カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

今日のカレー(No.414) ~ココ・イチバンヤ~(グルガオン)

2020年09月18日 21時32分59秒 | カレー / CURRY

今春に予定されていたオープンがコロナ渦で延びていたのだが、
厳しい状況下でオープンした噂のココイチである。
ます言っておくが私の周りでココイチの成功を予想した人は一人もいない。
日本式カレーがインドで通用するのか?

何でもそうだがマーケティングは大切である。
開店する場所、ターゲットとする客層、客数、価格、メニュー・・・。

インドにカレーと言う食べ物はない、と聞いた事もあるだろう
タミル語の食べ物と言う単語がカリである。
つまりインドの食事は全てカリであるのだ。

日本式のカレーはイギリス式のカレーである。
インド料理では日本式カレーでは当たり前である小麦粉は使わない。
そこが最大の違いである。

つまり日本式(イギリス式)カレーはインドのカレーではない。
インド人は保守的なので知らない物に対する飛びつきは弱い。
特に食は受け入れてもらうのが難しい。

私はカレー好きなわけではなくインド好きなので、
日本でも日本式や欧風カレー屋には行かない。
ココイチも記憶がないほど昔に一回行ったきりである。

インドではビーフとポークは一般的に食べられていない。
なのでメニューにあるのはチキンとシーフードである。

日本以外で使われているベジタリアンカレーをベースにしているそうだ。
日本でもトッピングすると1000円前後になる。
大多数がランチは手弁当と言うインド人である。
その辺のコストパフォーマンスを考えても、
1食に600Rs使える人がどれだけいるのか?
メニューはカレーだけである。日本人でも毎日行くだろうか?

これはサイバーHUB内の中央通路にあった看板である。
噂によると開店時は行列ができていたが、最近は・・・
だそうである。行ったのは平日のランチタイムだ。

            

住 所:Unit 112, First Floor, Cyber Hub,DLF Cyber City,
                  Gurgaon, haryana      
電 話:91-124-6080302
予 算:500Rs~

<食したメニュー>

シーフードカレー 3辛 495Rs(約705円)
サービス料10%、税金5%別途で572Rs(約815円)

<店内の雰囲気>

入店したのは昼の12:30、先客は日本人男性1人×2席。
噂には聞いていたがソーシャルディスタンスを取るまでもなく、
ガラガラだった。私の後で日本人とインド人のグループが、
2組やって来たのみ。寂しい限りであった。

<感想と評価>

日本でもいつ行ったのか?覚えてないほど昔である。
インドと日本との違い?は解らなかった。

まず見た目である。おおっ!うまそう!
・・・・とは思えなかった。
期待はしていなかったけれど。

いつも言う事だが私は米処の新潟県出身である。
他の日本食屋でも思うのだがご飯もので米がダメだったら、
おかずなども美味しく感じられないのである。
米はインドで入手できる日本風の米の中でも、
中程度より上ではないだろう。風味も粘りもない。
残念ながらカレーも美味しく感じられなかった。

シーフードはイカ、海老、魚。当然冷凍のシーフードミックスだ。
辛さはミディアムの3辛を選択したが思ったより辛かったが、
スパイス感はない。インド人には、なんじゃこりゃ?だろう。
日本のカレーには五臓六腑に染み渡るような深みがないのだ。
物足りない。悪いけどゴルフの後に行く会場の方が旨い。

このご時世で頑張っている同胞にエールを贈りたい、
とは思うのだがお金を払っている以上、
感動までは感じられなくても対価に見合う物は欲しい。
食べ終わって思った。同じ値段ならインドカレーが食べたい。

 評価は○(・・・・・。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

コメント (7)
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