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一般ゲーマーのサカつく欧州記

欧州6大リーグで頂点を目指す

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プロサッカークラブをつくろう! EU 2268 ドイツ編

2019-11-14 17:30:00 | 日記

2021年9月

 ヨツハカメラにもグッズ開発を依頼したが、かなり難しいらしい。スポンサー料の安さはグッズ開発率にも比例するのか。

(契約更改) FW ヘンドリク・ハーネ(35) 1億8000万→2億4000万(4年延長)

 35歳になっても衰えず、パラメータを高く維持していることを評価した。

 8月の連戦から2週間空いて、迎える第5節はハンブルク戦。どちらかと言うと、相性が良くない相手に勝って5連勝することができるか。

 1点リードの後半、ハンブルクから一方的に猛攻を受ける。カーワンが悉く止めて1-0のままアディショナルタイムに入った。

 最後のCKからダイビングヘッドを決められてしまい、力尽きる。リーグ連勝は4でストップした。

ドイツ1部リーグ第5節

マンシャフト 1-1 ハンブルク

(得点) 38分 ベルント・シュナイダー(マンシャフト)

     90分 シュベルケンバック(ハンブルク)

 シュート数2-8、ボール支配率は45-55と試合内容で完敗。

 今季初の代表招集にマティアス、ボクツ、コーワン、杉下が選ばれた。

 連勝を止められて、今度対戦するのはSCベルリンだ。SCベルリンは4勝1敗で3位につけており、2位マンシャフトとの勝ち点差は1。

 36分、ここまで5試合ゴールの無かったコーフェンのシュートでマンシャフトが先制するが、SCベルリンも83分にCKからケルガンのヘッドで同点。

ドイツ1部リーグ第6節

SCベルリン 1-1 マンシャフト

(得点) 36分 コーフェン(マンシャフト)

     83分 ケルガン(SCベルリン)

(警告) 85分 コーフェン(マンシャフト)

 共に引き分けて順位変わらず。開幕6連勝で頭一つ抜け出たのは、皮肉にもマティアスが抜けたゲルゼンキルヘンだった。

 ヨーロピアンリーグ第2節、グループ内では最下位の評価に位置するトロンハイムだが、初戦でリバプールに3-0と完勝しているのだ。実は、トロンハイムは昨季も決勝トーナメントに進出している。一昨年にマンシャフトがヨーロピアンカップベスト4だった時に、トロンハイムもベスト4まで進んでいたのだ。代表の経験こそ無いが、主将のイスマエルは相手のプレイを潰して仕事をさせない。チェコ代表のヤンクロフスキ、オランダ代表のコプなど世界のトップで対等に戦えるだけの選手が結構いる。

 しかし、試合が始まってみると、実力が一回り上のマンシャフトが2点を先取。順当な感じだが、監督のヘネバイラーはそうではなかった。

ヘネバイラー「トロンハイムは初戦を3-0で勝っているんだ。得失点差が最後に響くかもしれん。みんな、もう1点取りに行くんだ」

 だが、スタメンで出場させても空気同然の日々が続いているコーフェンと今後のためにG.ミューレンを途中で下げて交替で出たアブラムシックでは、現状でトロンハイムから点を取るのは厳しかった。

ヨーロピアンリーグ・グループE第2節

トロンハイム 0-2 マンシャフト

(得点) 18分 G.ミューレン(マンシャフト)

     50分 バウアー(マンシャフト)

 点を取ったのは、G.ミューレンとバウアーで、アシストしたのもリンドバーグとベルント・シュナイダーと昨季ヨーロピアンリーグ優勝のスタメン選手だけしか、得点に絡めなかった。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2267 ドイツ編

2019-11-13 17:30:00 | 日記

 第3節はシュツットガルトと対戦。開幕から順調に2連勝しているように思えるが、ケルン戦は辛勝で引き分けてもおかしくなかった。

 この試合は先制するが、26分にフリーになっていた選手に決められて同点に追い付かれる。75分にG.ミューレンが執念でゴールを決めて勝ち越すも、その後は2度ピンチを招いていた。

ドイツ1部リーグ第3節

シュツットガルト 1-2 マンシャフト

(得点) 12分 G.ミューレン(マンシャフト)

     26分 フォルカー・バウマン(シュツットガルト)

     75分 G.ミューレン(マンシャフト)

(警告) 27分 フォルカー・バウマン(シュツットガルト)

     86分 バウアー(マンシャフト)

 この試合も何とか勝った感じだ。それを感じていたサポーターは少なくなく、今の調子ではヨーロピアンリーグ連覇はおろか、グループリーグ突破も危ういのではないかという声さえ上がっていたとか。

 ヨーロピアンリーグ連覇を狙うマンシャフトはグループEに所属。イングランドの強豪2クラブ、トロントと決勝トーナメントをかけて戦う。

 マンシャフト初戦の相手は、昨季ベスト4で激突したチェルシーだ。ゼルベルガー政権でのベストメンバーですら苦しめられた相手だけに、初戦から厳しくなるマンシャフト。だが、連覇するためには打ち破らなければならない。

 そして、チェルシーにもまた神の領域に入った選手がいた。イングランド代表の主将でもあるセンターバックのモーアだ。勿論、チェルシーでも主将である。

 試合開始直後、バックパスを受けたベルクから素早くボールを取った者がいた。

「なにっ?!」

 サソリの一刺しことマリッシュだった。マリッシュをエリア内で倒してPKのピンチだが、カーワンが止める。安心したのも束の間、その後にゴールを決められてしまった。

 だが、マンシャフトも17分にバウアーの直接FKがポストに当たり、ボールを拾ったルンバルトがファウルを誘う。バウアーがPKを冷静に決めて同点に追い付いた。

 しかし、31分に主将のモーアのスライディングボレーで再び勝ち越される。

 マンシャフトはチェルシーの選手を止めるのが精一杯で、前半だけでファウルは5。

ヘネバイラー(ベルクはリーグならともかく、世界トップでの戦いとなると、もう厳しいのかもしれん)

 これまで、スーパーサブがカロツ以外にいなかったから、カロツをベンチスタートさせていたが、これを境にカロツをスタメンで使っていった方が良いのかもしれない。ベルクとカロツを入れ替えると、戦力グラフのステータスが全てにおいて一回りも大きくなった。後半からはカロツを投入する。

 しかし、後から行った修正で同点に追い付けるほどチェルシーは甘くなかった。

 最後も途中出場のアブラムシックからのセンタリングをG.ミューレンがヘッドでゴールを狙うが、GKクレメンスにキャッチされて試合終了。

ヘネバイラー(時、既に遅し・・・か)

ヨーロピアンリーグ・グループE第1節

マンシャフト 1-2 チェルシー

(得点)  6分 マイケル・アンガス(チェルシー)

      18分 バウアー(マンシャフト)PK

      31分 モーア(チェルシー)

