディーディーブリッジウォーターの「ジャスト ファミリー」もここでしか聴きません。
A面最後の曲で声を張り上げて歌ってるディーディーがこれでもかと最後のところでもっと伸びやかに歌い上げ、
ストリングスもからんできて一気に登りつめるさまはここでしか味わえない醍醐味なのだ。
バーボンはフォー・ローゼズのブラックラベルをロックで飲み、
つまみはサラミ・ソーセージかオイル・サーデンを熱っため、しょうゆと七味を少々まぶしたものをいつも頼む。
おなかが空いたら、ナウピザ。
20年くらい前、今では立派に成長した娘さんたちが足でこねた生地だから
美味しいんだと自慢してたっけ。
音楽好きの老若男女が夜な夜なここに集まっては酒を酌み交わし、音楽を語り合い、、
時には恋人たちが愛も語っている憩いの場。
お酒も回り、興ずればチャス・ユンケルの「愛のコリーダ」をマスターがチョイス、
ソウルフルなBGMをバックにディスコも踊った。
敏功さんはオープンマインドな人だ。ビレッジで練習して11時を過ぎた頃に出かけていっては
深夜の出前ライブを演らせてもらった。
僕らの演奏に対してもらえるコメントに一喜一憂したものだ。
僕が山中湖のジャズペンション「3361BLACK」でピアニストのデュークジョーダンとウッド・ベースでセッション
してもらった時なんか興奮覚めやらないまま、すぐお店に報告に出かけた時など、
ニールペデルセンとのデュオ・アルバム「フライト トウ デンマーク」でしか彼を知らなかった僕に
「マイルスと共演してる偉大なピアニストと演奏できてすごいね!」などとそんな御大とも知らず逆に驚かされたりもした。
もう1件の敏功さんのお店コンブリオでも、たくさんライブの機会をいただきました。
そしていろんなアーティストのライブも聴かせてもらいました。
そんな富士五湖地方にjazzをはじめ音楽文化を築いた敏功さんが亡くなられた。
いつまでも音楽を聴いていたいであろうマスターの気持ちと、演奏を聴いてもらいたい僕らの気持ちと
喪主佳代子さんの思いがかさなってマスターの旅立ちはジャズ葬ということになりました。
お通夜も本葬もマスターを慕っていたミュージシャン達が集まりみんなで入れ替わっては
スタンダード・ナンバーを中心に演奏しました。
セレモニーの終わりはもちろん「Now's The Time」。
いままで僕らを見守り、育ててくれた白須敏功さんに、今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうナウマス。
ビレッジ=ナウのイメージで、大家さんに良く連れて行ってもらいましたね。
初めてコルトレーンを聴いたのはナウででした。
残念でなりません。
話は変わりますが、今月の29日に神戸で我々世代の軽音の集まりがあります。10人に以上来るようです。
しろちゃん世代って僕らと10くらい年が離れてたっけ?
みんなによろしく伝えてやって下さい。
また目的外投稿ですが(大家さん、ごめんなさい)、軽音「関西地区同窓会」があるんですか。実は、今年の夏に“軽音OB合宿inビレッジ”をやろうと思っています。しろ&くまの2人も参加してくれるかな?
29日の神戸で参加希望の打診をしていただけると助かります。仮申込みで構いませんので人数をココに書き込みしてください(大家さん、またまた目的外使用ですが、お許しくださいm(__)m)。では、お待ちしてます。
PS)ももとんぼのi-tunesって佐々木さんのVo.かな?
i-tunesのももとんぼは佐々木さんのVoです。
登録したのはくまだと判明しました。
良ければ、大家さんに「OK」の連絡を入れてください。