カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ボクシング入門

2008年01月12日 20時52分59秒 | スポーツ / SPORTS
実は3年前、ヨーガを初める時に、
ボクシングにしようかヨーガにしようか迷いました。

ボクシングは護身用にもなるし、ストレス発散に良いかと。
しかし激しすぎるかなぁとも思いました。
ヨーガは一生できるし、
インドにも通じるので結局はヨーガにしました・・・。

自宅の隣の駅にプロのボクシングジムがあるのですが、
HPで調べると、結構お金がかかる事がわかりました。
このジムが特別高いと言うわけではなく、
だいたい相場だったのですが・・・。

入会金と月謝(共に1万円数千円)かかり、
日祝日は休み・・・・・。平日の夜は行けない事もあるし、
これでは元が取れないと判断し、ヨーガにしたのでした。

さて、月日は過ぎて・・・
最近、カレー部員のJ子(空手の達人)がボクシングに興味を持ち始め、
後楽園ホールへも観戦に連れて行ったりしていたのですが、
ついに習いたいと言い出しました。

そこで、ついでと言ってはなんなんですが、
私も便乗して体験してみました。

                    


今日行ったのはアマチュアのRジムですが、かなり硬派です。
J子が予約の電話をしてくれたのですが、
目的を聞かれたそうです。

ダイエット目的だと続かないからだそうで、
身体を鍛えるためだとか、ボクシングが好きだとかでないと、
受け入れないようにしているそうです。
また、無料体験の様子を見て断る事もあるそうです。

 ますます興味が湧いてきました。

さてやる気だけは十分ですので、
Tシャツ(戦闘モードでコボリTシャツ)と
短いスパッツ、タオルを持参してジムへ行きました。

     

やはり「何でやりたいの?」と聞かれたので、
ボクシングが好きな事と、テクニックが解れば、
観戦の時に違うんじゃないかと思いまして。と答えました。

                    

先生は人の良さそうな人で、
素人の私達に判りやすく説明しながら教えてくれました。

全てのメニューを1ラウンド3分やって、
インターバル30秒休むと言う間隔です。
  (え~・・・1分ぢゃないの~?)

最初に簡易バンテージを先生が巻いてくれます。

まずは構え方です。鏡に向かって足の間隔、
バランス、身体の向き、両手の位置を確認します。

次に左ジャブです。顎を引いて左腕を伸ばします。
インパクトの瞬間に拳を内側に捻りながら握ります。

そして右ストレート、右足の蹴りから右腰を捻り、
最終的に右拳にまで伝えます。
やはりインパクトの瞬間に拳を内側に捻りながら握ります。

この時の身体の捻り方を覚えるために、
ちょうどゴルフの要領で棒を両腕に通し、
背中に回して捻ります。身体の重心はブレません。
  (な~るほど、これは全てのスポーツに通じると言う事か。)

続いてはステップワークです。
右足を蹴りますが、左足から踏み出します。
3歩前進して、3歩後退します。
1歩毎に構えが乱れてしまいます。
  (うぅむ・・・意外に難しい。)

ステップワークにワンツーを合わせます。
前進しながら左ジャブ、左ジャブ、ワンツーです。
  (ますます、難しい。)

 さて、お待ちかねのミット打ちです。 
これがやりたかったと言っても過言ではありません。
14オンスのグローブをつけてリングに入ります。

ロープに沿って前進しながら、左ジャブからワンツーです。
先生がミットを構えますが、シャドウボクシングと違って、
実際に当てるとなると、力が入ります。

上手く当たると先生が褒めてくれるのですが、
その時の感覚と音がキモチイイですね。

 常々「人を殴りたい。」と言っているJ子は、
目の色が変わり、全身から殴るぞオーラが出ています。
これが不思議なもので、力が入ると上手く当たりません。
  (この辺もゴルフに似ています。)

これで、ひと通りの練習入門編は終わりです。
まだ余力があれば、好きなだけサンドバッグを
叩いていいと言われたので、3回ほど叩きました。
  (三度バッグ・・・。なんちゃって。)
 
                    

感想ですが・・・小指が痛いです。
ミット打ちでやってしまいました。

     

スポットライトに照らされたリングに上がる一瞬のために、
何万回ものステップを踏み、
何万回ものシャドウボクシングを繰り返し、
地道な地味な努力を積み重ねていると言う事が、
身を持って良くわかりました。

全てのボクサーに心から大きな拍手を贈ります。

                    

パンチ力ですが・・・私は天性の物で、
練習によって変わるものではないと思っていたのですが、
足の蹴る力や身体の捻りを拳に伝える事によって、
違ってくると言う事です。
  (ふ~ん・・・そうなのかぁ。)

 ついでに先生は、かなり酒好きな様で、
リングの脇に宴会部屋があり、
練習終わりに毎日のように飲んでるらしい事は、
ボトルの種類と量からも判りました。
  (かなり、ゆる~いジムです。)

約1時間半の練習で私たちは入門を許されたようで、
帰る時に入門書一式を渡されました。
ただ続けるには・・・場所が遠すぎる・・・。
コメント (10)
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