(警告)  47分 ヴィチェンツォ・グレッラ(チェルシー)

 次の試合からはカロツが左サイドバックでスタメン出場することになった。

 ところが、今季2部昇格したグラッドバッハに先制点を献上してしまう。やはり、急遽ヘネバイラーのサッカーに変わったのはマンシャフトにとって大きなマイナスとなっていたのか。バウアーも、昨年ほどの快進撃を見せていない。

 それでも、リンドバーグがヘッドを叩き付けて同点。更にリンドバーグのセンタリングをミューレンが難しい体制からのジャンピングボレーを決めて逆転。

ドイツ1部リーグ第4節

マンシャフト 3-1 グラッドバッハ

(得点) 15分 エンリコ・バルト(グラッドバッハ)

     37分 リンドバーグ(マンシャフト)

     43分 G.ミューレン(マンシャフト)

     80分 G.ミューレン(マンシャフト)

 G.ミューレンはシュートも決めて、この試合2得点。開幕から無傷のリーグ4連勝。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2266 ドイツ編

2019-11-12 17:30:00 | 日記

2021年8月

 ヨーロピアンリーグのチケットはリーグよりも600円高い6600円にした。

 Hoppen-SSVさんにグッズ開発を依頼したが失敗。見込みも殆ど無いと言っていいくらいだった。スポンサー料が安いと、グッズ開発も困難なのか。逆だと思ったから契約したのに・・・。

 それはさておき、今季もリーグ開幕の時期がやってきた。リーグ3連覇を目指して、マンシャフトはロストックと対戦する。ここ最近、上位で開幕戦は前年2部昇格クラブが相手だが、開幕戦には開幕戦を戦う難しさがあり、楽観視できない。

 今季のファーストゴールはベルント・シュナイダーからのセンタリングをヘッドで決めたリンドバーグだった。

ドイツ1部リーグ第1節

ロストック 0-2 マンシャフト

(得点) 25分 リンドバーグ(マンシャフト)

     50分 G.ミューレン(マンシャフト)

(警告) 26分 ルンバルト(マンシャフト)

 更に1点を追加し、77分にラーツと交替でマティアスが移籍後初出場。昨季、アシスト王のベルント・シュナイダーは早くも2アシスト。

 順当に開幕のスタートを切ったマンシャフト。次の試合はヨーロピアンスーパーカップで昨季ヨーロピアンカップ覇者のバイエルンと対戦する。かつて、ドイツで絶対王者と呼ばれたバイエルンも、ここ最近は厳しい戦いが続いているが、タイトルを獲ったクラブ。厳しい戦いが予想される。

 5分、バイエルンは早くも退場者を1人出してしまう。その隙を逃さずに、バウアーがダイビングヘッドを決めてマンシャフトが先制した。

 10人になったバイエルンだが、後半は何度もチャンスを作ろうとしており、マンシャフトも気が抜けない。

 それでも、数的不利はバイエルンにとって大きく響いた。

ヨーロピアンスーパーカップ

マンシャフト 2-0 バイエルン

(得点)  9分 バウアー(マンシャフト)

      84分 コーフェン(マンシャフト)

(警告)  19分 ラーツ(マンシャフト)

(退場)  5分 スヴェン・ロッシュ(バイエルン)

 コーフェンのループヘッドで更に突き放し、2-0で勝って、ヨーロピアンスーパーカップのタイトルも獲得。これで、マンシャフトが獲得したタイトルは8個目だ。

 この時期に3連戦は初めてのことではないだろうか。休む間もなく、リーグ第2節ケルン戦が待っている。ケルンとの相性は良い方ではなく、昨季に残したリーグ成績30勝2分2敗のうち、1つの引き分けはケルン戦でのものだ。それも、後半終了間際に追い付いての試合だった。

 やはり、相性が悪いのか。先制したのはケルンだった。CKから完全にフリーにした選手にヘッドで決められてしまう。それでも、すかさずバウアーのゴールで同点に追い付いたが、4回連続の押し込みでようやく追いついたものだ。

 G.ミューレンのスルーパスからベルント・シュナイダーが抜け出して、エリア内で2回蹴り込んだボールは緩やかに転がりながらもゴールに入って逆転。

ドイツ1部リーグ第2節

マンシャフト 2-1 ケルン

(得点)  9分 ビョルン・シュリッケ(ケルン)

      15分 バウアー(マンシャフト)

      44分 ベルント・シュナイダー(マンシャフト)

 後半、幾度とピンチがあり、ようやく勝った印象。試合を見てて、昨季よりもチームの力が落ちている気がした。

 


プロサッカークラブをつくろう! EU 2265 ドイツ編

2019-11-11 17:30:00 | 日記

 東ヨーロッパツアーに出発したマンシャフト。その間に起きた7月1週後半のことだった。

「おお、これは!」

 ヴァントはスカウトから新たに送られた選手リストを見ていた。そこには、ボーフムに所属しているフェスターの名前が掲載されていたのである。フェスターはドイツ屈指の技術を持っていると言われており、豊富な運動量を活かして巧みにゲームをコントロールする選手。FKの名手で見事と言う他ないほどに美しいボールを蹴るのだ。昨季、2部に落ちたボーフムの中にあって、能力が際立っており、奮闘している。ボーフムで唯一、得点ランク上位に入っていた。

「何と言われようが、彼は絶対に欲しい逸材だ」

 移籍金17億4000万円でフェスターを獲得することを決意。5年契約で年棒1億2900万円で契約した。フェスターとの契約が終えた頃、マンシャフトはロシアでC.モスクワとの試合を控えていた。

 ヘネバイラー再建の初戦、GKはカーワン、DFは左からベンヤミン・ベルク、ラーツ、ヘルミ、ボクツ、MFはボランチにルンバルト、左MFはリンドバーグ、右MFはベルント・シュナイダー、OMFには今季もバウアーが入る。そして、久々の2トップはコーフェンとG.ミューレンのコンビだ。

 先制したのはC.モスクワだった。左から抜け出された後にシュートを打たれるが、カーワンが弾いてこぼれたボールに相手選手がいたところを押し込まれる。

 だが、マンシャフトも欧州王者の風格を見せる。リンドバーグが大きく左にボールを出し、今季からスタメンになるであろうコーフェンがセンタリング。これをG.ミューレンがジャンピングボレーで決めて同点。

 そして、今季もこの男だ。バウアーが倒れ込みながらも頭で押し込んで逆転。

 更に2点を加えた後、杉下が2トップの左に入ることになった。

スラマー(杉下、君はウイングの選手だが、2トップの左もこなせるはずだ)

 更に2人を交替した時に、杉下は左サイドMFに変わっている。

プレシーズンマッチ

C.モスクワ 1-5 マンシャフト

(得点) 12分 ヴァグネル・ラヴ(C.モスクワ)

     21分 G.ミューレン(マンシャフト)

