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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】賀川豊彦著 「死線を越えて」(現代教養文庫)

2023-05-10 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 社会の底辺にあえぐ人々の暮らしと、自らもそうした苦界に身を投じ生命の灯を燃やした青年の姿を描いた、著者の自伝的作品で大正時代のベストセラーになったとも言う。

 キリスト教の明治学院に学んでいたが思うところあって故郷徳島へ帰ったものの実夫や妾とはうまくゆかず、いろいろ煩悶するうちに敢えて神戸の貧民窟に居を移し、低賃金重労働で教養の欠片もなく生きる本能のみで動いているような連中に酷い目に遭わされたりしながら布教活動を行い、ついには命を落とす主人公。トータルで見れば美談なのだろうなあ。東京を引き払うまでは自意識過剰で頭でっかちな大学生にしか見えない。

 その後も主人公は面倒で上手くゆかないことばかり、これでもかと押し寄せてくる様子には、なぜ彼ばかりこんな目にと思うし、そうした事案への対応についてももっと上手に捌けないものかと思ってしまう。そうしないのが立派なところで、人気を博し或いは同情を得た所以なのだろう。

 情景描写をみるに、100年ほど前の日本の民度は、生活レベルは、かくも低く劣悪であったかと思う。ひょっとしたら成功者になれば今より遥かに庶民との差のある裕福な生活を送れたのかもしれないが、一般庶民でしかいられないのであれば、現代に生まれた方がずっと良い。

 物語は極端な例を示したのだろうが、時代背景は的確なのだろう。本書のどこに、当時の人々は惹かれたのだろうか。或いは自らの身を登場人物の誰かに重ねたのかもしれない。現代に読むと、遠い世界の物語としか感じられなかった。

 2023年4月11日 新潟より戻る新幹線にて読了
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2023年4月9~11日 【旅行】'23春の青春18きっぷ旅(3)長岡観光

2023-05-10 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 長岡は大きな町だが、ことさら降りて観光するといった機会はなかった。帰りは新幹線にしたこともあり、小千谷からいったん北上して長岡で降り、夜の新幹線まで観光することにした。

 そのつもりで調べると、見どころは幾らもある。それぞれ駅からさほど遠くはないが、公共交通機関であちこち回るのは厳しい。レンタカーも手配しておき、Google Mapに訪問先をプロットしておき、効率よく移動できるよう準備。長岡駅近くを9時半に出発し、以下の順に見学して回った。ちなみにレンタカーは三代目スバル・ステラで初めて乗る車種だが、中身はダイハツ・ムーヴだって。最近の軽はOEMが多く、もう何が何やら解らない。

(1)越路郷土資料館
 少し離れた来迎寺にあり、かつ午前中のみの開館のため真っ先に訪問。展示室は建物2階の一室のみで展示品も多くはないが、白磁の壺が見ものか。隣接する、元は学校と思しき2階建ての大きな木造建物が美しかった。

(2)新潟県立歴史博物館
 新潟の歴博は新潟市でなく長岡市にあると、今回の準備中に初めて知った。さすが県立の施設、大きく館員も多く展示も充実。中越地震(2004)に関する展示に専用のスペースが割かれているのが印象的だった。

(3)長岡花火ミュージアム
 「道の駅 ながおか花火館」敷地内にあり、花火の紹介をする無料コーナーと、有料のドームシアターがある。昼時のため、道の駅内のフードコートで長岡ラーメンの昼食で時間調整ののちドームシアター鑑賞。正三尺玉の連発で有名な長岡花火のハイライト「フェニックス」に至るまでの映像は、発色が今一つで残念だったが音と振動で臨場感は味わえた。

(4)山本五十六記念館
 言わずと知れた大日本帝国海軍の連合艦隊司令長官の生涯と遺品を展示。ハイライトは、パプア・ニューギニア国から借用?している撃墜時の搭乗機(一式陸攻)の左翼の一部。大きく破損している、色褪せた翼には何とも言えぬ。今年は没後80年に当り、国葬・分骨帰還時の写真なども特別展示が始まったところだったのは幸いだった。 

