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日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

森功著 「血税空港」(幻冬社新書)

2009-11-11 07:29:21 | 本・映画・展覧会
 政権が変わったことにより前から問題視されていた「空港整備特別会計」の見直しが行われることになり、実効的なものであって欲しいと願わずにいられない。

 おまけにJALは瀕死の状態だし、会社はなくなろうが構わないがマイルは消えないで使い切らせて欲しい(汗)。その経営不振の原因の1つに各地に「バラまき」された空港への就航…要は不採算路線と言うことですな…も挙げられたりして(その真偽はさておき)、実にタイムリーな一冊なのであります。図書館で予約して借りられるのに随分かかったなぁ。

 タイトルから分かるように、本書では空港整備に係るデタラメの事例(静岡空港とか)、例外的にうまく運営されている能登空港の例など挙げ、空港整備に我々の納めた血税がいかに有効に使われていないかを解説する。興味あるテーマだし書きぶりも平易なので一気に読める(数字は一回ではアタマに入ってこないが、まぁいい)。

 難点を言えば、本書で書かれている空港=定期航空路に供される空港のようであり、例えば自衛隊や米軍との共用空港の意義、自治業務や防災拠点としての空港、それ以外ジェネアビに供される空港といった観点は含まれていない。またヘリポートも対象外。せめて三沢や小松、米子といった「地方空港ではあるけれど基地との併用により廃港が難しい空港」については議論を分けるべきではなかったか。

 二つ目の難点は、先日の某教授と同じく「具体策の提示」が少ないこと。能登空港の例は具体的対策の紹介だが、著者のオリジナルではない。必ずしもオリジナルを提案する必要はないが、問題点を指摘するのであれば対策もセットで紹介してはと思うのだ。必ずしも本邦内の事例である必要はない。或いは「対策はない、廃港が必要だ」という結論でも良い。

 ついでに、これは本書の批評ではないが、空港や路線を云々する時によく使われる「搭乗率」について、これは「騙されやすい」数字。だってキャパシティを小さくすれば搭乗率は上がるでしょ?東京⇔大阪便を777でなく737で運航してごらん、たぶん全便100%になるから(笑)。だから例えば「搭乗率が高いのにJAL撤退はケシカラン」と言う大都会神戸の人々よ、そういう主張は73Hでなく777で70%以上のお客を集めてから言いなさい、だと思うのである。数字には気をつけよう。貨物についても書かないとね。ではどういう数字で表せば良いのか?固定費や全社共通費があるから難しいかもしれないが、空港単位の人件費や運航経費、着陸料などを出すしかないでしょうナ。そう、「路線」でなく「空港」単位で収益を検討するのだ。もちろん内部ではやってると思うけど。

 著者ブログ:http://mori13.blog117.fc2.com/

 2009年11月5日 通勤電車車中にて読了
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2009年11月6日 【トッポ】 エコがエゴになりませんように…ステッカー貼付

2009-11-10 22:20:13 | クルマ
 「つなぎトッポ」(本当につなぎなんだってば!笑)のモディファイも一通り片付き、カネをかけずに弄れるところはもうないかナァと鵜の目鷹の目です。

 で、ルーフボックス後面がガランとして淋しいのを何とかしたいなーと思ってステッカーを物色していたのですが、これ以上カネかけて購入するのは止め、無料で手に入るもので丁度良いサイズのはないかナァと…ありました!さすがお役所太っ腹!(俺の県民税も入ってるべよ)

 「エコドライブステッカー」
 http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/taikisuisitu/car/01ecodrive/0113/0113stickers.html

 そう言えば、こんなの貼ってるクルマ見たことあるかな~。ちょっとあざとい気もするけど、まぁ良いか。ただしウチのクルマの場合、「ゆっくり発進します」は事実であるが、「ゆっくりしか発進できません」が真実だったりするんだな非力だから(自爆)。

 …でも「ふんわりアクセル」でマターリ走ろう、ですよ皆さん。
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2009年11月5日 大崎・元祖札幌や

2009-11-10 06:39:18 | 食べ物・飲み物
 今日は昼時に大崎に居たので、ビルの軒下で分かりづらく客の入っていない(汗)店に入ってみた。元祖札幌や」と言えば横浜・相鉄ジョイナスの店には良く行ったなぁ。名前は同じようだがチェーン店なんだろうか?

