青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

講座「働く仲間とのSST」 ☆スーツ着用でいつもより緊張!☆

2012年09月24日 | 就労訓練

本日午後は、「働く仲間とのSST」講座です。

「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」とは何?ということについては、どうぞぜひ2012年8月2日のブログをご覧ください。→「いらっしゃいませ。」(カミフウセン食堂の巻①)~販売接客SST講座~

簡単ではございますが、説明を書いております。

 

「働く仲間とのSST」では、職場内での人間関係の基本を学びます。職場内でコミュニケーションをとることの大切さや、職場内の人間関係を良好にすることで、長く働き続けることができるということを意識して伝えております。

あ、苦手な方は、苦手でも良いのです。

だから、事前に練習します。

 

また、苦手だとしても、

「仕事する上では、これは欠かせない」とか・・・

「これを抑えておけば、あとは慣れてきてちょっと余裕が出たときにやってみよう」とか・・・

「これ以上は、無理しない。無理しない。」などなど

取り組む優先順位も考えられます。

 

練習でも緊張しますけどね。

たくさんの気づきにつながります。

「他のメンバーのをみたらその言葉orしぐさor表情が参考になった」

「自分のやり方で良いところを教えてもらえた」・・・・・・・・・・・・・・・・・・と。

 

さて本日。

なぜスーツ姿か。

それは近日中に別のスタッフがブログを書いてくれるはず!

なので私は「働く仲間とのSST」のことを。

 

今日の課題は3種類。1種類を全員で取り組み、残りの2つは個別に選んでおこないました。(→なぜか、「金」「銀」「銅」の3つに分かれていましたね。メンバー皆何も聞かないので、私も聞きませんでしたが皆は気にならなかった~?)

 

←今日のテーマを説明

課題 銅 「新入社員の△△君が、いつもと同じく仕事をしていると急にお腹が痛み出しました。どうふるまったらいいでしょうか?」

つい先日、同じ状況が起こっていました。

 

この状況…小学生の時は、いえずにモジモジしていたかもしれません。

チャイムと同時にトイレにダッシュしたことも数知れず。(私だけ?)

または、「先生!トイレ行ってきます!」と大きな声で宣言していた人もいるかもしれません。

または………いや、これ以上はやめておきましょう。

 

大人である私達が職場でこの状況になったときどうするか?

まずやってみた。

(1)大きな声で、全員に聞こえるように言う 「すみませ~ん お手洗いにいってきます」 ←大声での宣言バージョン

(2)隣の人に、「すみません、ちょっとお手洗いに行きますので席をはずします」←宣言は宣言ですが、皆の邪魔にならないようにお隣さんに言うバージョン

 

この2つをみて、皆から意見を集めました。

もう、この時点で(1)は誰も触れませんでした。当たり前すぎた??

 

皆からは、

・声をかけるタイミングが難しそう…

・声をかける雰囲気じゃない時にどうしたらいいか…(皆が仕事で忙しそうで話しかけづらい)

といった意見が。

 

では、不安は残っていますが、やってみよう。体験してみよう。

 

←チャレンジ!

←チャレンジ!

 

ロールプレイの時に、戸惑って伝えられなかった体験も貴重です。

「そうか、やっぱり皆が仕事中の静かな雰囲気の中、どう切り出すかというのは難しいもんだなー。」を実感できました。

皆も、その気持ちはわかります。練習でも難しいから、本番はどうなるか……。

だから、練習しましょう。(しつこくてすみません)

 

タイミングや雰囲気に戸惑うメンバーが勇気を出して声をかけます。

メンバー:「お仕事中申し訳ありませんが・・・」

同僚役:「え?何?ちょっとごめんね」 とか言っちゃって、席を立ち別の仕事へ向かいます。

メンバーは、この同僚が別の人と話終えるのを少し待っていましたが、「腹痛でお手洗いへ行きたい」という状況。

このメンバーは考えを切り替えて、別の同僚に伝えに行きました。

すばらしい!

 

また別のロールプレイでは、

メンバー:「あ、う・・・」とお腹を押さえる仕草

隣の同僚:「どうかしましたか?」 思わず声をかけます。

声をかけてくれた人には言いやすい。「お手洗いへ行って参りますので…」

お腹の痛みを良い意味でアピールし、伝えられた。

すばらしい!