     42分 バウアー(マンシャフト)

     51分 コーフェン(マンシャフト)

     58分 G.ミューレン(マンシャフト)

     88分 アブラムシック(マンシャフト)

 大差で勝利し、良いスタートを切った。

 そして、2週後半。フェスターの入団会見が行われる。ヴァントは背番号10をマティアスに渡したことを少し後悔した。彼のために取っておくべき番号だと思ったが、空いてないものは仕方が無いので、今季は25を付けてもらうことに。世界十分の評価だが、世界レベルでもおかしくなかったくらいだ。彼もまた、スター選手入団である。

 ツアーから帰還後、イングランド1部のウェストハムからレンタル料1億600万円でエッフェルバーグ選手にレンタル移籍のオファーが来た。ここ2年間でスタメンの出場機会が無く、クラブにも溶け込めていない感があるから、ヴァントはウェストハムの条件を飲むことにした。OMFの控えには入ったばかりのフェスターがいるから問題無いだろう。

 ミヒャエル・タルナートがイングランド1部のシティにレンタル移籍することになった。相次ぐ選手の試合出場不満があって、その対象が4人もいたのだ。タルナート以外の3人は今季も必要なので留意したが、納得はしてもらえていない。

 コーチの変更をしようと思ったが、ポドルスキーはスカウトでしかリストに挙がらなかった。ポドルスキーが引退を申し出た時にスカウトで勧誘したからだろう。フェスターの背番号、相次ぐ選手の不満、ポドルスキーの勧誘ミスとアクシデントが連発して嫌な予感がする。仕方が無いから、ユース監督のメラトップをコーチに昇格させた。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2264 ドイツ編

2019-11-10 17:30:00 | 日記

2021年6月下旬

「何ですって?! ゼルベルガーさん、監督を辞められるなんて、どうしてです? あなたは、マンシャフトをヨーロピアンリーグで優勝させた方ですよ。来季も続投してヨーロピアンリーグ連覇に力を貸してください」

 身を引こうとしているゼルベルガーをヴァントは引き留めた。当然だ、彼は今季マンシャフトを初のヨーロピアンリーグ優勝に導いただけでなく、3冠までも達成させたのだ。だが、ゼルベルガーの考えは違う。

「オーナー・・・私の役目は、これで終わったんです。マンシャフトを欧州の頂点に導いた今だから引退するのです。かつて監督をしていたゼルベルガーをコーチから昇格させることをお勧めします。彼なら、マンシャフトの黄金時代を作ってくれることでしょう。ポドルスキーも今季で引退しますし、ヘネバイラーの後釜には適任ではないですか」

 ヴァントはゼルベルガーの意思が強いことを悟り、これ以上は引き留めることをしなかった。だが、ヘネバイラーが再び監督に就任することによって、彼のポリシーと反対のところにいるボクツ、コーワンはこれから対応できるのだろうか。ゲルゼンキルヘンから入団してくるマティアスにとっては逆に良いのかもしれない。ゼルベルガーはその辺も計算しているのだろう。

「では、オーナー。今まで有難うございました。これからは、私はマンシャフトの監督ではなく、いちサポーターです。陰ながら応援させて頂きますよ」

 マンシャフトの最大の功労者ゼルベルガーはクラブを去った。そして、新たなマンシャフトの挑戦が再び始まる。

 ゼルベルガーが残した2020-2021シーズンのクラブ成績は44勝7分3敗と素晴らしいものだった。バウアーは初のリーグ得点王となり、DF登録としては初の快挙だ。それだけでなく、2年連続でリーグMVPも獲得している。ベストイレブンに選ばれたのは言うまでも無く、バウアーの他にリンドバーグとベンヤミン・ベルクも選ばれている。バウアーは36得点で欧州得点王も獲得した。2位ファルファン(PSV)に8点という大差をつけている。3位には27得点でG.ミューレンが入った。バウアーは欧州MVPにまで選ばれていて、マンシャフトからは史上初。バウアー28歳のことであった。

 更にクラブを去る者が、もう1人いる。今日まで10年間、秘書をしてきたレティシア・トゥリーナだ。ヴァントは陰の功労者を引き留めることはしなかった。クラブのサッカーが変わるし、丁度良いと思ったのかもしれない。それでは、次の秘書は誰になるのか。

 その翌日、新たに秘書となるであろう人物がクラブハウスを訪れてきた。

「オーナー、お久しぶりです」

 新秘書となる女性は長い髪を後ろで結んでいて、眼鏡をかけた堅苦しそうな印象のある見覚えのある顔であった。そう、早坂美里が10年ぶりにクラブに帰ってきたのだ。彼女は10年前と殆ど変わっていない印象だ。ドイツ国籍以外の日本人選手の受け入れも始めたし、うってつけの人物と言えよう。クラブに5年間も貢献してきてくれたのに、ヨーロピアンリーグ優勝は勿論、リーグ優勝すら経験させてあげることができなかったのもある。今度こそ、彼女にもあの感動を経験させてあげようとヴァントは思うのだった。

 とあるTV局では昨年同様バウアーが呼ばれて応じていた。

「リーグ戦は勿論、全てのタイトルを狙っていくつもりだよ。つまり、2年連続の3冠さ。現状に満足せず、常に高いレベルを目指していきたいからね」

 バウアーの気持ちは既に2年連続の3冠に向かっている。

 2021-2022シーズンが始まった。

 100億円を切ってしまった資本金を再び倍増させるため、サブスポンサー契約は、これまで同様にスポンサー料の高い所から契約していこうと思ったが、更なるグッズ開発もやっていきたいので、スポンサー料1億円に満たないヨツハカメラとHoppen-SSVの2社と契約した。サプライヤーはオプナティスで、これは永遠に変わることは無いだろう。

 ユニフォームのデザインは少し変えた程度だ。

 TV局は、拠点を最大まで増やしたお陰でアフリカからも来たが、放映権料の高さを優先して今季も東ヨーロッパのMartinixy TVと契約。資本金は226億3655万6100円となり、これまでの最高額だ。

 背番号はリンドバーグが8→7で、ベルント・シュナイダーが18→8を付ける。杉下が7から17に変更となった。ヘンドリク・ハーネは17から18となる。ポドルスキーが付けていた背番号10は空き番号となった。

 チケット料金の評価は変わらなかった。3冠を達成したクラブのチケット料だから大幅に上げたかったが、今季からマンシャフトのサッカーが変わることもあり、謙虚にいきたいので500円増の6000円とした。シーズンチケットは1000枚増の23000枚。

 東ヨーロッパにツアーを行い、組んだのは1試合だけ。昨季もそれでうまくいったところがあるような気がしている。

 そして、遂にあの男がマンシャフトに入団する。

(入団) DF マティアス(29)

 昨季までゲルゼンキルヘンの主将で、今は世界レベルとなっているが、29歳ながら更なる成長が期待できるとある。そして、背番号は10を付けることになった。当然、スター扱いでの入団である。

