実に人口の四分の一に当たる200万人のデモ！遂に香港政府も逃亡犯条例改正の審議延長を打ち出しましたね。民衆の力の偉大さをまさに見せてもらいました。中国に疑わしい犯人を引き渡すと言う条例です。香港はイギリスから1997年７月1日に主権をを中華人民共和国に移譲された。香港は中華人民共和国の一特別行政区となったのです。今回のデモはその参加者の多さと、そのデモの品行方正さで、世界各国から称賛の声が上がっているようです。デモ中、救急車が通ると参加者は通れるように道を開け、デモ後のごみ拾い等、参加者が自発的に行った行為に対してです。そして習近平による独裁的な共産主義が崩壊へとその道を歩み出したと、見る評論家が沢山いるようです。
日本人には無理ですね。あの1960年5月から6月にかけて行われた安保闘争（日米安全保障条約の改正）が今迄で一番大きなデモだったと思われます。あの時渋谷の道玄坂を静かに黙々と、デモ参加者の人々の靴の音だけが響いて坂を下って来たデモ隊を沿道で私は見ていました。靴音しか聞こえなかったあの静けさに恐怖を感じたものです。今はもうあの時の民衆の力を見られません。平和ボケの日本人ですから。あの時女子の東大生樺美智子さんが亡くなりました。圧死とかいろいろ言われていますが、一説には殺されたとのうわさもあるようです。あの時代の女子の東大生は珍しかった時代です。優秀な人材を惜しみます。
今は幸か不幸か、憲法を改正しようとしている政権に、何のデモもない平和ボケの日本です。
早く寝ましょうね❤️ 