 札幌を標榜するには味噌が旨くないと困る。で、頼んで出てきたのは最近では珍しい真っ白い味噌。ちょっと新鮮。スープ啜る。脂を感じる。コクがある。これもなかなか懐かしい作り。懐かしいと言えばこの店、今どき紙の食券を手でちぎって売る。

 麺も特色のあるものではないが、茹で過ぎていないのがいい。スタッフ殆どが華人だが厨房に1人だけ、日本人らしいオヤジが居る。彼の意地とこだわりがこの味を支えているのだろうか?そんな大袈裟なものではないか(笑)

 惜しいなぁ、これでトッピングに炒め野菜があれば。
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2009年11月5日 来年は沖縄3回行くさ~

2009-11-09 22:27:26 | ノンジャンル
 久しぶりに五反田の沖縄料理屋へ。ボトルまだあるかな?しばらく行ってなかったから捨てられちゃったかな?「前回飲みきられたようです」あーそうですか、で、入れたボトルに見覚えがある。しまった前と同じの入れちゃった…違う泡盛を試したかったのにな。

 お勘定の際、何気なくボトル棚を見てるとあれ?見覚えのある名前が。「あるじゃん!」お店の捜索漏れでした…このユルさも沖縄と思えば怒りも湧いて来ない。同じ銘柄なのでニコイチにしといてねとお願い、さぁどうなっているか楽しみ、次回いつ行こう?

 「JTA」と言うボトルは私のですから飲んでいいよ!(そのうちRACとかレキオスとかに変えようかしらん)

 http://r.gnavi.co.jp/g911500/



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2009年11月4日 ヤワに見えるけど実は良さそう

2009-11-09 01:54:57 | 各種物欲
 久々のケータイねたです。

 料金体系が変わって以来、新機種を見に行っては機種変更だと5万円近くと聞いてたじろぐ繰り返し。そうは言っても何度か落とし(トシか?中気か?ちゃんと持てなくなってるのかも)ボディの嵌合がズレてしまっている我がW62S…電池もそろそろヘタってきているけど何とか来年4月までは使い、そこで考えたいと思います。丸2年経って買い替えがラクになりますので。

 さてCDMA/GSMデュアルバンド機としてはT002も出ていたのですが黙殺し(笑・だって東芝のってダメダメなんだもん)、ソニエリから出ましたS002。丸っこいデザインは以前使ってたW32Hを連想させる(Fヲ氏はまだ使ってるのかな?)。どうせ買い換えられないと思いつつもショップに足を運んじゃうワタシ。

 うーん、本当にW32Hのイメージに似てるな~。でも色はあっちのが良かった。最近のにしちゃ小柄で丸く、ポケットに入れても引っ掛からなそう。モックアップなのでそれ以上は分からない。でも安いンですコレ。先行のS001がまだ56,000円とか言ってるのに3万円台。ううう、冬茄子が出れば買えるかも…しかしiida G9も捨て難い…

 あとは色だね、白とピンクと紺。紺を買って「Irmscher」のロゴでも貼ろうかな?(笑) 店員さんには「もう少し男性好みのカラーバリエーション追加してよ」って言っといた。
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宮本常一著 「民俗学の旅」(講談社学術文庫)

2009-11-08 13:55:08 | 本・映画・展覧会
 少し前の日本を訪ねることに興味があれば、きっと宮本常一は避けて通れない。民俗学の巨人などとも言われている偉い先生である。でもそれは立派な肩書きを持つ大学教授という意味ではなく、立派な業績を持つ研究者と言う意味で。

 本書はこの偉大な研究者の自伝であると書いて差し支えなかろう。膨大なフィールドスタディの結果ももちろんあるが、どういう経緯でこの道に入ったか、どういうスタンスで調査に臨んだか、どういう人々と交流があったか等を書いているのだから。うーん、やっぱり並の人じゃないと思う。

 なるほど、稀代の研究者(きっと研究者と言う言葉も相応しくないんだろうな)であることは分かった。では実際にどういう聞き取りをしてどう纏めたのか、それには他の書を読まなければならない。そういう興味を掻きたてることは間違いない一冊である。

 (読了日時&場所は失念)
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2009年11月3日 【トッポ】 温泉に行こう!

2009-11-08 08:09:21 | クルマ
 100均ショップは魔窟である。行くとついつい手が伸びてしまう。元より探していたものであれば良いが、躊躇していたものはおろか、その気が無かったものにまで手が伸びてしまうから恐ろしい。なので、なるべく近寄らないようにしている。

 とは言え必要に迫られて行って、ついついトッポのボディに合うクリヤイエローのカゴを見つけて買ってしまった。うん、これ「温泉セット」を入れるのに良いねぇって…

 同時に買ったS字フックをペンチで曲げて外れ難いようにして、ヘッドレストにフックオン!カゴの中身はと言えばタオルにシャンプーにリンス、剃刀に歯ブラシにブラシ、おまけにアイマスクと耳栓。全部ホテル&旅館や飛行機のアメニティだ!(笑)。本格的に温泉巡りなどする人はもっと大きなカゴにフルサイズのボトルシャンプーを入れているが、気まぐれで数ヶ月に一度程度しか行かない自分にはこれで十分。

 と言う事で、さっそく遠出をせず楽しめる温泉に行ってしまいました。前に<<梅>>さんが書いてるのを思い出して横浜は上星川の相鉄ローゼンメイデン(違)の上にある「満天の湯」へ。遅めの時間だったのでさほど混んでおらず、ゆっくり手足を伸ばしてきました。内外幾つも浴槽がある中で、露天の白濁湯「シルクの湯」が気持ち良かったな。ぬる目なのもマル。

 トッポ、気軽に出かけられるのは良いのだがルーフボックスのおかげで立体駐車場に入れないのがネック(笑)。
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2009年11月2日 正常進化?