 世界クラブランクは一気に10位まで上がった。ドイツではトップである。3冠、大幅なクラブ設備の増築、拠点設立の効果だろうか。クラブの称号もメガクラブとなった。他のドイツクラブはバイエルンが18位、ゲルゼンキルヘンが25位で、あのSCベルリンは28位である。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2263 ドイツ編

2019-11-09 17:30:00 | 日記

 ヨーロピアンリーグ優勝から一夜明けた。それでも、ヴァントはクラブの躍進のために動く。

 まずは、施設管理部のLvを1から2に上げた。欧州の頂点を獲ったクラブの施設管理部のLvが1だったとは・・・。

 それと同時に敷地のレベルも2から3に上げる。工事費は40億円で期間は4ヶ月だ。

 レンタル移籍している選手も来月には帰って来る。リーグ得点王と欧州得点王を経験している34歳のヘンドリク・ハーネはサンプドリアで13試合出場して4得点2アシストと、まずまずの活躍だ。GKのリュディガー・エルベンもシティで10試合に出場している。

2021年6月

(契約更改) DF カロツ(30) 3億円→3億6000万円(2年延長、5年契約)

 レベル2になった施設管理部だが、更に1つ上げて最高ランクの3にまで上げる。

 拠点も新たに4つ設置することにした。イラン代表選手はヴァントがクラブを経営する前からドイツリーグで活躍している縁もあり、南アジア・中東に設置することが決まる。他にはアフリカにルーツを持つ選手がドイツ代表になることも少なくないことから、アフリカ全土に3拠点置くことにした。オセアニアにも置きたかったが、拠点は最大で9つまでしか置けないことになっているので、断念する。

 クラブの施設についてだが、全ての施設を最高レベルの3にまで上げる方法を会長から入手したヴァントは、会長に渡された手順書を元に工事を行った。

ヴァント「最初は回復系の施設6個を全部作る、か」

 クラブハウスにサウナ、マッサージルーム、医務室を新たに設置。これまでに無かったのが不思議なくらいだ。ユースハウスにもマッサージルームと医務室を設置した。ユースハウスには全く施設が無かったのである。それでは、優秀な選手が来るわけがない。

 1週後半、施設管理部もLv3になり、クラブハウスを最高クラスのレベル3に上げることができるようになった。当然、レベル3に上げるために工事を開始する。工事費は30億円で218億円あった資本金も112億円にまで減った。完成は4ケ月後の予定である。

 それでも、ヴァントは気にせずにクラブハウスの施設工事を続けようとした。

「現段階では、これ以上の増設は無理なのか」

 クラブハウスがLv3になるまで待つしか無いようだ。施設面の更なる充実は来季に行うことにして、今季は幕を閉じる。

【2020-2021年成績】

 1 GK カーワン(25)          34試合0点

12 GK リュディガー・エルベン(23)   出場なし

22 GK レーマン(26)          出場なし

 2 DF モリツ・フォルツ(36)      31試合1点

 3 DF カロツ(30)           30試合2点1AST

 4 DF ラーツ(27)           34試合2点2AST

 5 DF コーワン(21)          13試合0点

14 DF ヘルミ(29)           33試合2点3AST

19 DF ボクツ(29)           28試合0点

21 DF ベンヤミン・ベルク(29)     32試合1点1AST

23 DF ミヒャエル・タルナート(24)     6試合0点

45 DF バウアー(28)          34試合27点7AST

 6 MF ルンバルト(28)         25試合3点3AST

 8 MF リンドバーグ(31)        32試合11点15AST

13 MF マルク・アンドレ・クルスカ(32) 31試合0点

15 MF エッフェルバーグ(22)        9試合2点

16 MF シュバインシュタイガー(36)     3試合0点1AST

18 MF ベルント・シュナイダー(24)   34試合4点16AST

20 MF ブラーメン(18)           3試合0点

 7 FW 杉下竜次(28)            6試合1点

 9 FW コーフェン(23)         17試合4点3AST

10 FW ポドルスキー(34)        出場なし

11 FW アブラムシック(24)         6試合0点

17 FW ヘンドリク・ハーネ(34)     出場なし

30 FW G.ミューレン(26)        34試合21得点10AST

 今季は2人の選手がクラブを去ります。1人は引退し、もう1人は移籍。ポドルスキーの引退は早い気もするが、このゲームでは早熟でした。現実のサッカーでは、もっと長く活躍してくれることと思います。

(引退) FW ポドルスキー(34)

 ケルンでも1トップとして活躍していたが、マンシャフトではオフェンシブハーフとしても出場していた。元ドイツ代表で大舞台にも強い。昨季は途中出場で経験を生かしたプレイでクラブの勝利に貢献してくれた。リーグ通算198試合66得点23アシスト。MOM21回、警告10回で退場は一度も無かった。カップ戦通算は26試合8得点1アシストでMOM3回。欧州大会通算は52試合12得点6アシスト、MOM4回で退場は1回。総合通算296試合88得点32アシスト、MOM29回、警告10回、退場1回。

(移籍) DF モリツ・フォルツ(36)

 フルハムよりフリー移籍してきて、初年度から右サイドでレギュラーを獲得。ゼルベルガー監督のサッカー方針で今季まで不動の右サイドウイングハーフのレギュラーを務めた。その積み重ねで、今季はマンシャフト最高額年棒5億1000万円で契約を更改。リーグ通算376試合6得点8アシスト、MOM5回、警告13回、退場3回。カップ戦通算は45試合1得点4アシスト、警告2回。欧州大会通算は94試合1得点5アシスト、MOM3回、警告1回と100試合目前だった。総合通算545試合はマンシャフト最多る。他の総合成績は9得点17アシスト、MOM8回、警告17回、退場3回。来季よりアジャクシオに移籍することが決まっている。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2262 ドイツ編

2019-11-08 17:30:00 | 日記

 ヨーロピアンリーグ決勝、後半のキックオフの笛が鳴った。

 後半はマンシャフトが一方的に攻めるが、パリの選手の守りが固くて決定機を作る前に阻まれてしまう。バウアーにもマークが付いていてボールが出せない。

ゼルベルガー(サッカーの神様が、我々の勝利を拒んでいるかのようだ。この流れで点が取れないとなると厳しくなる)

 64分にベンヤミン・ベルクを下げてカロツを投入したが、効果は無い。

 72分、パリはロナウジーニョを下げてジュリアスを投入した。これは、マンシャフトにとってラッキーのように思えるが、そうではない。

ゼルベルガー(ロナウジーニョもジュリアスも能力では遜色ない。いや、ジュリアスの方がパリに長く在籍していた分、かえって脅威と言える)

 マンシャフトは、なおも攻めた。それでも、パリのゴールをこじ開けることができない。

 結局、パリにシュートを1本も打たせなかったのに1-1のままで90分を終えて延長に突入した。

 94分、パリは右から突破してヌワンコ・カヌがラーツにマークされながらもシュートするが、プレッシャーが入っていた分、威力は無くてカーワンが正面でキャッチ。

 102分、バウアーとジュリアスが激突してこぼれたボールを拾ったのは、右サイドウイングバックで疲れが見え始めていたボクツだった。

ボクツ「ここまで来て疲れたなどと言ってられない。PKで無く、この時間で決着を付けるぞ!」

 ボクツは右にボールを出した。これに反応したベルント・シュナイダーがボールを受けると、エリア内まで切り込んでシュート。これが見事に決まって、マンシャフトが勝ち越しのゴールを挙げた。

 再び喜びを爆発させるヴァント。

ヴァント「よし、あともう少しだ。無理だと言われてきたドイツ国籍の選手だけでのヨーロピアンリーグ優勝が実現できるところまで来たんだ」

 2-1のまま、延長後半アディショナルタイムを過ぎた。そして、試合終了のホイッスルがマンチェスタースタジアムのピッチに鳴り響く。15年目にして、ドイツ国籍だけでの選手(杉下がいるが)という縛りで、遂にヨーロピアンリーグ優勝を成し遂げたのだ。

ヨーロピアンリーグ決勝

パリ 1-2 マンシャフト

(得点)  28分 リンドバーグ(マンシャフト)

      33分 オシヌ・ヴィルトール(パリ)

      103分 ベルント・シュナイダー(マンシャフト)

シュート数   4-5

ボール支配率 45-55

 個人的には、と言うか1ゴール1アシストで決勝ゴールを挙げたベルント・シュナイダーがMOMになるはずだが、なぜかリンドバーグがMOMだった。

ヴァント(夢は、意志を強く持っていれば叶うことを証明した。だが、我々は世界最高峰のクラブになったわけではない。これから施設面なども充実させて、クラブランク、施設など全てにおいて頂点を目指さなければ、本当の意味で欧州の頂点を極めたことにはならない。マンシャフトの歴史は、まだまだ続くし、これからなんだ)

 マンシャフトは今季、初めて3冠を達成。ヴァントは、この優勝に満足することなく、通過点としてヨーロピアンリーグ連覇、ヨーロピアンスーパーカップの優勝を成し遂げることを心に誓った。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2261 ドイツ編

2019-11-07 17:30:00 | 日記

 マンチェスタースタジアムでキックオフのホイッスルが鳴った。

 2分、ベンヤミン・ベルクがパスをカットする。ドリブルで攻めるが、ボールを持ち過ぎて奪い返された。

 8分、パリは右にボールを出し、ヌワンコ・カヌが突破しようとするも、ラーツがそうはさせじとプレッシャーをかける。

 12分、パリは右にボールを出してエリア内でボレーも当たりが弱く、カーワンがキャッチ。

 26分、リンドバーグがドリブルで突破してセンタリングを上げようとするが、相手選手のマークが厳しくて上げられない。隙を見て上げようとするも、ブロックされてしまった。

 27分、スローインからサイドチェンジで右にボールを出すが、流れてしまう。

 28分、パリのスローインで始まるが、すぐにベルント・シュナイダーがボールをカットして1人かわしてからエリア内にパスを出した。これをリンドバーグが押し込んで、マンシャフトが先制のゴールを挙げる。

 マンシャフト 1-0 パリ

 ヴァントは勿論、マンシャフトのサポーターたちも歓喜した。

 だが、33分にパリはティゴールが突破してからのクロス。やはり、マンシャフトにとっては嫌な選手だ。

 ラーツがクリアするが、ボールをすぐにヌワンコ・カヌに拾われてエリアにボールを入れられると、オシヌ・ヴィルトールにシュートを決められて、あっという間に同点に追い付かれる。

 マンシャフト 1-1 パリ

ヴァント(せっかく1点取ったのに、すぐに追い付かれるなんて・・・これが世界の厳しさか)

 前半は1-1で終えて、勝負は後半へ。

ヨーロピアンリーグ決勝(前半終了)

パリ 1-1 マンシャフト

(得点) 28分 リンドバーグ(マンシャフト)

     33分 オシヌ・ヴィルトール(パリ)

シュート数   3-1

ボール支配率 45-55

 両クラブの選手は、それぞれのロッカールームへと引き揚げた。

ゼルベルガー「よし、みんな聞け。ここまで来たら、あとは気持ちの問題だ。向こうには今はヤロンはいないんだ。ジャンポールも素晴らしいGKだが、我々なら彼からまだまだゴールを奪うことはできる。オーナーの信念に応えるためにも、この試合に勝利するのは我々だ」

 バウアーを中心として選手間で軽くミーティングをした。バウアーは、みんなは他のクラブならエース級の活躍ができるくらい素晴らしい選手なのだから、いつも通りやれば勝てるということから話し始め、最後にゲルマン魂の誇りにかけても必ず勝とうと誓いの言葉で締めくくった。

 選手交替は無く、後半勝負が始まる。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2260 ドイツ編

2019-11-06 17:30:00 | 日記

 アジャクシオから移籍金3億9000万円でモリツ・フォルツ選手に完全移籍のオファーが来た。フルハムから移籍してきて長年マンシャフトで活躍してくれた彼も36歳。来季はボクツが右サイドウイングバックとしてスタメンで出場する予定だし、丁度良いと思ったヴァントはアジャクシオのオファーを承諾した。

 最終節はヨーロピアンリーグ決勝の調整試合としてレギュラー選手の布陣で臨む。

 ミューレンが相手のプレッシャーにも負けずに突破してからのクロスをリンドバーグがヘッドで鮮やかにゴール右へ決める。

ドイツ1部リーグ第34節

ハノーバー 0-3 マンシャフト

(得点)  7分 リンドバーグ(マンシャフト)

      33分 ベルント・シュナイダー(マンシャフト)

      38分 G.ミューレン(マンシャフト)

(警告)  62分 バウアー(マンシャフト)

      70分 カロツ(マンシャフト)

 最終節でリーグ30勝達成。82得点14失点と攻守に渡って素晴らしいシーズンだった。残すはヨーロピアンリーグ決勝のみ。G.ミューレン10アシスト達成で今季マンシャフト2人目のダブルスコア。それだけでなく、マンシャフトは1シーズンリーグ最少失点のレコードを更新した。

 そして、ヨーロピアンリーグ決勝。

ヴァント(2部に昇格してから15年目、ドイツ国籍の選手だけで本当によくここまで来た。ゼルベルガー監督もクラブにいられる期間が限られている。彼のためにも、みんな頑張ってくれ)

