カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~チャマク~

2020年09月12日 22時19分59秒 | 映画 / MOVIE

2008年の作品、タイトルはヒンディー語で「光」。
主人公チャンドラマの愛称である。

主演ボビー・デオルの父親ダルメンドラのプロデュース。

  <ストーリー> 

ビハール州の農村、両親と男の子、女の子の一家。

シーンは変わって列車で護送される男チャンドラマ
(ボビー・デオル)が救出に来た女性と一緒に、
列車から河に飛び込んで逃走する。

14年前、ビハール州のバグプル。暴力団に追われ、
銃で撃たれる親子・・・少年チャンドラマは一命を取り留める。
助けたのはビハール州の南部に拠点を置くナクサライト
(毛沢東主義)の指導者ババ(ダニー・デンゾングパ)であった。

成人したチャンドラマはババの指示の下、
テロ行為に手を染めていくが、
家族を殺した犯人タクールを殺す目的は忘れなかった。
ある日、ババは警察に撃たれて死亡し、
チャンドラマも重傷を負う。

RAW(インド諜報局)のカプール(イルファン・カーン)から、
暗殺者としての仕事をするか問われ、
3年間の様々な訓練を受けムンバイに渡る。
ムンバイでは同じ境遇のアルジュン(リテシュ・デシュムク)と、
彼の母親と暮らし任務に当たった。

ある日、街中で保育士のでシュビ
(プリヤンカー・チョープラ)を見かけ付き合うようになる。

アルジュンは引退して故郷に帰りたがっていたが、
任務の途中で死んでしまう。
チャンドラマは別の任務の途中で、
家族を殺したタクールを見かけ追跡してしまう。

タクールを殺そうとしている事が警察に知れ、
暗殺者の訓練に回される。
シュビの妊娠が発覚しチャンドラマは結婚を決意する。

最後の任務にためチャンドラマはネパールとの国境へ向かう。
ここで冒頭のシーンにつながる・・・
河に飛び込んだ二人はタクール一味に襲われる。
最終的にはチャンドラマはタクールを殺し、
ムンバイに戻る。そして裏切っていたカプールを殺す。

最後のシーン、アルジュンの母とシュビと一緒に、
アルジュンが帰りたいと言っていた故郷に向かう。

 <ナクサライト>:
 インド映画にはたびたび出てくるが毛沢東主義のテロ集団。
 ウエスト・ベンガル州からチャッティースガル州や、
 ジャールカンド州、オディッシャ州の山奥に潜んでいる。

 ナクサライトでテロを起こし、RAWで暗殺者となり、
 最終的には家族の仇を討つと言う復讐物。
 ボビーは2000年のビッチュウに引き続き、
 寡黙な暗殺者役。今回はプリヤンカー・チョープラとの、
 ロマンスもあるけれど、プリヤンカーでなくても良かったかな。
 シュビと出会った事で単なる暗殺者ではなく、
 普通の人間としての感情が沸き上がってくる。

 でも身体に銃痕があったら驚くなぁ・・・・。
 一般人じゃないってことでしょ?

 それからこれもインド映画良く出て来る、
 エンカウンター・キリング(正当防衛)が、
 やたらと出て来る。こんなに多いのか・・・と思った。

コメント
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