若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

中小企業の社会的責任

2008年04月18日 | 載ってる十四代目
中小企業の社会的責任」という本が出版されました。

NPO法人・環境管理システム研究会(EMS)が編集したもので、若竹屋も取り上げて頂いています。

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近年、相次ぐ不祥事、環境への取り組み、経済のグローバル化などを背景に、企業の社会的責任=Corporate Social Responsibility(CSR)=が、古くて新しいテーマとして注目されるようになりました。
本書は、環境問題やCSRに関する調査・研究を行う特定非営利活動法人(NPO法人)環境管理システム研究会(福岡市)が、CRSとは何かを詳しくまとめたものです。第1章ではCSRに関するQ&Aを50項目設けて解説。第2章ではCSRに取り組む中小企業30社を紹介。巻末には「水俣病に見る企業責任について」と題し、水俣病資料館の吉本哲郎館長の特別寄稿を収録しています。CSRは、今秋「ISO26001」として規格化される予定で、今後さらに取り組みが活発になると思われます。
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CSRは企業経営にとっては、もう欠かせざる要件となっていますね。若竹屋の事例は地域との関わりと人材育成について取材して頂きました。

僕は、企業での人材育成を考えるときに、地域への還元という視点が必要だという考えを持っています。仕事を通して学ぶ企画力や論理的思考、実践力などを地域の行事や家庭で発揮して欲しいということです(当たり前のことですね)。

若竹屋としては、社員さんにその地域への還元を具体的に出来る場を積極的に持つように指導します。例えば、PTAや地域の公益事業への参加についての休暇は積極的に取るように。「子育て応援宣言企業」登録をし(若竹屋は福岡県で11番目に
登録しています)、その環境を整えていること。骨髄バンクドナー登録の推進と、実際にドナーになった場合は別枠の有給を付加すること、などなど。

まだまだ充分ではないのですが、経営者として職場環境を整えることとCSRとは表裏一体なのではないかと思うのです。

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