 両チームのスターティングラインナップが発表された。

(パリ) GK ジャンポール  DF セバスティアン・ベリー、マティアス・ノイエンドルフ、ジブリル・パスコ、ヨアン・ラデ  MF グワンゴ、ティゴール、ヨハン・デュガリー、ロナウジーニョ  FW オシヌ・ヴィルトール、ヌワンコ・カヌ

 FWもできるブラジル代表のロナウジーニョがOMFに入っている。ハンガリー代表のティゴールには前回の対戦で決勝の直接FKを決められた。ボランチに本職がセンターバックのコンゴ共和国代表グワンゴ、センターバックにはクラブで唯一のドイツ国籍選手マティアス・ノイエンドルフがいる。ベンチには小さな巨人の異名を持つジュリアスが控えているくらいだ。

(マンシャフト) GK カーワン  DF ラーツ、ヘルミ、ルンバルト  MF ベンヤミン・ベルク、ボクツ、マルク・アンドレ・クルスカ、リンドバーグ、ベルント・シュナイダー、そして、神の領域で今やマンシャフトの皇帝バウアーだ。1トップには勿論、バウアーと抜群のコンビプレイをするG.ミューレンがパリのゴールを狙う。

 マンチェスタースタジアムに両クラブの選手がピッチに姿を現した。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2259 ドイツ編

2019-11-05 17:30:00 | 日記

(契約更改)

 DF コーワン(21) 9000万円→1億5000万円(失敗)→更に3000万円を上乗せして倍増の1億8000万円で契約成立。それでも、渋々だった。3年延長して5年契約となる。

 ヨーロピアンリーグ決勝進出を確定させたが、息つく暇も無く第31節。

 バウアーがいきなりイエローカードを貰うが、その後に2ゴールを挙げる。84分に累積警告を避けるため、エッフェルバーグと交替してベンチに下がる。バウアーの後を継いで主将マークを巻いたのはリンドバーグだ。

 アディショナルタイムにミューレンがゴールを決めて、ミューレン自身初のリーグ20得点目。

 そして、試合終了のホイッスルと同時にマンシャフトの2年連続4度目のリーグ優勝が決まった。SCベルリンの試合結果が引き分け以下だったのだ。

ドイツ1部リーグ第31節

マンシャフト 4-0 ブレーメン

(得点) 22分 バウアー(マンシャフト)

     32分 モリツ・フォルツ(マンシャフト)

     66分 バウアー(マンシャフト)

     90分 G.ミューレン(マンシャフト)

(警告) 16分 バウアー(マンシャフト)

 今回はバウアーではなく、リンドバーグが優勝カップを掲げてチームメイトたちと喜びを分かち合う。その光景をバウアーは感慨深げに見ていた。

 一方で、エストデーラスタジアムではSCベルリンとゲルゼンキルヘンが1-1で引き分ける。

マティアス(バウアー、来季から世話になるからな。来季からのチームメイトとしての仕事はしたつもりだぜ)

 リーグは残り3試合、今度はマンシャフト優勝のアシストをした形になったゲルゼンキルヘンと対戦。バウアーはヨーロピアンリーグ決勝に備えてベンチスタートとなった。リンドバーグは疲労でベンチにも入らず、ボランチでスタメンのルンバルトが主将を務める。

 この試合、先制ゴールを挙げたのは、あの男だった。

実況「ベルント・シュナイダーのクロスから杉下がスライディングボレーをゴール右隅に決めて、マンシャフトが先制です」

 前半アディショナルタイムには左、右、左、右、左と5回連続でCKのチャンスがあり、これまでに無かったパターンが見れた。

ドイツ1部リーグ第32節

ゲルゼンキルヘン 1-1 マンシャフト

(得点)  9分 杉下竜次(マンシャフト)

      65分 U.カンチェス(ゲルゼンキルヘン)

(警告)  47分 バラック(ゲルゼンキルヘン)

      66分 ダイスラー(ゲルゼンキルヘン)

 後半に追い付かれて1-1で引き分ける。MOMには先制点を挙げた杉下が選ばれた。

ドイツ1部リーグ第33節

マンシャフト 3-0 シュツットガルト

(得点) 38分 コーフェン(マンシャフト)

     65分 ベルント・シュナイダー(マンシャフト)

     90分 リンドバーグ(マンシャフト)

(警告) 52分 ショーン・アンハイサー(シュツットガルト)

 リンドバーグ、10得点15アシストでダブルスコア達成。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2258 ドイツ編

2019-11-04 17:30:00 | 日記

 ヨーロピアンリーグ決勝を懸けてチェルシーと再戦。

 7分、スルーパスを通されてエリア内まで切り込まれる。その際に相手選手を倒してしまってPKでいきなりピンチ。

ゼルベルガー(いきなり、こういう形になるとは・・・)

 カーワンの飛んだ方向は合っていたが、リーベに決められてしまった。

 23分、バウアーがエリア内まで切り込んで、角度の無い所からシュートを放つが、ゴールから数センチ逸れてしまった。

 前半を0-1で終了して、現在はチェルシーが優勢に。

 49分、バウアーのパスをミューレンがアウトサイドでゴール左上を狙うが、枠を僅かに逸れた。

 その後もマンシャフトは攻めるが、モーアを中心としたチェルシーDF陣を破れない。

ヴァント(くそっ・・・1点が遠い)

 78分、CKのチャンスにルンバルトがジャンピングボレーでゴールを狙うも、これもDFに当たって阻まれる形になる。

 1-0のまま、残り時間は3分を切ろうとしていた。

ヴァント(頼む、みんな・・・1点でいいんだ)

 リンドバーグが懸命に左からクロスを上げる。それに反応したのがバウアーだった。

バウアー(ここでは、まだ終われない)

 バウアーがリンドバーグのクロスに合わせた。

バウアー「ここでは、まだ終われんのだ!」

 バウアーのシュートはGKロバート・グリーンに当たりながらもゴールに入り、土壇場で1-1の同点に追い付いた。

ヴァント「やった、やったぞ!」

 ルンバルトがボールをカットしたところで、試合終了のホイッスルが鳴り、マンシャフトは1勝1分けで決勝進出を果たした。

ヨーロピアンリーグ準決勝AWAY

チェルシー 1-1 マンシャフト

(得点)  7分 リーベ(チェルシー)PK

      89分 バウアー(マンシャフト)

(警告)  70分 マリッシュ(チェルシー)

 そして、マンシャフトの決勝の相手が決まる、もう1つの会場では。

実況「ロナウジーニョ選手がゴールを決めて、パリに大きな追加点。ここまで、健闘してきたイスタンブールFを全く寄せ付けません」

ヴァント「我々を苦しめた、あのイスタンブールFを物ともしないなんて・・・」

 パリが1-0、2-0と2戦2勝でイスタンブールFを破って決勝進出。4年ぶりの優勝を懸けてマンシャフトと対戦することになった。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2257 ドイツ編

