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青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

日本語講座(2)

2013年02月06日 | 就労訓練

今日の午後は2つの講座がありました。

そのうちのひとつ、「日本語講座(2)」を紹介いたします。

 

内容は

1)漢字書き取り & 読み

2)作文表現

です。

 

漢字についてはプリントを使用しました。

他スタッフの時よりも、わたくしの採点は厳しいです。(多分)

「とめ」「はね」「はらい」等等…

漢字や文字を書くことが好きなものですから、思わず力が入ります。

 

あ、また聞こえた。

「就労訓練で漢字?」

はい。そうです。

その人それぞれの得手不得手があって、

必ずしも漢字が書けなくてはならない、と強制しているわけではありません。

でも習得できるならば、それは良いことかと考えています。

 

鉛筆を使って、丁寧に字を書くこと。

漢字も、文字自体も、

書かないと 書けなくなります。

 

プリント上部には「小学校4年生の漢字」と書いてあります。

問題文が「毒まむし」って…。

「毒」って、4年生で習うんですね。

右となりの「まほうの粉」も、なんだか気になる表現。

「粉」の漢字の問題で「まほうの粉」…。

こちらも4年生の漢字。

「三億円」という問題も、いいですねー。

あとこちら ↓

5年生の漢字の読み問題。

「カメが暴れる」…なぜ、カメ???

と、漢字以外のところに思いを馳せながら書き取り&読みをいたしました。

 

後半の作文表現は、「テーマを決めて、それについて表現する」というものです。

箇条書きではなくて、文章にするというのもこの講座のルールです。

今までにも、

「りんご」

「いす」

「仕事」

「雪」

「山」

などのテーマがありました。

 

人に何かを伝える場合、私達は自分の中で考えをとりまとめて表現(表出)しています。

とりまとめるのが苦手な人もいます。

頭の中ではある程度まとまっていても、話し言葉にするのが苦手な人もいます。

書いて、表現する。

自分の中の思いを、言葉にしてみる。

人に何かを伝えるための練習になります。

辞典を調べるようなものではなく、その人の感じたことを表現します。

そのため、時折 叙情的な表現も登場し、メンバーの豊富な表現力を発見することが多々あります。

話し言葉での表現が苦手であっても、自分のペースで表現できる文章表現がとても豊かな人もいます。

また当たり前ながら、人による視点、感じ方、表現の違いに驚かされ、また感心します。

 

そして今日のお題は「やばい」です。時間は5分。その後発表です。

皆さんも、「やばい」「やべっ」等など…この言葉を使ったことのある方は多いのではないでしょうか。

「あっ」「うわっ」と同じように、感嘆の言葉として思わず口に出てしまいがちなこの言葉。

でも、仕事場面で使用するのはいかがなものでしょうか…。

 

物体ではないので、作文表現しづらかったかもしれません。

それでも、みなさんそれぞれの角度から捉え、表現してくれました。

文章の中から、一部だけ書かせていただくと…

 

「危険なこと、意外なことが起きた時に使う」

「不具合を知らせる」

「最近の若い人たちは肯定的な表現としても使う」

「最後に『よ』をつけると出川哲郎さんの口癖」

「厳冬期に水おとしをしなかったりすること」(←「やばい」状況の例えを教えてくれている…)

「思わず発してしまう」

「『やばい』ではなく『まずい』が適していると思う」

etc…ユニークでしたよ。

 

最後に、

☆仕事場面では適していない表現であること

☆「やばい」を変換して…「危ない」「まずい」「不都合」  

「すごい」←これは、90年代以降の若者表現とのこと。肯定的な意味で使われる「やばい」

など確認しあいました。

終了!

いずみまさこ

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