いろいろと劣化したように見える日本人が、おそらく、もともとだったのだろうと言う話は以前したかと思いますが、というか、何回か言ってるかも。
その理由ですね。
もともと言論の自由はあったとはいえ、発言するというのは容易ではなかっただろうと。
インターネットがなかった時代は、政治の話なんて居酒屋での話ですかね。
で、そういうところでも、話をするのはその方面に詳しい人だったり、おしゃべり好きだったり。
インターネットがある程度普及してきても、当初は、ホームページを自分で作るという作業があって、これはけっこう手間がかかります。
そういうのを作るのが楽しくない人にはちょっと向かない。
2chが出てきて、ブログが出てきて、SNSが出てきて、ツイッターがどん。あとは、まとめサイトみたいなのがとどめさした。
(ちなみにNAVERって、LINEと同じ韓国企業なんだって。)
言っちゃ悪いけど、かつておバカに出る幕はなかったのですよね。
一人で言論を繰り広げるなんて無理。
それが、お手軽になったと。
そのこと自体はよいことです。
誰でも言いたいことが言える、とても良い世の中です。
それによって、全国におバカ仲間が出来たのだ。
一人じゃ無理だが団体なら何とか。
どんな仕事でもどこに住んでいても共通の話題、「日本」があるじゃないか。
七面倒臭いこと言ってるサヨクより、愛国だ。
なんて感じ?
でも、結局、こういう人たちが表に出てきたことで、全体としては劣化してしまった感じですね。
これも時々書いてますけど、何年か前からよくある日本マンセ―番組。
自信のない人には、「おまえはこういういいところがあるんだぞ」というのは、よいことだと思うのですが、なんでも素晴らしいってのはね。
「日本のモノづくりすごい」って必死になって言っているのって、もう落ちぶれちゃった状態ですよね。
アメリカがかつて陥ったのが、Not invented here syndrome とかいうやつ。
「ここで発明されたのではない」なので不採用、という驕った意識でSONYに負けた。トヨタにも負けた。
今は、SONYが似たようなものに陥って長らく脱せないでいるようですが。
で、「日本素晴らしい」と言うのに、使うのが韓国と中国。
「あそこは酷い。それに比べて日本は素晴らしい」
これ、テレビでは春の番組改編(あるいは出演者の変更)から、かなり露骨になりましたが、もしも中国や韓国を敵だとかライバルだとか思うのなら、すでに負けです。
太平洋戦争の時と同じ。
なんてことをいくら言ってもバカはわからない。
というよりも、わかってもらおうとは思っていないわけですが。
いや、ぼくが本当に今やるべきことあるいはやりたいことはアベシを支持している人々をバカ扱いすることではなく説得することかもしれないんだけど、どうしてもそういう気持ちにならないんですよね。
今の自民の議員とか支持者とか、明らかに上から目線でしょ。
あれでしょ?サヨク嫌いなのって、インテリに対するルサンチマンでしょ。
それで、今、偉大なるバカの指導者様アベシの下での「パラダイムシフト」なわけですよねw
秋には共謀罪が出てくるようだし、ひょっとしたら衆議院の選挙もあるかもしれないんだけど。
さすがに支持率がはっきり下がってきたので9月にサプライズ訪朝を予定していたら(笑)、アメリカにとめられたという話です。
それであわてて選挙に走る可能性が浮上。あ、上半期の貿易赤字は過去最高に。
でも、説得する気にならないのだ。
あ、すいませんが、調子が悪いのでコメントの返信は後回しになるかと思います。


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