博多住吉通信(旧六本松通信)

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郡司成忠生誕150年記念講演のお知らせ

2010年10月21日 | 科学
 私が会員をしているユーラシア研究所から下記の講演会のお知らせを頂きました。私は当日参加できないので東京在住の方で関心のある方は是非どうぞご参加下さい。
 郡司成忠は日本の北方探検の草分け的存在で、今年生誕150年を迎えます。明治26年に、後に日本人として初めて南極大陸に到達する白瀬中尉と共に千島列島最北端の占守島の学術探査を行い、生態系や殖産、国防等の見地からの評価を行った先覚者です。ちなみに講演者の舟川氏は日露交流史の研究者で郡司成忠の曾孫に当たる方です。
 今、日本では北方領土問題でロシアと係争を抱えていますが、この明治26年頃の日本政府は千島列島の領土保全には余り関心が無く、郡司成忠は海軍大尉の職を投げ打って自費で探検を行ったそうです。

以下、ご案内を転載いたします。

郡司成忠生誕150年記念講演
「幸田露(ろ)伴(はん)の兄、郡司(ぐんじ)成(しげ)忠(ただ)と千島探検」
講師:舟川はるひ氏(郡司成忠曾孫、日露交流史研究家)
日時:11月7日(日)午後2時~4時
会場:すみだ産業会館会議室(錦糸町駅前丸井9階)入場無料 当日会場受付(65名迄)
     
資料展示「幸田露伴と兄、郡司成忠」
郡司成忠が隅田川から千島占守島に出発した時の様子を伝える、錦絵や諸出版物、郡司成忠や父成延が北方の孤島に住む隊員に支援を訴える書簡、自筆の短歌などを展示。また、幸田露伴や幸田文の自筆原稿のほか、明治に活躍した郡司成忠の兄弟の関係資料を展示します。
■展示期間 10月30日(土)~11月28日(日)
*休館日:11月18日
主催 墨田区立緑図書館(緑2-24-5)(3631-4621)

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