福岡市内は今週初めから、曇りという訳でもないのに空が白っぽい色になり、遠方の景色が見えなくなりました。私の住む城南区では区の南部にある油山がよく見えない日が続いています(上の写真です)。大陸からのPM2.5や黄砂の到来でもないようで、不思議に思っていました。地元の西日本新聞の報道によりますと、なんと千キロも離れた遥か彼方の小笠原諸島の火山島西之島の大規模噴火による噴煙の微粒子が太平洋高気圧の淵に沿って九州一円に飛来していることが気象衛星ひまわりの観測で分かったそうです。こういう気象現象を煙霧(えんむ)というそうですが、せっかく長い梅雨があけたのにスカッとした夏空にならず、なんだか残念です。
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