2009-11-07 23:06:01 | 各種物欲
 2年前の10月に買い替えたショルダーバッグは、生地はしっかりしているものの取っ手が傷んできた。この辺、造りのツメが甘いといわざるを得ない。一応ブランドものなんだけどなぁ…

 どうしたものかと思案していたら先月、台北桃園空港の免税店で同じメーカーの後継品(?)を発見してしまった。うーむ、ちょっと見ますか…「ミルダケタダ」。結局お買い上げ。2年前より安かったので良かったが。キリ良く月が変わったところでデビウさせることにした。

 これまでの物(写真左)とサイズはほぼ一緒だが生地が薄くなり、全体に軽くなった。ファスナーも銀ピカのしっかりしたものから黒いペラペラに。何よりショルダーストラップが薄っぺらで情けない。全体にライトデューティーと言った雰囲気。

 ただ、それでも買ったのは各所に改善点が見られたから。問題の取っ手は切れ難い素材に変わった。ポケットの内側に仕切りが付き、ペンや手帳の仕舞いが良くなった。軽いのは持ち歩きに有利だ。それが免税店で「その場買い」してしまった理由。前のモデルが「正常進化」したようだ。

 取っ手以外はどこも傷んでいないバッグを捨てるのは勿体ない。そう思ったらA4縦のバッグが欲しいと言う友人がおり、引き取って貰えることになった。彼の利用頻度と使い方ならまだまだ十分イケる。手放しておいて言うのも変だが末永く活躍してものだ。

 モデル名:(旧)TUMI 22101 (新)TUMI 22101DH
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2009年11月1日 【ジェミニ】 お久しぶ~り~ね~♪

2009-11-07 06:11:53 | クルマ
 新潟から戻ってきて千葉に向かい、預け主と合流。某PAに佇むその姿は依然として孤高の輝き…まぁ親バカと笑って下さい。

 ちょっと走り回る予定だったが日曜の夕刻で周囲は渋滞、諦めてほんのちょっとだけ、でも全開!うひゃひゃひゃひゃ!!

 やっぱり手放す気にはならないなぁ。掌に入る感覚、身の丈に合った加速感、結構しっかり効くブレーキ…まだまだ頑張れ爆音君!あー、サーキットに行きたくなってしまった。
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2009年11月1日 【トッポ】 初めてのお出かけ(2)

2009-11-06 22:45:09 | 旅行・ハイク&ウォーク
 朝食後、もう帰る。昨日は千葉から来たが、今日も別件で千葉へ行かなければならないのだ。

 しかしながら、同じルート(首都高~目白通り~関越道)を引き返すのは癪だ。時間に余裕もあるので、遠回りして帰ろう。R291で山古志村(中越地震の被害で有名になった所だ)~R252と通り、会津坂下から磐越道~東北道と回ることにする。

 只見まで2時間、意外と時間かかるな~。クルマでの六十里越えは凄かった。快晴のもと、紅葉がキレイ。沿線に大勢のカメラマン、と思ったら反対側から黒煙が近づいてきて…C11 325牽く「SL会津只見紅葉号」だ!思いがけず見られてラッキー。ところで前に只見線のSL列車に乗ったんだけど、その時も325号機だったかなぁ…これ、今は真岡鐵道の機関車なのね?

 只見からさらに2時間で高速に。上り坂でキックダウンしながら走るトッポ、ちょっと可哀想。トップスピードは95kmとし、90km巡航で走る。那須までの福島県内は向かい風強くスピードが出ない(笑)。栃木県内は順調、埼玉県に入るとまた向かい風。そして首都高は箱崎渋滞6km30分…こりゃアカン、環七に逃げ京葉道路へと向かったのでした。空いてて正解。

 千葉も含め、土日にトッポで走った距離は想定外の900km弱。燃費は1回目が15km/L台、2回目が17km/L台。さほど良いとは思わないけど、車高の高さ+積載物を考えると悪くもないかな?満タンで400kmが給油タイミングだな。でもやっぱり、帰宅したらファーゴで走った時よか疲れてる気がした。
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