【2015-2016年7月キャンプ】
今季もカラオラCFはスイスのバーゼルでキャンプを行っていた。毎年、恒例となったと言っても良く、バーゼルは勿論、他のスイスのクラブとも良好な関係を続けている。そして、キャンプ初戦はトゥーンと対戦する。その試合の主将はマルディーニが務めることになっていた。前所属のポルトでは19歳の若さで主将として、2年前のヨーロピアンリーグ優勝に貢献した。その真価が、ここで問われる。
プレシーズンマッチ
控え組主体。バーゼル戦の前試合として毎年スイスの他のクラブと初戦で対戦している。今季も同様に控えと新加入の選手で試合を行う。
29分にアンドニ・イラオラのクロスを普段はスーパーサブとして途中出場するアサモアが、この試合はスタメンで出場し、ダイビングヘッドを右に決める。
前半が終了し、ハイバリーより加入の若手MFルワモ・モレノがガス欠寸前で後半からベンチに退く。
72分にノルウェー代表で、この試合は左サイドMFに入っているリーセのクロスをアルメニア代表のラファエル・ブジャンが199cmの長身で頭一つ抜け出し、ループヘッドを左上に決めて追加点。
トゥーン 1-2 カラオラCF
(得点) 29分 アサモア(カラオラCF)
72分 ラファエル・ブジャン(カラオラCF)
81分 バルト・ホール(トゥーン)
81分に1点を返され、流れが相手に完全に流れる前に、コスタクルタが83分に出場。マルディーニとディフェンスラインを形成し、相手に追加点を与えなかった。
プレシーズンマッチ
トゥーン戦での活躍が評価され、バーゼル戦も引き続き、マルディーニが主将で出場。この試合も控え組が主体であるものの、GKはセドリック・キャラッソが先発出場。ルワモ・モレノは、この試合も前半終了でガス欠。後半からはマルケスと交替で退いた。ハイバリー時代にも、37試合でスタメン出場していたが、途中交代の一番手で60分以降にスーパーサブの選手と交替させられることが度々あった。それならまだ良い方で、早い時で今回と同様に前半だけで退いていた。
試合は、前半でシュート6本を放ち無得点。56分に右CKからジャーンズのループヘッドで、ようやく先制。34歳のベテランFWは未だに衰えていない。しかし、その後もシュートは放つが、追加点は取れなかった。
バーゼル 0-1 カラオラCF
(得点) 56分 パウル・ジャーンズ(カラオラCF)
放ったシュートは15本。相手にシュートを1本も打たせなかったのは評価に値するが、決定力に課題が残る。
そして、キャンプより帰還。間もなくツアーだが、出発前にカルロスは、ある出来事で周囲を驚かせた。