(5)長岡市立科学博物館
 旧長岡市庁舎内に設けられた施設で、自然科学系の展示。もう少し長岡で観られる生物とか充実して欲しかった。

(6)長岡藩主牧野家史料館
 上記と同一ビルの別フロア、歴代藩主の生い立ちや功績など紹介。

(7)長岡市郷土史料館、悠久山公園
 そろそろ陽が傾いてくる中、ここだけ駅の東側にある施設へ、史料館は悠久山公園の一角にあり、駐車場から斜面を登って行き10分ほどかかった。公園内はまだ桜が綺麗に残っており、今年の見納めができた(写真)。旧長岡城には天守閣はなかったが、そのイメージとして高台の当地に城を模した施設が造られた由。その天守閣からの眺めは素晴らしく、弥彦山がしっかり見え、年に数回は佐渡島まで見えるのだそう。

(8)長岡震災アーカイブセンター きおくみらい
 給油してレンタカーを時間ギリギリに返却、50㎞ほどしか走らなかった。その上で遅くまで開いている駅近くの当館を徒歩で訪問。ビデオアーカイブなどあり、しっかり見るには時間がかかりそうだったがサラリと一回りして退館。本日休館だった施設、時間が足りず行けなかった施設もあり、ここは再訪しても良さそう。 

 最後の施設見学は行くべきではなかった。見学が中途半端で終わったうえに、予約していた新幹線に乗り遅れてしまった!後続列車の自由席で帰れば良いじゃんと思ったら、格安の「えきねっと割引」で購入した特急券は変更不可で無効とのこと(乗車券は有効)。改めて後続列車の特急券のみ買い直す羽目になったのであった。

 最後はオチが着いたものの、水郡線、只見線と2本の長大ローカル線乗車、2つのYH宿泊、長岡市内見学とすべて充実しており、大満足の旅だった。(おわり)
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2023年4月9~11日 【旅行】'23春の青春18きっぷ旅(2)只見線で新潟・小千谷へ

2023-05-09 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 大水害で鉄橋崩落等の大打撃で長期間運休していた只見線。幸い廃線とならず再開されたと思ったら、今度は雪崩の惧れがあり長期運休…災害からの運転再開直後は大混雑が報じられただけに、ひょっとして再度の混乱を避けるため青春18きっぷの通用期間が終了するまで運転再開しないのではと穿った見方をしていたのだが、さすがにそこまで非道ではなかったJR東日本ありがとう。と言うわけで、本日は只見線乗車のみが関心事です。ちなみに本日が春の青春18きっぷ最終日。平日の方が少しでも空いているだろうと、乗車日を調整した次第。

 船岡から昨日来た道を郡山まで引き返し、磐越西線で会津若松まで。もう特急列車は走っていないのだから(そのぶん貨物列車が増えているのかもしれないが)、もう少し乗り継ぎ時間を短くしてくれませんかねえ…各駅15分以内くらいで。18きっぷの時期を除けば、これら乗り継ぎ駅を跨ぐ旅客需要など皆無に近く、新幹線接続(乗車客と降車客)の接続を考えればこうなってしまうのだろう。

 肝心の只見線だが、会津若松で早々と並んだのち、礼儀正しい高校生のおかげで良席ゲット。先客の一人で常連らしいオッサンが整理誘導してくれたのは有難かったが、このオッサンことあるごとに車内を仕切る。有難いが有難迷惑とも言える。客が大勢いるのに誘導の駅員を配置しないJRが悪いと思うのは、日本だからか。2両編成(キハE120x2)の座席は観光客でほぼ満席、立っていた大勢の高校は会津坂下までにほぼ全員が下車、ようやく車内が落ち着いた。

 船岡では散ってしまった桜だが、さすが山間部に分け入る只見線、会津平野から離れるにつれ散り始め程度に美しく咲いている樹を何十本も観ることができた。写真は長時間停車の越後川口にて。それにしても県境を跨ぐ只見~大白川間は見事に何もない。今日の乗客は自分を含めほとんど18キッパーと思われ、これじゃ経営が成り立つわけがない。地元のお客さんの乗車方向はそれぞれ会津若松、小出に向かっており、この区間は廃線にするか、客単価の取れる観光列車を日中に運転するか、せめて18きっぷでの乗車不可にしてはと思った(そうしたら翌日だったか、えちごトキめき鉄道「雪月花」の只見線入線のニュース。ツアー代金は高いが、経営的には正しい方向であるように思われる。少なくとも18きっぷでしかローカル線に乗らない人種は、廃線について物申す権利はないように思う今日この頃。小出に着いたら上越線でもうひと頑張り、小千谷へ。

 今晩の宿へのアクセスは、この4月よりバスが予約制乗合タクシーに変わってしまった。過疎化は進む一方。宿主は昔なじみであるので、数年ぶりの再会を喜ぶ一方で昨夜に続き突っ込んだYH事情なども話してしまった。YHではあるが2夜連続で個室状態、気楽でありがたい。

