道端鈴成

エッセイと書評など

五代目カルパーを表にたてて詐欺フェストを繰り返す小沢氏

2012年12月02日 | Dirty Valley Report
「ミコシは軽くてパーがいい」(日本の新聞の見方,11月29日)

初代カルパー:海部俊樹
二代目カルパー:細川護煕
三代目カルパー:羽田孜
四代目カルパー:鳩山由紀夫
五代目カルパー:嘉田由紀子

小沢氏、「未来」でもバラマキ 前回衆院選の民主マニフェストに酷似(ZakZak,11月29日)

Dirty Valley Report:強行採決と転倒劇

2010年05月14日 | Dirty Valley Report
民主党は、5月13日の衆議院本会議で公務員制度改革法案を強行採決した。それに先立つ、5月12日の衆議院の委員会審議の採決時に混乱が生じた。小沢ガールズの一人である民主党の三宅議員が、自民党の甘利議員に押され転倒したとして、翌日の衆議院本会議には松葉杖の痛々しい姿であらわれた。民主党は14日付けで、甘利議員に対する懲罰動議を提出した。

フジテレビニュース5月13日

フジテレビのニュースでは委員会の混乱シーンで、甘利議員が男性議員を押した姿まで映っていて、その後、三宅議員の転倒シーンに移行していて、その間何が生じたのかは分からない。

三宅雪子衆院議員の転倒シーン3

上のビデオでは、その間何が生じたかが、スローモーションもまじえて示されている。甘利議員はたしかに男性議員を押している。そして、男性議員は机に手を乗せからだをささえている。その背後で、すこし時間をおいて、三宅議員が前に倒れているのが分かる。甘利議員は三宅議員に全くふれていない。

ごく短い時間の出来事である。フジテレビはなぜ、わざわざ途中の映像をとばして放送したのだろうか?他のテレビ局でどう放送しているかは知らないが。



Dirty Valley Report: 選挙対策第一の小沢民主党

2010年04月09日 | Dirty Valley Report
民主、政策集作成を中止 リベラル色薄め批判回避

民主党は8日、毎年公表してきた党の総合的な政策集「INDEX」の平成22年版(インデックス2010)の作成を見送る方針を固めた。従来のインデックスには、永住外国人の地方参政権の早期実現などリベラル・左派色が濃い政策が数多く盛り込まれており、民主党は昨夏の衆院選マニフェスト(政権公約)でこれらの政策を除外した経緯がある。7月の参院選を前に22年版の作成を見送ったのは、リベラル色を薄めることで自民党などの批判をかわす狙いがあるようだ。

産経新聞 4月9日

基地問題で党首が○○○ぶりを発揮して多方面の失笑を買う一方で、小沢氏率いる民主党は選挙対策には余念がないようだ。子供手当、農家戸別所得補償、高等学校授業料無償化(朝鮮学校を含めるかは先送り)など、大胆なばらまきの滑り込み実施と反発を買いそうな政策の隠蔽、さらには、箇所付けと政治的思惑による地域への予算配分の露骨な偏向、等々。外交や経済運営はデタラメでも、選挙対策だけはめざとく狡猾なのが小沢流だろうか。

問:文中の○○○に最もよく当てはまるのは次のどの語句でしょうか?
(1)無責任  (2)出鱈目  (3)迷宰相  (4)宇宙人  (5)基地外

Pigeon Watching:傀儡師のつぶやき

2010年03月26日 | Dirty Valley Report
○鳩が豆鉄砲くらったみたいになって、必死こいて電話してきたから承諾したけど、オレはウブカタなんて雑魚は知らねーっつーの。そんなヤツ、クビにしようが、復帰してもらおうが、どっちでも構わんよ。読売新聞の出身なんだって?じゃあ、あれじゃねえか。ナベツネ野郎の差し金なんじゃねえのか。どの道、天下のご政道に影響はねえんだよ。オレの評判が下がったって、別に構わんよ。今さらどうしようもねえんだし。

