カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

今日のレトルトカレー ~レルヒさんカレー:妙高編~(新潟県観光物産)

2011年07月06日 23時01分59秒 | カレー / CURRY
まさかインドで日本のレトルト・カレーを食べるとは、
思っていなかったのだが、前回、一時帰国した際に、
高校の同級生Kちゃんがお土産にと持たせてくれた物。


      
まず、このおっさんについて説明しよう。
このヒゲのおっさんの名前はレルヒさんと言う。

箱の裏に書いてあるプロフィールでは、
 年齢1??歳(非公表)、
  プレスブルグ(現在のスロバキアの首都)生まれ。
  日本の国力の調査研究のためにという名目で来日したが、
  なぜかウインタースポーツの活性化のために一肌脱ぐことに
  (おだてられてついつい引き受けてしまった、と言う話も)。
  日本に初めて近代スキーを伝えた。とある。

 我が故郷、新潟県上越市は何を隠そう、
   スキー発祥の地である。

1910年に来日したオーストリアのレルヒ少佐が、
翌1911年に金谷山(かなやさん)と言う山で、
1本の竹竿のストックを使い滑り降りたのが最初である。
(どうだっ)ちなみに金谷山には記念館がある。

ゆるキャラブームであるが、
このレルヒさんも、なかなかいいじゃない。
私は好きだなぁ。

            

レトルトカレーは3種類あり、
「上越市編」は地元産ワインと牛すじ肉を使った欧風、
「妙高市編」はエビのすり身団子や香辛料のかんずりが入り、
「湯沢町編」はマイタケやエリンギを煮込んだ黄色いカレーだそうだ。

1箱550円・・・ちょっと高いか・・。
駅のキオスク、土産品店などで販売されている。

スキーが伝承されて100年、記念して販売されたようだ。
製造は愛知県のオリエンタル稲沢工場、
新潟県観光物産の販売。

<感想と評価>

中辛で妙高市産コシヒカリ米粉、妙高ユキエビ(殻入り)、
大葉、かんずりが入っている。

 妙高市は上越市の隣の市で、
スキーが盛んな国際観光都市である。

かんずりとは、地元産の唐辛子、海の塩、柚子、糀が原料で、
3年の月日をかけてじっくりと作られる辛味の事。
初雪が降る頃、最終工程として雪にさらす『寒ざらし』
を行う事から、かんずりと名付けられた。
地元の名産として駅のキオスクなどでも販売している。

ゆきエビとは初めて聞いたが、
海洋深層水と妙高山からの豊かな雪解け水で、
薬品を一切使わず、稚エビから国内で育てた国産エビらしい。


            
そのエビをすり身にしてある。エビを使用しているので、
ミートボールとは違ったツミレのような感じである。
殻入りとは書いてあるが完全にすりつぶされているようで、
ザラザラは感じられなかった。

 隠し味で大葉が入っているので、
かすかにさわやかな感じがするが、
かんずりの苦味の方が強い気がする。
 
 評価は○ (550円は高い。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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コメント (2)
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