千葉県支部/三番瀬探鳥会の開始前から干潟を散策。
まだ潮が引いていないため、小型のシギ・チドリのみが波打ち際で採食していました。
ミユビシギ(幼鳥)
幼鳥は白と黒のコントラストが強く、肩羽に黒い軸班がでるのが特徴です。
ミユビシギ(幼鳥)、右側2羽はトウネン
この時期のミユビシギの成鳥は冬羽に換羽していたりしているか、肩羽のグレーが目立っていたりしています。また、残っている夏羽は摩耗しているケースが多いため、見分けることができます。
トウネン
トウネンの識別は難しいですね。 私は肩羽に注目しています。肩羽が小さい幼羽か、生え揃った比較的大きい成鳥羽かどうかといったところでしょうか。
一般的にトウネン幼鳥の識別ポイントは以下の様に言われています。
・顔~首の模様がやや不明瞭
・背中のV字班は細くはっきりしない
・雨覆~3列は灰色味が強く軸班が細く周辺との境界がはっきりせずメリハリに欠ける 等々
シロチドリ
コチドリ(幼鳥)
コチドリ(幼鳥) 可愛いですね!
メダイチドリ(幼鳥)
さすがに9月中旬を過ぎると幼鳥が目立ちます。
ダイゼン
オバシギ
大型のシギ・チドリ達は沖合の防波堤やポールの上で、潮が引くのを待っています。
オオソリハシシギ
潮が引くのを待ちきれないシギもいるようです。
長い嘴をいかして、まだ干潟が現れる前に餌を探していました。
この日、現地でパイプ椅子に腰掛けて眺めておられた方にお会いしお話していると・・・
ずっと眺めているだけで「癒される」そうです。 (納得です!)