博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

今回は

2008年02月24日 | 科学
 初めて地元の公共施設、根上総合文化会館でサイエンスカフェを単体で開きました。大学祭やオープンキャンパスのように他の行事に重ねた開催ではなく、カフェ単独の開催だったという意味です。来場者は10人ほどでしたが、カフェの知名度を考えますと最初はこんな感じかなとも思います。  写真は各テーブルでのディスカッション結果の発表の様子です。 . . . 本文を読む

ハイ・ストレンジネスな・・・

2008年02月22日 | SF
 ハイ・ストレンジネスとは「大変奇妙な」といった意味です。  『神は沈黙せず』では、「サイモントン事件」が例に挙げられています(188頁)。  1961年4月18日の朝、米国ウィスコンシン州に住む配管工ジョー・サイモントン氏の自宅の庭に直径9mの銀色の物体が降りてきた。中からイタリア人ぽい(?)3人の男が現れて、水をくれと身振りで訴えてきた。サイモントン氏が水を与えると、お返しに4枚のパンケーキを . . . 本文を読む

合理的な精神

2008年02月21日 | 科学
 「UFOは宇宙人の乗り物である」  この言説は仮説です。まだ実証されていないのですから。将来、何らかの方法や機会が訪れて実証できるかもしれませんし、明確に否定されるかもしれません。  しかし仮説にしても、なぜこのような仮説が生まれてくるのでしょうか。世界で最初にこの仮説を世に知らしめたキーホー少佐の件は、以前このブログに書きました。なぜかその仮説が人気が高いのです。UFO(あくまで未確認飛行物体 . . . 本文を読む

ドラムの中の「私」

2008年02月20日 | SF
 『神は沈黙せず』の詳細な紹介はネタバレになるのであえて避けたいと思います。  本書の主題は、これまでも多くのSF作家によって取り上げられてきました。エドマンド・ハミルトン(本書の重要なモチーフになっている「フェッセンデンの宇宙」とか)、キース・ローマーとか、映画で言えば「マトリックス」ですとか仮想世界物というジャンルすらできるのではないかと思います。そうした中でも本書のような世界観の提示は初めて . . . 本文を読む