 

もうひとつ、別のロールプレイでは…

メンバー:「お腹が痛いので、トイレへ行かせていただきます」

同僚役:「え?なに?今?」

メンバー:(苦痛な表情を浮かべて・・・)「はい、すみません。今、痛いんで・・・」

同僚役:(その表情をみて思わず) 「あ、わかりました。行ってきてください。」

同僚役(この時は私、いずみまさこ)の心中は、最初 「この仕事の区切りをつけてからにしたら?」くらいのことを言っちゃおうかと思っていました。

でも、その表情をみて、緊急性を感じました。

そしてちょっと止めようとしてことに申し訳なさも感じた位です。「ごめんなさいね。止めるような発言しちゃって。」と。

 

そうか。

言葉だけじゃないってことですね。

非言語的なコミュニケーションもとても大切。

表情、しぐさ。

 

「金」と「銀」の課題の内容は、今日は省略~

また長く長くなりました。最後までお読み頂きありがとうございました。

  

SSTは、この拍手の場面が大好きです。

皆のチャレンジと勇気への拍手です。

いずみまさこ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「展望台まつり」に行ってきました。(緑ヶ丘公園 展望台)

2012年09月24日 | 苫小牧

2012年9月23日(日)、展望台まつりに行ってきました。

 

いつも紙風船の実習でお世話になっている場所だということもありますが、何よりこのポスターの可愛さにひかれ、また「鉄道ジオラマ・飛行機模型」にもひかれたのでございます。

 

オープニングセレモニーのバルーンリリース(たくさんの風船を空に飛ばす)を是非見たかったのですが、私が行ける時間は午後の後半。

たくさんのイベントには間に合わない覚悟で、何より鉄道ジオラマ目当てに行ってみました。

 

そうそう、先日9月2日の金太郎の池のお祭りでも、人の多さ、満車の駐車場に驚きましたがこの日もいっぱい。

実習はいつも平日午前中なので、週末はいつも混みあうとは聞いていましたがこの日はまた特別多かったことと思います。

 

会場は親子連れがとても多く、私が行ったときには丁度バルーンアートのショータイムで、展望台1階ロビーでは人で賑わっていました。最近、バルーンアートのショーをよく見かけます。くるくると手を動かしながらあっという間に作品を作ること、その間のおしゃべりも楽しくて、子供達の真剣な眼差しと出来上がった時の嬉しそうな笑顔に心が癒されますねー。

・・・と、そんな人間ウォッチングをしてから、いざジオラマへ!

 

展望フロアでは、胆振管内の観光ポスターとその土地土地の景色や情景を描いた絵が展示されていました。苫小牧を始め、近隣市町のこういったポスターを並べてみることはそうそう無いことなので、それだけでも楽しめました。

 

で、そこには鉄道が走っていましたよ~。(子供達が触っていて、途中脱線事故も目撃!・・・あ、触れちゃいけないと書いてはいましたけどね。子供達は興味深々で、列車の動きに合わせて走ってみていました。)

私は大人なので、走りはしませんでしたよ。ここでは。

 

 

そして2階のカフェスペースと模型展示コーナーへ。

そこは冬季間、私ども紙風船メンバーがせっせと掃除をするスペース。

いつもは寛ぎスペースで、時折お客様が散歩途中に休まれたり、談笑されている場所です。

今日は、半分を飛行機模型展示が行われ、その横では鉄道ジオラマ体験コーナーで、子供達が実際にスイッチを動かして鉄道模型を動かしていました。また半分はカフェスペースとして飲食物、雑貨が販売されていました。

 

この写真は、2階カフェスペース入り口のジオラマ。

親子連れがいらっしゃった時にはなんだか前に出られず、こっそり後ろから覗いていたのですが・・・

カフェスペースから戻ってくるとチャンス到来!

 

会場係りの高校生(ボランティアで、このお祭りの手伝いをされていました)ひとりがいるだけ!

 

思いっきり近寄って、町並みや建物の看板など見させていただきました。ディテールが面白い!

 

写真は、こんな感じ。普通に撮りました。 

まだまだこの携帯電話を使いこなせていないためズーム機能とか使えないんです。

私の心臓の高鳴りとは違う一枚になってしまっていますが、これは面白かったですよー。

 

その時間、外ではフォークダンスサークルの方々の踊りが行われるとアナウンスが。

あの衣装がまた良いんですよねー。

 

紙風船メンバーが、つい先日集草作業をおこなった中央の広場で、子供達が走りまわり、親子が芝生で寛ぎ、フォークダンスの輪が広がっていました。

ほのぼのした素敵なお祭りでした。

いずみまさこ

 

あ。おまけ。9月2日の金太郎の池のお祭り。記事を書きそびれたので残されていた写真です。苫小牧にもジャズバンドがあるのですね。会場全体に音楽が溢れ、人をひきよせいていましたよ。写真撮影している私の背中側では、フリーマーケットが開催されていて大勢の人が来られていました。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする