道端「寒いですね。」
河端「ああ。寒くなると、温泉にでも入って、のんびりしたいな。」
道端「そうすか。」
河端「そうすかって、道端君は温泉は嫌いなのか?」
道端「風呂は、体と頭を洗って湯船に入って、都合10分ですみます。温泉でもせいぜい15分です。」
河端「どうも情緒がないな。たっぷりした湯船につかるうれしさ<わらんべのこぼるるばかりの初湯かな>。温泉宿で浴衣でくつろいで、<熱燗とっくりもう一杯いかがなんて妙に色っぽいね>。あー、いいな、なんて、ないのか?」
道端「すみません。私は温泉でもパジャマの方が良いです。」
河端「・・・・」
道端「ところで河端先輩。水質汚濁防止法の改正で温泉が危機って知ってますか。」
河端「水質汚濁防止法って、工場排水等による河川の汚染を防ぐんだろ。それがなぜ温泉と関係があるんだい。」
道端「All Aboutの11月23日の記事、新たな温泉問題ぼっ発!を読んでみて下さい。12月20日のテレビ朝日でもやってました。」
河端「なんじゃい、この法律改正は。新基準でフッ素とホウ素の基準値を下げるのは良い。これを工場からの排水に適用するのは必要だろう。しかし、この基準を、温泉旅館からの温泉の排水に適用しても意味あるのか。フッ素とホウ素は源泉に含まれているものだ。源泉から川に直接ながれこんでいるのはどうするんだ。温泉なんて、源泉から湧き出たものをいったん風呂で温泉として利用して、川に流すだけではないか。温泉旅館からの温泉の排水に、三千万円から四千万円もするフッ素とホウ素の除去装置をつけても、河川の水質の改善にも役立たつとも思えん。第一、温泉のレベルのフッ素やホウ素で人体に害があるのか。水質の改善にもほとんど役立たないだろうし、源泉掛け流しの優良な温泉をつぶしたいとしか思えない。」
道端「旅館の温泉でない日帰り温泉からの排水には適用されないそうです。」
河端「旅館の温泉と日帰り温泉はどう違うのだ。」
道端「水質汚濁防止法が、工場や事業場からの排水を規制するもので、温泉旅館は事業場にあたるが、日帰り温泉は事業場にあたらないから、適用が異なるそうです。法律的な馬鹿というか、馬鹿な法律というか。」
河端「困ったものだな。」
道端「フッ素とホウ素の除去装置メーカーと環境省の役人が癒着していて、業者への利益供与だとの説もあるようですが、裏がとれているか分かりません。単純に役所的法律馬鹿あるいは馬鹿法律の問題かもしれません。」
河端「癒着による利益供与だったら許せないし、役所的法律馬鹿あるいは馬鹿法律だったらあきれるというか情けないな。」
道端「現在は新基準の適用の猶予期間で、2007年7月から新基準が適用されるそうです。」
河端「源泉掛け流しの温泉旅館はどうなるのだ。役にもたたない三千万円も四千万円もする機械を買わせるのか。そんなことで温泉旅館を苛めてどうするんだ。我々だってゆったり良い温泉に入れなくなってしまうじゃないか。」
道端「たしかに困った事態だと思います。私個人は別に温泉がなくてもかまいませんが。」
河端「道端君の趣味はどうでも良い。」
道端「あ、すみません。環境省は2007年3月をめどに、予定どおり新基準を適用するか結論を出すそうです。猶予期間延長ということになるかもしれません。」
河端「ええい。まだるこしい。きっぱり温泉を適用外にすれば良いではないか。」
道端「はい。そう思います。」
河端「ああ。寒くなると、温泉にでも入って、のんびりしたいな。」
道端「そうすか。」
河端「そうすかって、道端君は温泉は嫌いなのか?」
道端「風呂は、体と頭を洗って湯船に入って、都合10分ですみます。温泉でもせいぜい15分です。」
河端「どうも情緒がないな。たっぷりした湯船につかるうれしさ<わらんべのこぼるるばかりの初湯かな>。温泉宿で浴衣でくつろいで、<熱燗とっくりもう一杯いかがなんて妙に色っぽいね>。あー、いいな、なんて、ないのか?」
道端「すみません。私は温泉でもパジャマの方が良いです。」
河端「・・・・」
道端「ところで河端先輩。水質汚濁防止法の改正で温泉が危機って知ってますか。」
河端「水質汚濁防止法って、工場排水等による河川の汚染を防ぐんだろ。それがなぜ温泉と関係があるんだい。」
道端「All Aboutの11月23日の記事、新たな温泉問題ぼっ発!を読んでみて下さい。12月20日のテレビ朝日でもやってました。」
河端「なんじゃい、この法律改正は。新基準でフッ素とホウ素の基準値を下げるのは良い。これを工場からの排水に適用するのは必要だろう。しかし、この基準を、温泉旅館からの温泉の排水に適用しても意味あるのか。フッ素とホウ素は源泉に含まれているものだ。源泉から川に直接ながれこんでいるのはどうするんだ。温泉なんて、源泉から湧き出たものをいったん風呂で温泉として利用して、川に流すだけではないか。温泉旅館からの温泉の排水に、三千万円から四千万円もするフッ素とホウ素の除去装置をつけても、河川の水質の改善にも役立たつとも思えん。第一、温泉のレベルのフッ素やホウ素で人体に害があるのか。水質の改善にもほとんど役立たないだろうし、源泉掛け流しの優良な温泉をつぶしたいとしか思えない。」
道端「旅館の温泉でない日帰り温泉からの排水には適用されないそうです。」
河端「旅館の温泉と日帰り温泉はどう違うのだ。」
道端「水質汚濁防止法が、工場や事業場からの排水を規制するもので、温泉旅館は事業場にあたるが、日帰り温泉は事業場にあたらないから、適用が異なるそうです。法律的な馬鹿というか、馬鹿な法律というか。」
河端「困ったものだな。」
道端「フッ素とホウ素の除去装置メーカーと環境省の役人が癒着していて、業者への利益供与だとの説もあるようですが、裏がとれているか分かりません。単純に役所的法律馬鹿あるいは馬鹿法律の問題かもしれません。」
河端「癒着による利益供与だったら許せないし、役所的法律馬鹿あるいは馬鹿法律だったらあきれるというか情けないな。」
道端「現在は新基準の適用の猶予期間で、2007年7月から新基準が適用されるそうです。」
河端「源泉掛け流しの温泉旅館はどうなるのだ。役にもたたない三千万円も四千万円もする機械を買わせるのか。そんなことで温泉旅館を苛めてどうするんだ。我々だってゆったり良い温泉に入れなくなってしまうじゃないか。」
道端「たしかに困った事態だと思います。私個人は別に温泉がなくてもかまいませんが。」
河端「道端君の趣味はどうでも良い。」
道端「あ、すみません。環境省は2007年3月をめどに、予定どおり新基準を適用するか結論を出すそうです。猶予期間延長ということになるかもしれません。」
河端「ええい。まだるこしい。きっぱり温泉を適用外にすれば良いではないか。」
道端「はい。そう思います。」