ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙東京特派員の離任メッセージです。
どぞ。
離任メッセージ
こちらです。
(ちなみに、フランクフルター・アルゲマイネはごりごり保守系の老舗です)
まあ、現政権がバカなのはわかりきっていて、何を言ってもやってもおかしくないんですが、外務省がまたバカなことしてるのがわかりますね。
この記者が、安倍政権の歴史修正主義に関する記事を書いたところ、以下のようなことに。(告白16の途中から)
本紙の外交問題編集長のもとをフランクフルトの日本総領事が訪れて”東京”からの抗議の意を伝えた。「そんなものは中国の反日の為のプロパガンダに過ぎない。」と言うのだ。
<中略>
領事は「お金が絡んでいるのではと疑わざるを得ない」と私・編集者・本新聞社を侮辱した。私の書いた記事のフォルダーを取り出して”ビザ取得のために中国のプロパガンダを書かざるを得ないであろう状況”に同情の意を示しさえしたのだ。
つまり、フランクフルトの日本総領事はネトウヨレベルのバカだったということですよね。
ちょっとわたくしは認識を変えなければいけないようです。
「安倍政権は『歴史修正主義』である」ということに関しては疑いの余地がないんですが、外務省の脳味噌のレベルに関して。
外務省は、そのアメポチ体質ゆえに湾岸戦争時のトラウマからぬけだせず、日本がアメリカ様の意向に沿ってよその国に戦争に行く、つまり「集団的自衛権」が行使できるようにしてほしかったわけですよね。
それで、操りやすいアベ君にそれをやってもらった。
もちろん、そのかわりにアベ君のいうことはいろいろきくと。
そういうスタンスだと思っていたのですが、これは外務省も積極的に歴史修正主義なんですね。
アメリカでも教科書を出版しているところに、クレーム付けてますね。
そういうことなのでしょう。
バカですよね。
アメリカの出版社やドイツの新聞にクレーム付けてどうにかなるという発想が。
「寿司と脅し」でどうにでもなる日本のメディアとは違うんです。


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