旅立ちの日近し

3月11日は自分にとっても忘れられない日となりました…
日々伝わる報道に心を痛め、自分の無力を痛感し…
とにかく一刻も早い復興を心より祈るばかりです。

さて、自分は震災後…出来るだけ「普段」の生活を変えない
これを心がけて来ました。
影響のない地域で買い占め等を行うとそれが復旧の妨げになると痛感したからです。
もちろん、ガソリンや灯油など控えれる所は控える。
自分が出来るのはこれ位だ思います。

今日は久々に撮影に出かけた。
震災後も撮影に出かけたいと思っていましたが
色々な事が重なった事とガソリンの関係から控えていました。
しかし、今日は「どうしても」撮りたい被写体が現れました。

今日は午前中に買いものを済ませました。
その帰り…岩見沢方面へ行く「赤い機関車」に遭遇！
間違いない、あれは「ED79」の試運転。
どうしても折り返しの「赤い機関車」をGETしたいという欲望に駆られ
久々の夕張川橋梁へ…
薄い記憶を頼りに待ち続けておよそ1時間後、彼は来ました。



美しいその姿に見とれ、走り去る彼を見送りました。

彼は明日には「本来の」活躍の場である函館へと旅立つでしょう…

青函トンネルという北海道と東北を結ぶ「人と物を運ぶ」大動脈を走れる
数少ない機関車である「ED79」
彼の活躍が復興の手助けになるのは間違いない事実でしょう。