2019-11-03 17:30:00 | 日記

 チェルシーとの激闘を制して先勝したマンシャフト。戦いの場をリーグに戻して、第30節はマインツと対戦する。

 バウアーは直接FKも決めて、更に77分にもゴールを挙げる。

バウアー(私も、選手としてのこの先のサッカー人生、そんなに長いわけではない。今がピークだろう。だから、今シーズンは必ず3冠を成し遂げる)

 バウアーも28歳でゲームの性質上、活躍できるのは、あと11年。もう、もたもたとしていられないのだ。

ドイツ1部リーグ第30節

マインツ 0-2 マンシャフト

(得点) 27分 バウアー(マンシャフト)

     77分 バウアー(マンシャフト)

 バウアーは、この試合も評価点8.0をマーク。今まで、これほどの選手がいただろうか。

2021年5月

 コーワン選手が、約束通り試合に起用してくれたことに対して感謝の意を示した。このタイミングで、これまでに断られてきた契約更改を行う。

(契約更改)

 DF コーワン(21) 9000万円→1億5000万円を断られる。これは、まずいか。

 他にも年棒不満が2人いたので、更改することに。

 GK カーワン(25) 1億5000万円から80%増の2億7000万円で契約を2年延長。

 DF モリツ・フォルツ(36) G.ミューレンと並ぶ4億2000万円のクラブ最高額から更に上げろということなのか。まぁ、ここまでマンシャフトで通算543試合に出場していて、欧州通算もあと7試合で100試合だし、長く貢献していることを考えれば妥当なのか。9000万円増の5億1000万円で更改。これ以上は求めないでくれとヴァントが願ったとか願わないとか。だが、彼らの年棒を上げて、欧州頂点を獲れるなら安いものだろう。

 その前にチェルシーとの第2戦に勝たなければならない。チェルシーは準々決勝でも第1戦で1-2と敗れて、第2戦は4-0と大勝して準決勝に駒を進めている。今、まさに同じ状況でマンシャフトは予断を許さない。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2256 ドイツ編

2019-11-02 17:30:00 | 日記

 いよいよ、ヨーロピアンリーグも準決勝。念願の欧州制覇まであと2つだ。欧州を制覇することは世界を制覇するも同然。ヴァントの野望が近いところまで来ているのである。

ヴァント「あと2つ。全てにおいてドイツトップクラスの選手がいるんだ。必ず優勝できる」

 だが、ここでもアクシデントが・・・という程ではないのかもしれないが、リンドバーグが連戦による疲労で出場しない。

「さあ、杉下、君の出番だ。君のスピードは世界でもトップクラスだ。自信を持ってやってきなさい」

 スラマーは杉下の方を軽くポンと叩いた。

「先生・・・。ここまで、クラブに何も貢献できていないが・・・とにかく全力を尽くします」

 スラマーは、少しにこやかな表情で軽く頷いた。

 スラマーの意思とは裏腹に、ヴァントの心境は少し穏やかではない。リンドバーグと杉下の実力差は僅かだが、その僅かが世界の頂点の戦いでは、かなり大きく左右するのだ。それが分かっていても、万全でないリンドバーグよりも準備ができている杉下を入れる方がクラブにとっては、良い結果を残せる確率が高い。

ゼルベルガー(リンドバーグが出れないのは痛いが、長い戦いではこういうこともある。それはともかく、ホームで無失点に抑えれば勝機は十分にある)

 12分、右に大きく流れたボールをベルント・シュナイダーがライン手前で拾ってからクロスを上げる。これをバウアーが高い打点からヘッドでゴールネットを突き刺してマンシャフトが先制。ヴァントもオーナー席で喜びを露わにする。

 だが、チェルシーも18分に左からの絶妙なクロス。カーワンは弾くのが精一杯で、キャッチできない。大きく弾かれたボールをノートラップで放たれたシュートで決められて、あっという間に同点となった。

 27分、マンシャフトはバウアーが右からセンタリング。杉下がダイレクトでシュートを放つが、これはGKロバート・グリーンの正面で、彼の体に当たってゴールならず。

 71分、左サイドで大きく出たボールを追う杉下だが、ボールが伸びすぎたのと、ここまで疲れ切っていたこともあって追い付けなかった。

 72分、モリツ・フォルツに替わってカロツ、杉下もシュバインシュタイガーと交替してベンチに下がった。

杉下(俺は、今回も結果を残せなかった・・・スラマー先生に申し訳ない)

 そんな杉下の心境を察したか、スラマーは暖かく彼を迎え入れた。

スラマー「杉下、君はよくやった。何も恥じることは無い」

 79分、CKでピンチとなり、エリア内に入ったボールはヘッドでゴール右隅へと向かっている。カーワンは何とか腕で弾くが、それでもなおボールはゴールの方へ。

ヴァント「くそっ、入るな!」

 ボールはゴールポストに当たり、ゴールラインギリギリでカーワンが抑えた。これを見た瞬間に安堵の表情を浮かべるヴァント。

 1-1のまま、アディショナルタイムに入る。

ゼルベルガー「我々は、まだボールを持っているんだ。ここで点を取るぞ!」

 ゼルベルガーの激が効いたのかは分からない。いや、効いたと思う。光プレイからバウアーが、ベルント・シュナイダーが何度もボールをキープして、最後はカロツのクロスからヘルミがヘッドでゴールネットを突き刺す。この瞬間、ゼルベルガー監督は右腕を大きく空に突き上げ、ヴァントも両手を高々と突き上げて喜びを爆発させた。

ヴァント「よし、この試合勝てたのは非常に大きい」

ヨーロピアンリーグ準決勝HOME

マンシャフト 2-1 チェルシー

(得点) 12分 バウアー(マンシャフト)

     18分 ガリー・ラングレイ(チェルシー)

     90分 ヘルミ(マンシャフト)

 引き分けで終わらずに勝てたのは大きい。マンシャフトは第2戦、引き分け以上で決勝に進める。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2255 ドイツ編

2019-11-01 17:30:00 | 日記

 ACミランと準決勝を懸けての第2戦。ルンバルトが復帰した今ならマンシャフトが2失点以上喫することは無いはずだが、ヨーロピアンリーグの戦い方を知っている相手だけに勝負は分からない。

 序盤はACミランが押していた。21分にクロスを上げられてコバチェビッチがシュートを放つが、カーワンが正面で抑える。前半アディショナルタイムにゴールラインギリギリの所からリンドバーグがクロスを上げると、これをミューレンがヘッドで叩き付けてゴールを決めた。

ヨーロピアンリーグ準々決勝HOME

マンシャフト 2-0 ACミラン

(得点) 45分 G.ミューレン(マンシャフト)

     50分 リンドバーグ(マンシャフト)

(警告) 85分 クサバ・フェヘール(ACミラン)