○それより洒落にならねえのはアメリカとの関係だよな。こないだやって来たカート・キャンベルのヤツ、血相変えて「日米合意の履行以外は受け入れられない」とか言ってたけど、そりゃ鳩の野郎があんな風にしちゃったんだもの、オレには責任ねえわな。昨日、官邸で学級会よろしく、「○○君はどこがいいと思いますか?」「ハーイ、ヘノコの陸上がいいと思いまーす」「オオムラワンもいいと思いまーす」とかやってたらしいけど、そりゃ意味ねえって。いくつ案を出しても、答えは一緒だっつーの。

○問題なのは、4月の安保サミットなんだな。まさか鳩が出ないわけにはいかないし。ここはひとつ、ワシントンに乗り込んでいって、「わが国は唯一の被爆国として・・・」ちゅーいつものお題目を唱えなきゃいけねえわけだ。でも、行けばオバマも困るだろうな。会えば「おい鳩、宿題はどうしたんだ。もうすぐ5月だぞ」なんて、イヤミのひとつも言うだろうし。でも、こっちは答えがないわけだ。トラストミー、も2度目は使えないし。いっそ、国会を理由に欠席した方がいいんでねえの。

○ところが妙な巡り会わせで、4月はわが国が国連安保理の議長国なんだわな。ということは、イランの核開発に対する制裁を決めなきゃいかんのだが、アメリカさんとしてはウチに仁義を切らなきゃいけないわけで、鳩もツイてないようでツイてる男だわな。5月の安保理議長はレバノンなんだって。アルファベット順だと、Jの次はLなのか。そりゃ4月中になんとかしなきゃいかんわな。ホントのところ。

○まあ、ウチはイランがどうなろうが知ったこっちゃないから、細かいことはどうだっていいんだよ。で、5月になって、いよいよ日米関係が座礁寸前のところで、オレが出て行くしかないわけだ。ワシントンなんて久しぶりだけど、要は嫌われ役を買って出る人間がいるっつーことよ。

○でもって、沖縄の皆さんゴメンナサイ、やっぱりアレしかないんです。社民党の皆さん、お気に召さないなら出てってください。国民新党さんはどうされますか? とまあ、オレが頭を下げる。それでうるさい奴らはいなくなる。これでアメリカに恩を売れる。中国はもとより怖くない。検察もおとなしくなったし、結構毛だらけじゃねえか。

○ただし選挙は負けだな。そりゃま勝てりゃあそれに越したことはねえけど、普通は負けるわな。鳩はそこで引責か。みこしは軽くてパーがいい、とは我ながらよく言ったもんだわ。幸いなことに、コーメイちゃんが連立したがっているから、議席が減ったところでどうってこたあねえ。ねじれたところで、衆議院で300議席があるんだから、再可決の連発でも文句は言わせねえ。要は2013年夏までは電車道ってことよ。

○さて、次のパーは誰にしようかな。いっそ女性っつーのも、意表を突いてて面白いかもしれんな。ま、そんときになってから考えるとしようか・・・・。

かんべいの不規則発言:3月24日


Dirty Valley Report:小沢大訪中団の不気味

2009年12月10日 | Dirty Valley Report
小沢氏「来夏に最終決戦、過半数で政権強化」 中国主席と会談

 民主党の小沢一郎幹事長は10日、中国の胡錦濤国家主席との会談で「私は来年夏の(参院選という)最終決戦に向けて人民解放軍でいえば司令官として勝利に向けて頑張っている。過半数を得れば政権基盤は強固になる。内政、外交、色々な問題で思い切った政策実行ができる」と伝えた。

Nikkei Net 12月10日


小沢氏10日から中韓訪問 議員140人が同行

 民主党の小沢一郎幹事長が10日から4日間の日程で中韓両国を訪問する。訪中には新人議員約80人を含む国会議員約140人が同行、巨大与党を率いる小沢氏の“権勢”を見せつける格好になる。