[小千谷ふるさとの丘YH 泊]

船岡 0818
(普通)
福島 0908/0936
(普通)
郡山 1026/1115
(普通)
会津若松 1231/1305
(普通)
小出 1747/1806
(普通)
小千谷 1823/1830
(乗合タクシー要予約)
寺沢 1841
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2023年4月9~11日 【旅行】'23春の青春18きっぷ旅(1)水郡線で宮城・船岡へ

2023-05-09 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 もはや「絶滅危惧種」と化している日本のユースホステル。そりゃ他に安いゲストハウスや泊まれるサウナ、ビジネスホテルが便利な場所にできちゃったらね。なのに昨年、新たに1軒がオープンした。国内YH完全制覇者としては「防衛」に行かねばならぬ。YHの場所は桜の名所、なので例年の開花時期を調べ、青春18きっぷの通用期間ギリギリを狙って行くことにした。

 目的のYHまで、自宅からの最短経路は、普通列車で行くと長区間ロングシートとなる惧れがある。久々の鉄道旅行でもあり、敢えて遠回りを選んだ。常磐線グリーン車で水戸まで行き、そこからボックスシートの水郡線で郡山まで、その後の東北本線はロングシート車以外の選択肢はないので、読書か居眠りだ。

 水戸駅で早昼用に駅弁を買い、ホームに向かうと、列車は早々と入線していた。4両とは素晴らしい、が良く良く見れば、終点の郡山まで行くのは先頭の1両のみ。後ろ3両は茨城・福島県境手前の常陸大子までだった。これは、18きっぷシーズンの土日祝日は混むな。何と言っても、この次に県境を越える列車は4時間後なのである。日中の運転間隔が4時間とは!

 ローカル線でボックスシート車(キハE130・写真上左)だからと言ってもすぐには喜べない。進行方向、陽の当たらない向き、沿線風景の見える側など考慮すると、座りたい席は1両に数席しかないのだ。なので、長時間乗車で心ゆくまで車窓を愉しみたければ、直ぐの接続でなく1本前に到着する列車で始発駅に着いておいた方が良い。今回は40分前に着いたので希望の席が取れたが、それは候補を満たす席で最後の1席だった。

 水戸を出発して上菅谷あたりまでは近郊の用務客もけっこう乗っているが、その先まで乗っているのは袋田の滝観光の客か、郡山まで乗り通す「18キッパー」と思しき客ばかり。川ともつれ合うように進み、県境を越え、のどかな田園風景を進み、新興住宅地が現れ乗車客が増えてきたら郡山は近い。3時間あまり、飽きることのない旅だった。

 その先の3列車のうち2列車はロングシート、船岡駅近くに古豪ED71とオハフ61の保存車を発見、柵越しに観察(写真上右)。保存状態は悪く、特にED71は現存する最後の1両なので整備して欲しい。名物の桜は残念ながらほぼ終わっていた(写真下左)。それでも白石川と線路に挟まれた堤防の道を歩いて城址公園まで上がった後、駅まで戻り反対方向にあるYHまで歩いた(写真下右)。受付早々に宿主さんとお喋り、何と昔は神奈川県内のYHで管理人をされていたそうで、もう一人の同宿者も埼玉県でYH活動に携わっていたベテラン。食事を挟み、就寝までYH話が尽きなかった。本日のYH705泊目にして国内全YHの宿泊防衛達成。昨年切り替えた「終身パス」を使う機会ができて良かった。

[ウェルかも船岡YH 泊]

品川 0635
(普通)
水戸 0845/0923
(普通)
郡山 1233/1241
(普通)
福島 1327/1342
(普通)
白石 1416/1419
(普通)
船岡 1435
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2023年4月8日 【ハイク】シリーズ川崎市を歩く・宮前区(その1)

2023-05-08 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 川崎区、中原区のコースを歩き終え、今日から全7区中3つ目、宮前区にチャレンジ。昨夜の雨は止んだが午後にはまた降るとの予報で、朝食も現地への途中にパっと摂ることにした。

【1.市境西コース(地図)】約6.0km
 スタートは東急田園都市線の鷺沼駅。しばらく線路沿い、そこから線路を越え東名高速を越え住宅街へ。と思ったら保全された緑地があり、広くはないが色濃い自然が。きっと「田園都市」開発以前はこんなトコばかりだったんだろうな。

