まさに「日本すごい」。
ええとですね、やっと「相棒」の最終回を見たのです。
内調の社美彌子が亀山夫妻と会って(亀山美和子に)「奥様はいろいろと記事を書かれていますね。今度うちの方にもお力を貸していただけるかしら」と言ったら、亀山美和子が「あは、は、あたしに権力の片棒を担げと?」と言って亀山薫が慌てて止めるという場面が終わりの方に。ニッポソの大手メディアの記者なら大喜びで連絡先を渡したでしょうね。(内調だから渡さなくてもわかるか)
ちょっと圧力をかけられただけで簡単に日和るのは報道機関でも何でもないですからね。
報ステへの圧力の件だと、文書やメールによる圧力ですね。それでテレ朝は古賀氏を降板させることにしたんですね。そこで古賀氏が
I'm not Abe
とやったら、中村格が万死に値するとテレ朝にメールしたと。
まともな報道機関ならそれらをニュースにするところですね。
官邸は激怒するでしょうけど、それがどうしたと。
個人が攻撃されたらメンタルには来るでしょうけど、報道機関ですよ。大会社ですよ。ニュース流してるんですよ。
メールごときで日和らないでしょ。「こんなものはニュースにしてやるぜ。ヒャッハー」なのが報道機関でしょ。
それをやらないで全力で権力者に忖度するのは日本ぐらいですよ。世界の恥。
もう何十回も言ってますけど(何百回かな)、「報道の自由度ランキング」は権力サイドが報道機関にどれぐらい圧力をかけているかを表しているわけですね。政府に批判的なジャーナリストなどがばんばん逮捕される中国は最低レベルなわけです。
そこまでにはまだ行っていないわけですよね。
磯崎が「取り締まる」と言っていたのは、日本を中国のレベルにしたいということなわけですが、頭の弱い自民党支持者はそういうことを支持するし、マヌケな日本の「報道機関」はそれが由々しいことだとも思わないで他人事のように伝えています。
報道の自由度には報道機関が自主的に忖度する分は入っていないんですね。
報道機関の人間の意識の低さでは日本が世界1だと思います。
ロシアでは殺される覚悟で報道する人たちがわずかにいるわけですからね。国営放送でも放送中に後ろで真実を伝えようとする人はいましたね。逮捕覚悟ですよね。日本にはそこまでのレベルの人はテレビ局には一切いませんね。
そして、最近の新聞。
3月24日の毎日新聞
「逃げ切った」?
高市氏は「逃げ切った」? “過剰”答弁連発に与党から辞任論も
ぬるーい記事を載せていますね。まるで他人事。
過剰答弁じゃなくて虚偽答弁ですね。
本人が辞任せず、岸田が罷免しないからいまだに大臣をやっているというだけで、完全に出鱈目を語っていたことが明らかになっているわけですね。それを逃げ切った?とかいいだす。
3月27日の時事通信
高市氏逃げ切りか
放送法文書、高市氏逃げ切りか 野党に手詰まり感
バカ記事の見本ですね。完全に与党の味方。「産経かよ」と思ったら
同じく産経新聞。
高市氏追い込めず敗色濃厚
立民、高市氏追い込めず敗色濃厚
予算成立までに高市氏を追い込めず、文書の正確性も確認できなかったからだ。スキャンダル追及で審議時間を空費し続けた野党第一党の存在意義が問われそうだ。
さらに下品で頭の弱い記事でしたね。
イギリスだと虚偽が明らかになったらアウトですからね。日本の議会がどれほど些末な場所かが良く分かります。
しかしまあ、恥ずかしい国ですね。
いや、産経新聞てどんな粗末な記事が出ているか確認するためか、あるいは(旧)全国紙をまとめて行動しているところ以外で、好きで行動している分は何部ぐらいなんですかね?
これがまたすごい。
<スクープ>
<スクープ>公明「高等教育無償化を」 異次元少子化対策の提言案、28日提出
大学などの高等教育無償化の対象拡大を目指すとし、「まずは多子世帯や理工農系学部を対象に中間所得層まで拡大する」ことなどを求める内容が判明しました。
何がスクープなんですかね。
高等教育無償化は野党がずっと訴えてきたことですね。
与党の公明とはずっと反対してきた立場ですよね。選挙前になったら急にこういうことを言って手柄を横取りしたがるのが下品な公明党ですが、それをわざわざスクープとして取り上げる毎日新聞。終わってますよ。こういう場合は、手柄を横取りしたがる「公明党」というニュースにしないと。
本当に終わってますね。
一方、
採用達成率過去最低
任期制自衛官、採用達成率過去最低に
自衛官候補生9245人募集、採用者5~6千人。達成率6割程度――。米中衝突すれば駐屯地が攻撃対象となり、自衛隊は米軍の弾除けになる。戦争準備にひたすら前のめりの官邸には必勝しゃもじ。現実味を帯びてきた今、5000人でさえ多いと思う。
軍拡に必死のニッポソ政府、自衛官が足りません。愛国者はどこ行った?
産経の読者は自衛隊に入ろう。ほとんどがアホなじじいだろうけど。
ロシアがミサイル
採用達成率過去最低
ロシア軍は訓練で日本海の標的に巡航ミサイル発射 ロシア国防省
しゃもじ効果ですかね(大笑い)
まあ、アホな話なんですが、結局これも軍拡が促進されるだけなんですよね。報道機関は大本営発表しかしないでしょうし。
アホが主流の国はきついですね。
これからモース5(若い方)とライン・オブ・デューティ6を見なければいけないのです。
3月31日の午後5時までに。
モース1本が正味で1時間半、それが6本、ライン・オブ・デューティは正味1時間で7本。計16時間かかりますね。
いくら暇人のわたくしでも昼間は基本無理ですからね。毎晩、延々とドラマを見るのだ。
ルドルフ・ゼルキン
Beethoven - Piano Concerto No. 4
ライブであまり音は良くないですが。
Beethoven - Piano Sonatas No. 30, 31 & 32
Beethoven - Piano Concerto No. 3
ベートーベンばかりになてしまった。

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