博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

住民は自治権の縮小を選ぶか?

2015年05月23日 | 時事

 「大阪都」構想が住民投票で否決されましたね。そもそも堺市が都構想から離脱した時点で、同構想は有効性を失っていたと思えます。ただ単に大阪市を分割するだけでは自治権の縮小になってしまいます。スコットランドでも、カタロニアでも、チベットでも、ウイグルでも住民は自治権を拡大することは要求しても、積極的に縮小することを要求することはまずありませんから、そもそも無理があったのではないかと思います。

 いろいろ考えてみますと、真の意味で二重行政を解消するには、むしろ大阪府を解体すべきではないでしょうか。大阪市と堺市の2大政令指定都市が大阪府の市町村を府北部は大阪市が、府南部を堺市が統合して「大大阪市」と「大堺市」となり、大阪府を廃止するのです。そこまでしないと2重行政は解消できないのではないでしょうか。こっちの方がはるかに実現が難しそうですが、一応、イギリスの大ロンドン市(Greater London グレーターロンドン)という外国の例ではありますが前例があります。無責任な外野の妄想ではありますが・・・


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