 その後も住宅街を抜けては公園が。菅生(すがお)緑地は細長い形で結構な距離が続き、こんな場所があったのかと驚かされた(写真)。横浜との市境の尾根道で東京スカイツリーまで見え、晴れていれば富士山なども良く見えそう。買い物などは不便そうだが、眺望の良い家が建てられれば心豊かな暮らしができるかもしれない住宅地に見えた。途中の緑地でのんびりしたので2時間近くかかってゴゴール、「天王下」バス停に到着、時刻表を確認する間もなくやって来たバスで溝の口駅へ。途中どんどん乗ってきて積み残しがでるほどだった。

 なかなか以前の脚力が戻って来ず、10kmを超えるノルマ設定には腰が引けてしまう。が、いつまでも甘えていられないので、次回からは1回2コース踏破を目標としたい。

本日の歩行距離:約6.0km
通算の歩行距離:約6.0km
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2023年4月7日 【旅行】3年ぶりの海外!世界一周散骨の旅(0-1)航空券編

2023-05-08 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 初めて、世界一周航空券(ビジネスクラス)を購入(発券)し旅することにしました。

 昨年母が亡くなったのですが、ウチは生前からの合意で葬式も墓もありません。代わりに、家族で出かけた思い出の街(海)に遺灰でも撒いてあげるからと、約束しておりました。ボートをチャーターして厳かに散骨、なんて大袈裟なものではなく(そういうのは現地の法律の問題があるでしょう)、パウダー加工した遺灰を現地でひとつまみ、水に流す程度。これくらいなら大事にならないのではないかと期待します。

 同じく昨年、私は会社を定年退職し、無職の今はまとまった時間ができました。コロナ前はしょっちゅう海外旅行に出かけていましたが、多くは週末や三連休の弾丸旅行、長くても一週間程度でしたが、それ以上の期間、家を空けられることになりました。

 そういうわけで、母の慰霊と自分の慰労を兼ね、世界一周旅行をすることにしました。アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アメリカ。家族で訪れた4大陸に点在する目的地を、ワンワールド世界一周航空券(4大陸版)で回ります。安価なのはエコノミークラスですが、マイル加算率が悪いのです(50~30%)。正規運賃同等(125%)にマイル加算されるビジネスクラスの方が、キャッシュアウトは大きいけれどが、コスパは遥かに優れているのです。

 訪問したい都市相互は殆ど直行便か、乗り換え1回で繋いでゆけます。ですが、搭乗自体を楽しむため、最大である16区間を使うことにします。このため、発券航空会社であるJALに何度も電話相談しました。マイレージ上級会員なので、電話無料なのは大いに助かりました。航空券の使い始めがJAL便でないと、こうはゆきません。他社運航のJALコードシェア便でもダメなようでした(例:スリランカ航空運航のJAL便名でスタートする場合)。

 ルーティングに関しては、まず家族旅行で訪れた街を訪問地としてピックアップしました。次にそれらを結ぶルートを決めましたが、あえて直行便を選ばす遠回りなルートを選んだ区間も多いです。選択基準は、なるべくワイドボディ機の便、これはビジネスクラスのシートが良いからです。次に、なるべく遠回りなルート、これはビジネスクラスへの搭乗自体を楽しみつつ、マイレージを稼ぐため。そして、なるべく多くの航空会社、機材でバリエーションを愉しむこと。

 ホテル代の節約を考えれば、夜行便のある区間は機中泊を活用すべきでしょう。ゆったり寝られるビジネスクラスであれば、さほど苦にはならないかもしれません。ですが、夜行便ではおざなりになりがちな機内食を愉しむべく、なるべく食事時、それもディナータイムにかかるフライトを第一に行程を組むようにしました。通常であれば暗くなっての到着はあまりよろしくないのですが、今回の訪問先はすべて先進国かつ過去に訪問経験のある街であり、大丈夫と判断しました。航空券の有効期間は一年、全行程一気に回らず分割して回ろうと考え、結局2度に分けることにしました。母の命日(7月)にスタートし、マイレージ会員ステータス維持の都合上、年内には回り終えるようにします。

 長々と書きましたが、決定したルートは以下の通り。じっくり調べればもう少し遠回りできるルートがあるのかもしれませんが、初の世界一周にしては変化に富んだ行程が組めたのではないかと思います。★が「散骨」予定地です。随分あちこち行ってたんだなあ。図は「Great Circle Mapper」と言うサイトで生成しました。また下記は世界一周航空券のルートのみで、これ以外に別途手配の一時帰国やサイドトリップが入るため、全搭乗回数は26回を予定しています。なおホテルは、系列とかポイントに拘らず、基本的に質素なところを選んでいる最中です。公共交通機関でアクセスしやすい範囲で最安値といった感じです。

