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(ども 火星人です。レイシストお断り)
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シリーズ第3弾は、ちょうど「ニイタカヤマノボレ1208(ひとふたまるはち)」とか「トラトラトラ」関係の日なので、無理矢理そっち方面にもって行こう作戦でつ。

戦時中の流行語(笑)に「欲しがりません、勝つまでは」というのがあったらしい。(らしいっていうのはぼくはもちろん戦後生まれだからでつ)
さて、こういう精神というのは戦争に負けたからといってすぐになくなるというわけでもないし、ある種の倫理観としては悪くないので、戦後もしばらく残っていた。(たぶん)
無闇に欲しがらないことは、むしろ美徳とも言えるし。

戦争に負けた日本は、当然、しばらくは貧しい国であった。が、高度経済成長様のおかげで、かなりリッチになっていった。
1970年あたりは革新首長がたくさん出て、福祉政策に力を入れたが、財政的に苦しくなって、結局、保守が再び躍進、80年代はまさに保守の時代で、バブルがはじまったのだ。
そして崩壊、現在に至る。w

福祉に力を入れた革新首長には財政を任せられない、とした人々に、現状をどう考えているのか、きいてみたいが、たぶんもう死んでいるだろう。冥福を祈ります。
言うまでもないけど、福祉に力をいれすぎて財政が逼迫したほうがまだましだったのだ。
福祉や教育なら未来に残せるものがあるが、最初から客もこない草ぼうぼうのリゾート施設(こんなもんに力を入れすぎて財政ガ破綻したのだ。)の残骸なんて肝試しにしかつかえないべさ。

さて、バブル崩壊後、いろいろと原因を考えてどこかに責任を転嫁したがる人が出てきた。あ、ぼくも今やってるか。w
まあ、自分のことは棚に上げて、
例えば、戦後の教育に責任があるとした人たちがいる。
まあ、「教育」というのはそういうものだからまったく責任がないとはいえないが、安易な発想にも程がある。
バブルの時期まで日本をリードしていたのは戦前の人々です。

バブルの時に、ニューヨークのでっかいビルをすごい値段で買ったりしたとことかあるわけですが、これって敗戦のトラウマさんでしょ。
「欲しがりません、勝つまでは」と耐えてきて、ようやくバブルで「勝った」と思って買ったのだ。

さてバブルの前半のように、お金に余裕が出来た時に、どういう行動をとるかというのは、ストレートに個人や企業の資質が反映する。

たいした意味も無くニューヨークのビルを買うようなやつは、ただのオバカでつ。
こういう余裕があるときに、20年後、30年後を見据えることができる企業が将来性のある企業なのでしょうね。
将来、具体的に役に立つかどうかわからないような研究をすすめておく、例えば、自動車を作る会社だったら、エネルギー危機や排気ガスの規制に備えて研究・開発にちからをいれておく、当時そういうことが出来た企業が今、優秀な企業となっていると思われ。

お金がもうかったから、役員報酬増やしました、ボーナス増やしました、不動産買いました、という方向にばっかり逝っちゃった企業は生き残っていけたのだろうか。
(まあ、銀行は公的資金が入ったので、生き残ったけど)

20年後、30年後ってなことをいっちゃったけど、政治家に求められる資質っていうのには確実にこれがあると思うんだけど、今の政治家でこれがある人はいるだろうか。

うーーーん。

さらに続く・・・

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