著者の作品は「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズばかり読んできたが、違うものも読んでみようと借りてきた。舞台は山口県岩国市、著者の出身地でもあり、物語の設定年代と主人公達の年齢を考えれば、著者の自伝とも読める。
川遊びをしたり、友人と連なってサイクリングしたり、こっそりタバコをふかしたり酒を飲んだり、土地柄いる米兵との絡みがあったり、そしてちょっと気になる女の子がいたり。遊びの部分に関しては、町で育った我々は同じことをもう1,2年早くしていたような気がする。だが内容は大差ない(我々の子供時代には、近所にザリガニ釣りできる田んぼや暗渠になっていない川くらいは僅かながら残っていたのだ)。
いま50代、そしてそれ以上の読者であれば共通の体験を持つ人が多かろう。それを懐かしく思えるのは、きっと幸せなことなのだろう。子供時代、学生時代を思い出したくないと言うのは残念なことじゃないかな。
2019年11月14日 通勤電車にて読了
川遊びをしたり、友人と連なってサイクリングしたり、こっそりタバコをふかしたり酒を飲んだり、土地柄いる米兵との絡みがあったり、そしてちょっと気になる女の子がいたり。遊びの部分に関しては、町で育った我々は同じことをもう1,2年早くしていたような気がする。だが内容は大差ない(我々の子供時代には、近所にザリガニ釣りできる田んぼや暗渠になっていない川くらいは僅かながら残っていたのだ)。
いま50代、そしてそれ以上の読者であれば共通の体験を持つ人が多かろう。それを懐かしく思えるのは、きっと幸せなことなのだろう。子供時代、学生時代を思い出したくないと言うのは残念なことじゃないかな。
2019年11月14日 通勤電車にて読了