沖縄那覇(OKA)
1.(JL-B767)
東京羽田(HND)
2.(JL-B787)
★シンガポール(SIN)
3.(CX-A350)
★香港(HKG)
4.(CX-A350)
★シドニー(SYD)
5.(QF-A380)※シンガポール経由
★ロンドン(LHR)
6.(QR-A380)
ドーハ(DOH)
7.(AY-A330)
★ヘルシンキ(HEL)
8.(AY-A319)
★ロンドン(LHR)
9.(BA-A380)
ロスアンゼルス
10.(AS-B737)
★サンフランシスコ(SFO)
11.(AS-B737)
★シアトル(SEA)
12.(AA-A321)
★マイアミ(MIA)
13.(AA-A321)
★ボストン(BOS)
14.(AA-A321)
ダラス(DFW)
15.(AA-B787)
★ホノルル(HNL)
16.(JL-B787)
名古屋(NGO)

 気になる運賃ですが、調査時点と発券(購入)時点で10万円近い差が出ました。4/1から燃油代(サーチャージ)が下がったことによるもので、これを予期して発券を控えていたのです。しかし、待っている間に乗りたいフライトが満席になったものもありました。たぶん次回改訂(6/1)ではもっと下がるのでしょうが、これ以上待つと座席の確保が困難になると思い、手を打ちました。
 2/27調査時点:航空券780,400+燃油諸税212,640=993,040円
 4/ 7発券時点:航空券780,400+燃油諸税115,520=895,920円
90万円弱で16区間、1区間当り5.6万円ほどです。その値段でビジネスクラスに乗りまくれるのですから、纏まった出費ではありますが高コスパと言えるのではないでしょうか?

 もう一点気になる獲得マイル/FOP(FLY ONポイント)数ですが、予約クラス「D」のため125%加算。ステータス維持のためには、マイルよりFOPが気になります。その他の搭乗分と合わせれば来年のJGCプレミア(8万)は超えそうですが、「うちJALグループ便40,000FLY ON ポイント」という規定がクリヤできません。なので、秋に後半区間を乗り終えた後、獲得状況次第で「修行」が必要になると覚悟しています。

 とりあえず航空券を購入したことで、引き返せない所まで来てしまったように思いました。実際には払戻しもできるので、そこまで悲壮な覚悟をする必要はないのですけれども。いずれにしても、フライト変更や体調不良などのトラブルなく、無事に終わらせたいものです。
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(Live) 堀尾和孝

2023-05-02 20:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
 じつに昨年8月以来となる堀尾さんのライブ、オープニングアクトには西川伊都子さん、途中でボーカルのMiyaさんも加わる楽しいステージに。

 次々と繰り出されるスーパーテクニックに彩られた曲をメモしていたのだが、途中で消失させるミスを犯してしまいセットリストはなし。後半の"Stairway to Heaven"とそれに続く"Libertango"が気迫こもった特筆モノだったことのみ書いておく。家を出る時はたじろぐほどの強風雨だったが、がんばって行って良かった。写真は、座ってプレイする極めて珍しいシーン。堀尾さんもお疲れか?

 金曜夜とあって、帰りの駅も23時近くなのに大混雑だった。気温が上がったせいか飲んだ後だからか、マスクをしている人が減ったように見えた。

 2023年4月7日 四谷三丁目・ソケースロックにて
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(Live) いわし

2023-05-02 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
"い" 井上尚彦(Dr)
"わ" 和佐田達彦(B)
"し" 進藤陽悟(P)

(1st stage)
・Inward
・C.A.E
・Funky Coffee
・After the Festival
・Tomorrow will be clear
・Tres Sardinas

 前半の私的ベスト曲は"After the Festival"。前半をジャズワルツ(いのやん談)でアレンジし、それが後半でラテン調に変わる意外性。

(2nd Stage)
・Oriental Flight
・まな板のいわし
・Skydrive
・White Spirits
・Odd Time Story
・波動
(Encore)
・Groovin' Sardine