 後半にも1点取り、守備では固い守りでACミランを完封。2戦2勝で準決勝進出を決めた。

 リーグ第28節はハンブルクと対戦。かつては苦手な相手だったが、今となっては戦力はマンシャフトが上で普通にやれば勝てる。

 だが、幾度とピンチがあったのは、あんまり相性の良くない相手だからか。1点リードの前半アディショナルタイムでは右からのクロスをフリーのビリヤコフにエリア内まで詰められる。そこをカーワンが抑えて前半を終了。

 2点リードの62分には、右からパスを出されて決定的なピンチ。途中出場のボクツがプレッシャーをかけて、カーワンも飛び出したこともあり、相手選手がシュートをふかして助かった。

ドイツ1部リーグ第28節

ハンブルク 0-2 マンシャフト

(得点) 13分 ルンバルト(マンシャフト)

     58分 バウアー(マンシャフト)

 3連勝で25勝1分2敗、落とした勝ち点は僅かに8だが、2位SCベルリンも勝ち続けていて、勝ち点差は僅かに8しかないから、思ったよりも苦しい戦いが未だに続いている。

 そのSCベルリンを準決勝で下して、決勝へと駒を進めたプライムカップ。対戦相手はシュツットガルトだ。

実況「途中から出場したコーフェン選手、シュートをゴールネットに突き刺しました。これで2-0となり、勝負を決定付けるゴールとなります」

ドイツプライムカップ決勝

マンシャフト 2-0 シュツットガルト

(得点) 17分 バウアー(マンシャフト)

     90分 コーフェン(マンシャフト)

 リンドバーグが2アシストの活躍。マンシャフトは3年ぶり4度目の優勝を果たした。

 まずは1冠獲って、今度は2冠目を取るべく第29節はドルトムントと対戦。連戦続きでクルスカの出場が見送られ、ボクツがスタメンで出場。ルンバルトがボランチに入る。

 0-0で62分、バウアーのスルーパスからミューレンがゴール付近で流し込んで均衡を破る。

ドイツ1部リーグ第29節

マンシャフト 2-0 ドルトムント

(得点) 62分 G.ミューレン(マンシャフト)

     82分 G.ミューレン(マンシャフト)

(警告) 81分 フリンクス(ドルトムント)

 ドルトムントの正GKとなった32歳ベテランのメーヤーから2点を奪ってリーグ4連勝。

 次はヨーロピアンリーグ準決勝で、対戦相手はイングランドリーグのチェルシー。右のFWマリッシュは「サソリの一刺し」と呼ばれる程の鋭いシュートを放ち、左のFWでイタリア代表のリーベは正確性のあるシュートで相手ゴールを脅かす天才レフティだ。バックにはイングランド代表の主将も務めるモーアに、鋭いクロスを供給する右サイドバックのガリー・ネビル。特に球際の争いに強く、的確なタックルでボールを奪う。世界ランクは6位だが、現在イングランドリーグ首位。嵌ればACミランよりも強いかもしれないクラブだ。


プロサッカークラブをつくろう! EU 2254 ドイツ編

2019-10-31 17:30:00 | 日記

 リーグ第26節、相性の良いビーレフェルトには勝っておきたい。

ドイツ1部リーグ第26節

ビーレフェルト 0-2 マンシャフト

(得点) 58分 リンドバーグ(マンシャフト)

     90分 カロツ(マンシャフト)

 苦しみながらも何とか勝ったが、試合途中にベンヤミン・ベルクが負傷。左サイドウイングバックが手薄になった。来月にルンバルトがスランプを脱しないと、ますます厳しい戦いになる。簡単に優勝させたくない悪意的な何かを感じる会長であった。

2021年4月

 もし、ヨーロピアンリーグ準々決勝も勝てば、今月は先月から続けて9試合連続という過酷なスケジュールとなる。ベルクのケガは相当軽く、1週間もすれば治るようだ。そんな中、ルンバルトがようやくスランプから抜け出してくれたのは幸いだ。

 ヨーロピアンリーグ準々決勝の相手はACミランである。1回戦でピレウスを初戦6-0の大勝で下し、2戦目は2-1と辛勝も流してのものだから、凄いとしか言いようがない。世界ランク1位で優勝候補筆頭とここで激突。この大会の大きな山場となりそうだ。

 本来ならスーパーサブのカロツが左サイドウイングバックでスタメン出場する。意外にもカロツは親善試合を除く公式戦で初のスタメン出場だ。

 2分、ヘルミが早くもイエローカードを提示される。

「何だって?! そんな、バカな」

 センターバックの中心が残り1枚で退場という状況で守備の詰めが甘くなって、いきなり厳しい戦いになりそうだ。

 しかし、先制したのはマンシャフトだった。ベルント・シュナイダーのパスからミューレンがダイレクトでゴール左隅に流し込む。

ゼルベルガー(よし、アウェイでの先制は大きい)

 更にバウアーが直接FKを決めて2-0とする。

バウアー(私も、もう28歳。これ以上の成長は見込めないだろう。30を過ぎたら下降するだけだ。今季のチャンスは必ず掴み取る)

 だが、そこはACミラン。最後まで諦めずにマンシャフトゴールを脅かす。

ゼルベルガー(第2戦も考えたら、無失点で抑えるのと1点取られるのでは全然違う。ここは完封しておきたい)

 88分、ACミランはサイドチェンジからチャールズへボールが渡るが、これはオフサイド。

ヨーロピアンリーグ準々決勝AWAY

ACミラン 0-2 マンシャフト

(得点) 16分 G.ミューレン(マンシャフト)

     71分 バウアー(マンシャフト)

(警告)   2分 ヘルミ(マンシャフト)

     70分 クサバ・フェヘール(ACミラン)

 初戦をアウェイで2-0と先勝。ベスト4も見えてきた。

 リーグ27節、ボーフム戦。戦力差を考えても、確実に勝ち点3を取っておきたい相手だ。

 バウアーのPKで先制。27分、ボーフムは左から右へサイドチェンジし、抜け出ていたフェスターが切り込んでシュート。カーワンは弾くのが精一杯でCKになる。

ヴァント(フェスターか・・・ボーフムの中で1人抜け出ているというだけでなく、ドイツでも間違いなくトップクラスの選手だ。彼のような選手がいれば、と言いたいところだが、獲りたいなどと言うとまたロベルトに怒られそうだ)

 フェスターは60分にもラーツにマークに付かれながらもドリブルで進み、ファウルを誘う。

ラーツ(なんて奴だ。これだけプレッシャーをかければボールを取れるはずなのに、スライディングして止めるのがやっとだなんて)

ドイツ1部リーグ第27節

マンシャフト 3-0 ボーフム

(得点) 12分 バウアー(マンシャフト)PK

     45分 バウアー(マンシャフト)

     56分 リンドバーグ(マンシャフト)

(警告)   9分 デクスター・ロットナー(ボーフム)

     41分 モリツ・フォルツ(マンシャフト)

 バウアーは評価点8.5という、フランス編から通じても見たことの無い最高点をマーク。