若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

コンビにはライダーのオアシスである

2007年09月05日 | 近ごろの十四代目
宮崎同友会県北支部の例会にお邪魔しました。会場は日向市ということで、今回もバイクで行くことにしました。

田主丸から日向までは、阿蘇から高千穂を抜ける最も気持ちのよいルートのひとつ。日向での例会は6時からだから4時にホテル到着、風呂に入って打ち合わせ、という感じで行きましょう。

ということでのんびり出ました。この日は見事な晴天。久住高原から阿蘇周辺まで感動的な景色でした。このルートは僕の定番のひとつだけど、いつ来ても感動がある大好きな路です。南阿蘇を抜け高千穂も久し振りに来たのでのんびり過ごしました。日之影村から川水流までの急峻な山間を抜ける路は走ってよし、眺めてよし、です。

今回の道程で僕は高千穂鉄道の駅を見つけては上がりこみました。高千穂鉄道は旧国鉄時代のから70年の歴史を数えたものの、平成17年の台風14号被害により運休となり、住民や職員の運転再開を望む声も空しく、今年になって完全な廃止が決定されたものです。人の気配が無い駅舎は荒れ、錆びたレールが雑草に消えていく様は物悲しいものでした。

延岡に近づくにつれ、五ヶ瀬川の顔も渓谷から徐々に流れが大きくゆるやかになり、南国らしい雰囲気に包まれはじめていきます。日向での例会をいい感じで終え、翌日はまったく同じ行程を逆に辿りました。同じ路でも、往路と復路では見せてくれる顔が違います。

阿蘇にもどり「道の駅・波野」で休憩している時に若いバイカーから声をかけられました。熊本の学生さんで、なんでも富士山登頂をした帰りとのこと。バイク乗り同士、話が弾みました。

それにしてもバイク乗りにとって、コンビにはまったくオアシスみたいなものだ、と思うこの頃であります。特に深い意味はありませんが。

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