 後半の私的ベスト曲は"Skydrive"、クロスオーバー時代を意識した曲調、特に後半転調してからのピアノは懐かしさを感じた。

 約半年ぶりの「いわし」、春先恒例のツアーを終えての凱旋ライブ。MCにもツアーの様子が散りばめられ、可笑しく楽しいステージは健在だった。今年は井上さんのドラムイベント等にも顔を出したい。

 2023年4月6日 四谷三丁目・ソケースロックにて
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【本】飯田泰之/木下斉/川崎一泰/入山章栄/林直樹/熊谷俊人著  「地域再生の失敗学」(光文社新書)

2023-05-01 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 読書録を書き忘れていたので、時間が経ってるけどアゲておきます。

著者:飯田泰之氏と下記各氏との対談集。
木下斉:経営学的観点から
川崎一泰:官民連携について
入山章栄:地域格差はフラット化しない
林直樹:過疎地域
熊谷俊人:現場から(当時千葉市長)

 読んでいる間は「そうだよなあ」と思えるのだが、結局どういう結論なのか、一つのストーリーには纏まっていないように感じたのは当たり前か。「地域格差はフラット化しない」という説には大賛成。いたずらに都会の真似をして似たようなショップばかりになってもねえと思う。それでも住んでいる人には「東京と同じモノが買える」と人気なんだろうか。

 でもね、旅行していて思うのは地域ならではの特産品って少量生産なせいか付加価値を表現したいのか、どれも値段が高いのね。なので、良さを享受できる層は限られてしまう。それがマスでなくオンリーワオンを目指すと言うことなのかもしれないが、お金に余裕のない自分にとっては行くだけで精一杯、現地企業にお金を落として経済協力までは手が回らないってことになっちゃうのだ。そういうレベルの客は招かざる客と見られるかと思うと、ちょっと悲しい。

 2023年3月19日 自宅にて読了
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2023年4月5日 【ハイク】湘南モノレール沿線ウォーク(1)

2023-05-01 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 JR大船駅から江ノ島への近道であり、日本随一と思えるダイナミック(スリリング)な車窓の湘南モノレール。同社ウェブサイトにて沿線を歩くハイキングコースが数多く設定されており、その中で全線ウォーク的なものを歩いてみた。コースは4区間に分けられている。カッコ内は同社案内による。

(1)「栗船ウォーク」大船駅~富士見町駅(5㎞、3時間)
(2)「天神様ウォーク」富士見町駅~湘南深沢駅(5㎞、3時間)
(3)「鎌倉ウォーク」湘南深沢駅~西鎌倉駅(5.5km、2.5時間)
(4)「里山と古社寺ウォーク」西鎌倉駅~湘南江の島駅(7km、2.45時間)

 全部で22.5㎞、約10時間となるが、のんびりお散歩感覚で歩いての時間だろう。コースを歩くだけであれば、6時間程度か。「関東ふれあいの道」を歩いていた感覚であれば1日コースだが、最近あまり歩いていないため、2コースずつ2回に分けて歩くことにした。

 今日は午後からのウォーク。JR線を大船駅で降り駅前の店で昼食を食べ、(1)(2)の2コースを歩くことを目標にスタート。町中なので小さなショルダーバッグに水500mlのみ、非常食もなしの軽装。
 
(1)栗船ウォーク(大船駅→富士見町駅)
 人通りが多く活気あふれる商店街を経由し、松竹大船撮影所跡地~砂押川沿い~大長寺~西念寺~熊野神社/多門院~常楽寺~離山地蔵尊~厳島神社~成福寺~水堰(せいしく)橋と回り、富士見町駅まで。沿線は住宅街が殆どだが、すぐ裏手に崖が迫るところが鎌倉らしかった。

(2)天神様ウォーク(富士見町駅→湘南深沢駅)
 富士見町駅から北野神社(天神山)~江の島道道標~鎌倉中央公園~富士塚~湘南町屋駅~泉光院~上町屋天満宮~泣塔をめぐり、湘南深沢駅まで。鎌倉中央公園は気持ち良い森林公園、住宅街の奥の富士塚は往時さぞや見晴らしが良かったと思わせられた(写真)。泣塔付近は広大な空き地脇を歩き、旧国鉄大船工場跡地と気付いた。

 特に前半は寺社が多く、その度に軽く拝んでいったため意外と時間がかかり、(1)(2)合わせて3.5時間を要しゴール。モノレールで大船まで戻り、JRで帰宅した。見どころは(1)の方が多かったが、緑の多い(2)の方が歩いていて楽しく感じられた。

 本日の歩行距離:約10㎞
 通算の歩行距離:約10㎞
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