カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドのえっ・・まさか】 ~ バング・ショップ ~

2008年12月12日 23時52分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
 これが・・噂のバング・ショップだっ!
バングとは・・・平たく言えば・・・麻薬である。
主にマリファナやハシッシ、阿片、ヘロインなどを売っている店。

上から1行目に「COME&ENJOY」、
 「来て、そして楽しもう」(直訳)

2行目には「GAVT. AUTHORISED」と。
これはたぶん「GOVERNMENT AUTHORIZED」
「政府が正当と認めた・・・」の事だろうと思われる。
(多少のスペルの間違いは、インドではよくある事だ。)

 つまりこれは、インド政府公認の販売店である。
このように合法的に白昼堂々と売られているのであるが、
実のところインドでも麻薬は非合法的な物である。
軽い気持ちで手を出してはイケないのである。

 旅行者が麻薬所持で逮捕された場合は、
裁判で有罪になれば懲役2年から20年、
罰金10万Rs(約25万円)、
極端な場合には死刑の可能性もあるそうだ。

インドでは裁判が始まるまでの時間が非常に長く、
旅行者の場合は国外逃亡の可能性が高いため、
保釈されにくい。場所にもよるが、夏は40℃を超え、
冬は0℃以下になる事もある、
インドの刑務所で服役するのは過酷である。

仮に捕まらなかったとしても、
酩酊状態の時に襲われて身ぐるみをはがされ、
金品を強奪されたりする恐れもある。
ドラッグにハマッて廃人同様になったり、
幻覚を見て宿の窓から飛び降りたりする事もあるようだ。

   私の知り合いでネパールでドラッグにはまり、
  Tシャツにジーパン、サンダル履きと言う軽装で、
  トレッキングに行こうとして、地元の人に止められた人がいる。

  明らかに馬鹿げた行動であるのだが、
  ドラッグをキメていた彼は自分のしている事が、
  わかっていなかったそうだ。
  (今は更生しているので良かったのだが・・。)


この店は、ジャイサルメールの街中に普通に存在している。
 ( あえて場所は書かないけれど・・・。)
店の中から手招きし声をかける人が見えたが、
入口の看板の写真だけ撮って、そそくさと退散した。



   

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