マサ大家のギター近況報告

ギタリストマサ大家のギター近況報告を掲載

Martin 000-16 GT

2012-10-20 17:10:43 | Weblog
友人の娘さんが購入されました。
購入にあたって少々の間、僕が預かっておりました。

Martinの一族では値段がこなれている方ですが、
小振りなおしりと、ボディの厚み。
僕にはちょうど良いサイズかも・・・

音色はやはりMartin一族の音色。(あたりまえか)
シャリーンと響きます。

このギターの側板、裏板のマホガニーは何処産なのかは分かりませんが、
単板が使われているそうな。


TacomaのC1Cはマホガニーという人がいますが、
僕のはざらっとした粗っぽいごつさはマホガニーとは違うような気がしております。
壊れた時に厚い単板が使ってあるのを確認しました。
鳴りは良いよ。材質はアフリカのサペリともちがうような気がする。

Taylorの300番台のモデルですとサペリ材が使われてます。
314はエレアコのシングルカッタウェイ。
音色が細くて1年くらいで他所へ嫁に出してしまいました。
写真はやはりサペリ材のNS34

サペリとはサペリマホガニー、ゴールドコーストシダーと木材図鑑には出ております。
木目は縦に筋がはいりますね。マホガニーの替わりをしている木のようです。

一般的にマホガニーは柔らかい音色と評している人が多いようですが、
表板がスプルース(松板)か、シダー(杉板)かで音色の違いが
はっきりとするような気もします。

シダートップにハカランダサイドバックの組み合わせの、アコースティックギター。
ボディサイズはクラシックギター。そしてフローレンタイン・カッタウェイ。
探せばあるよね。