道端鈴成

エッセイと書評など

朝日新聞の偽造した「慰安婦問題」

2011年12月18日 | 時事
朝日新聞の偽造した「慰安婦問題」(池田信夫、12月18日)


0.朝鮮を含めた民間の人身売買による売春、軍での売春で得た軍票が無価値になったことへの怒り

1.朝日新聞の植村隆記者による「朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した」という誤報

2.河野洋平官房長官による公式の謝罪

3.日本のメディアと政府が軍による強制連行と性奴隷を認めたとの世界での受け取り

4.世界での受け取りを背景にした事大主義国家による事実と法を無視した日本非難

一番大切なのは事実に基づく問題解決だ。事実を軽視して人道的対応などしても、偽りの上に築いた宥和など有害である。弱者のウソであれウソを黙認してはいけない。4.はまともに相手にしても無意味なので、3を覆す必要がある、3を覆すには事実を明確にしたうえで、1.の朝日新聞の謝罪が必要だ。しかし、1.が起因となった3.にブーツストラップ的に居直った朝日新聞が謝罪するのは、池田氏の4月1日の記事の上でだけだろうし、慰安婦問題は、ゴルディアスの結び目と化していて、もはや手のほどこしようがない感じがする。

情報戦とレトリック(2)慰安婦問題におけるロゴスとエートス、パトス

慰安婦騒動

言葉の虫かご:慰安婦、売春婦、性奴隷

野田氏と民主政権は結局、このウソを基金だの何だので、増殖させるだけだろう。

シドニーオリンピックの柔道の誤審問題に関して、現在、民主党議員の田村亮子氏は歴史は勝者によって書かれるとか言って、審判への批判は行わなかった。利口な世渡りだろうが、吐き気を感じた。大新聞でも、偉い政治家でも、戦勝国でも、戦勝国側についた第三国でも、戦勝国側についた第三国の弱者でも、ウソはウソだ。



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