共同通信 12月8日




Dirty Valley Report:ばらまきのために科学技術予算を削る鳩山政権

2009年11月15日 | Dirty Valley Report
河端「民主党の仙谷行政刷新担当相だが、新聞記事によると、「事業仕分け」について「政治の文化大革命が始まった」とか何とか自賛したらしいな。」
道端「はい。テレビでも発言は放送されてますし。」
河端「中国共産党ですら正式に過ちを認めている文化大革命を、肯定的な意味合いで使う政治家が21世紀の日本にまだ生息しているとは、しかもそれが重要な役割の大臣をつとめているとは、驚きだな。」
道端「ヨーロッパではベストセラーになったクルトワらの共産主義黒書も日本ではあまり読まれていないようですし、かつての進歩的文化人の化石化というか(1970年代の終わりに大学の社会学の講義で文化大革命を賛美して熱弁をふるっていた某社会学者を思い出します)、おばちゃん左翼の時代における大衆版でしょうか、その程度の議員も多いのでしょう。いわゆる仕分け人ですが、若手の議員が活躍しているようです。紅衛兵とだぶってしかたがありません。マニフェストが毛沢東語録で。」
河端「そうだな、もうすこし正確を期すと仕分け人はやや幹部に近く、紅衛兵に相当するのはチルドレンとか言われる連中と言うべきかな。委員会では命令のもと紅衛兵よろしく拍手したりヤジをとばしていたらしいしな。マニフェストには書けなかった外国人参政権についても、小沢氏の命ずるままだろうし。」
道端「なるほど、そうですか。それで、仕分け人の手柄でしょうか、スプリング8や若手研究者育成のための予算など必要な科学予算まで削られました。本家の文化大革命にならって、科学技術を敵視しているのでしょうか?人民vsブルジョワ文化みたいな発想のにおいがします。下放などと言い出さなければ良いのですが。」
河端「そこまではいかれてないだろう。発想の親和性程度だろうよ。財政は危機的な状況だし、財政の健全化をめざしているのなら理解できなくもないがな。」
道端「科学技術で比較優位を保とうとするなら、そしてそこにしか日本の未来はないのですから、苦しい中でも将来への投資は優先すべきでしょう。」
河端「まあ、小沢流に言えば、将来のための投資よりも、財政の健全化よりも、票に直接つながる子ども手当2兆3000億円だの農業所得補償6000億円といったばらまきの方が重要なんだろうよ。高速道路無料化もあったな。おおよそのところは、君が以前、永田町票しぐれの替え歌で書いていたとおりだよ。」
道端「小沢氏といえば、湾岸戦争のときに自民党の幹事長でした。国民の税金を1兆500億円拠出する小切手外交を仕切った張本人です。今度は民主党の幹事長ですが、安全、安上がりで評価されていたアフガニスタン沖での給油をやめて、お得意の小切手外交の復活でしょうかアフガニスタン支援に4500億円拠出するそうです。いわゆる地球温暖化問題では排出権取引でしこたま払いそうな勢いですし、海外へのばらまきにも熱心なようです。」
河端「国民や企業の懐に手をつっこんで大金をばらまくなど、さすがは豪腕と言われるだけのことはあるな。」
道端「はい。たしかに豪腕です。小沢氏が自民党の幹事長だったころから始まった日本の失われた20年ですが。時代を決定づけた政治家ということでしたら、小沢氏の時代だったと言えるかもしれません。小泉氏は約束どうり自民党をぶっつぶしましたが、結局、5年間の幕間劇の登場人物でしかありませんでした。しかし、小沢氏の時代がさらに続き、失われた四半世紀になったら、もう取り返しがつかないでしょう。」


永田町票しぐれ(再掲)

永田町票しぐれ

作詩 小沢一郎   作曲 小澤一郎

  票のためなら  空約束もする
  それがどうした 文句があるか
  政権とれば  こっちのものさ
  自民葬る  マスコミ囃子
  小泉自民を  壊しただけよ
  壊し屋一郎  もっとやる
  
 「そやわいは政局師や 補助金の餌もまくし
  特亜にとりいり自治労解同ともつるむ
  せやかて それもこれも みんな政権交代のためや 数が力や 力なんや
  今にみてみい!わいは首領になったるんや
  金丸先生以上の首領になったるんや わかってるやろ 前原
  なんや そのしんき臭い顔は 票や!票や!
  票集めてこい!」
(2007年9月3日)