すぎなみ民営化反対通信

東京・杉並発。「一人が万人のために、万人がひとりのために」をモットーに本当のことを伝え、共に歩んでいきたいと思います

杉並区の新たな1000名職員削減計画について

2010年04月04日 | 杉並山田区政批判

スマートすぎなみ計画・1000名職員削減に続く

区の新たな1000名削減プラン策定阻もう

いま杉並区は、三期にわたる山田区政による職員定数1000名削減・スマートすぎなみ計画の超過強行に続いて、新たな1000名職員削減を杉並区行財政改革実施計画として策定しようとしています。

★ これこそ制定された減税基金条例、減税自治体構想の正体

 山田宏区長は減税基金条例制定の動きの中で、「よい国つくろう!日本志民会議」全国キャラバンや右翼雑誌で次のように繰り返し言ってきました。

「実感としてあと1000名職員を減らしても何ら杉並の行政に支障はない

「杉並区は職員を約2割減らせた。自治体は5分の3の公務員数でやれる」

「杉並区は10年間の職員1000名削減と6割の事業の民間委託で財政を健全化し将来のしくみをつくりレールを敷いた。後戻りしない今後の行財政改革が重要だ。国と地方の公務員を3分の2に減らし、法人税・所得税・相続税を大減税すれば沈没寸前の日本を再建できる」

これは山田宏区長の個人的野望にとどまりません。減税基金条例以来、区の政策経営に携わる幹部から「目標を超過達成したスマートすぎなみ計画にかわる新たな1000名職員定数削減計画を早急に策定する必要がある」という発言が各所で行われています。

★ ≪クビきり・使い捨て・住民きりすて自治体の道≫ゆるすな

山田区長は残された任期一年を使い、杉並区を≪クビきり・使い捨て・住民きりすて自治体≫にする気です。正規職員は人員削減と労働強化で心身ともにボロボロに疲弊を強いられ、定年再任用も月12日以下の非常勤勤務、低賃金で社会保険はない。業務委託や指定管理で配置される非正規職員も契約社員・パート・アルバイト、区のコスト削減と企業のもうけ(中間搾取)のために著しい低賃金で社会保険なし、1年の雇用契約で明日の保証はありません。

「住民の福祉とその増進」の「全体の奉仕者」である公務員を削減し、営利目的の株式会社にゆだねる≪まるごと民営化≫は私たち住民をきりすてるということです。

★ 絶対反対の声をあげよう

1000名削減の上に「新たな1000名削減プラン」?!右の頬を打ったうえ左の頬を差し出せというのでしょうか。もうたくさんです。やられてたまるか。区職現場と地域から絶対反対の声をあげよう。怒りと団結こそが阻止の力です。区の職場に闘う労働組合をよみがえらせるために闘おう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 参議院議員選挙情勢と私たち... | トップ | 現場の職員の決起と住民の反... »

コメントを投稿

杉並山田区政批判」カテゴリの最新記事